『苺ましまろ encore』レビュー：再び訪れる甘酸っぱい青春の日々

苺ましまろ encore - イチゴマシマロ アンコール - の全方位的評測と推薦

■公開メディア

OVA

■原作メディア

漫画

■発売日

2009年01月23日

■発売・販売

・販売元／ジェネオンエンタテインメント

■分数

25分

■話数

2話

■原作

ばらスィー

■監督

佐藤卓哉

■制作

・アニメーション制作／童夢
・製作／苺ましまろOVA2パートナーズ(ジェネオンエンタテインメント、アスキー・メディアワークス、ムービック)

■著作

©ばらスィー／アスキー・メディアワークス／苺ましまろOVA2パートナーズ

■ストーリー

短大生の伸恵、その妹で小学六年生の千佳、千佳の幼馴染で同じく小学六年生の美羽、伸恵と千佳のご近所で小学五年生の茉莉、そして茉莉の同級生でイギリス人のアナ。短大生のお姉ちゃんと小学生四人の女の子たちの何気ない、でもどこかユニークな日常を描く。

※バンダイチャンネルより引用

■解説

お待たせしました、ゆるくて可愛い日常が、またまたOVAで帰ってきます!!
TVアニメ、OVAと2度アニメ化された大人気作「苺ましまろ」が、再びOVAになって復活!ほのぼのとした“彼女たち”の日常を、可愛く描き出します!
また声優陣は、人気・実力を兼ね備えた豪華な5人がメインキャストを努め、オープニング曲も歌唱、こちらも話題必至です!

※Amazon公式サイトより引用

■キャスト

・伊藤伸恵／生天目仁美
・伊藤千佳／千葉紗子
・松岡美羽／折笠富美子
・桜木茉莉／川澄綾子
・アナ・コッポラ／能登麻美子

■メインスタッフ

・企画／関戸雄一(ジェネオンエンタテインメント)、後藤靖彦(アスキー・メディアワークス)、太布尚弘(ムービック)
・原作／「苺ましまろ」ばらスィー(アスキー・メディアワークス刊「月刊コミック電撃大王」連載)
・監督、構成／佐藤卓哉
・キャラクターデザイン、総作画監督／坂井久太
・美術監督、美術設定／大野広司
・メカニック、小物デザイン／渡辺義弘
・色彩設計／馬庭由佳
・編集、撮影監督／田中恒嗣
・美術／大野広司
・デジタル画工処理／田中恒嗣
・テロップワークス／遠藤公祐
・ビデオ編集／キュー・テック　白井基記
・音響効果／中野勝博(サウンドボックス)
・録音調整／根岸信洋
・録音助手／小長谷啓太、武田直城
・録音スタジオ／プロセンスタジオ
・音響制作／マジックカプセル、T&Tスタジオ
・音響制作担当／濱野高年
・アシスタントプロデューサー／小林久美
・宣伝／佐藤輝彦、佐々木健
・タイトルデザイン／里見英樹
・制作担当／加藤幹雄
・プロダクションマネージャ／渡部圭
・音響監督／明田川仁
・音楽／渡辺剛
・音楽制作／ミュージックブレインズ
・オリジナルサウンドトラック盤／ジェネオンエンタテインメント
・プロデューサー／宮川みちよ(ジェネオンエンタテインメント)、梅澤淳(アスキー・メディアワークス)、金庭こず恵(ムービック)
・アニメーションプロデューサー／安西武、西岡大輔
・アニメーション制作／童夢
・製作／苺ましまろOVA2パートナーズ(ジェネオンエンタテインメント、アスキー・メディアワークス、ムービック)

■メインキャラクタ

・伊藤伸恵
短大生の二十歳。ヘビースモーカーでかわいい女の子が大好き。千佳たちを何かと構ってあげている。
・伊藤千佳
伸恵の妹でしっかりものの小学六年生。五人の中では一番の常識人。愛称は「ちぃちゃん」。
・松岡美羽
伊藤姉妹の家の隣に住む小学六年生。何を考えているかわからないトラブルメーカー。伸恵のことが大好き。
・桜木茉莉
近所のお友だちで、気弱でおとなしい小学五年生の女の子。いつも振り回されている。
・アナ・コッポラ
茉莉のクラスに転校してきた外国人(でも英語はしゃべれない)。ひょんなことから彼女たちの仲間入り。

■サブタイトル

・第1話／こんにちは(2009/01/23)
・第2話／またあした(2009/03/25)

■関連作品

・苺ましまろ
・苺ましまろ　プロローグ
・苺ましまろ　OVA

■主題歌・楽曲

・OP1
・苺すぷらっしゅ
・作詞／くまのきよみ
・作曲／渡辺剛
・編曲／渡辺剛
・歌／伸恵(生天目仁美)、千佳(千葉紗子)、美羽(折笠富美子)、茉莉(川澄綾子)、アナ(能登麻美子)

・ED1
・ずっと、ずっと
・作詞／くまのきよみ
・作曲／渡辺剛
・編曲／渡辺剛
・歌／折笠富美子

苺ましまろ encore - イチゴマシマロ アンコール - の詳細な評測

「苺ましまろ encore」は、2009年にOVAとしてリリースされた作品で、原作はばらスィーによる人気漫画「苺ましまろ」です。この作品は、日常のささやかな出来事を描きつつ、キャラクターたちの個性が際立つことで知られています。OVAとして再び登場した「苺ましまろ encore」は、ファンにとって待望の新作であり、既存のファンだけでなく新たな視聴者にも魅力的な内容となっています。

ストーリーとキャラクター

「苺ましまろ encore」のストーリーは、短大生の伸恵と彼女の妹である小学六年生の千佳、千佳の幼馴染の美羽、近所の小学五年生の茉莉、そして茉莉のクラスメートであるイギリス人のアナという5人の女の子たちの日常を描いています。彼女たちの何気ない日常の中で起こる小さな出来事や、彼女たちの個性が交錯する様子が、ほのぼのとした雰囲気と共に描かれています。

伸恵はヘビースモーカーで、かわいい女の子が大好きというキャラクターで、千佳たちを何かと構ってあげるお姉さん的存在です。千佳はしっかり者で、5人の中では一番の常識人であり、愛称は「ちぃちゃん」です。美羽は何を考えているかわからないトラブルメーカーで、伸恵のことが大好きです。茉莉は気弱でおとなしい性格で、いつも振り回されている一方、アナは英語が話せない外国人として登場し、彼女たちの仲間入りを果たします。

これらのキャラクターたちの個性が、日常のささやかな出来事の中でどのように交錯し、どのような化学反応を起こすのかが、この作品の見どころの一つです。特に、伸恵の大人びた視点と、千佳たちの純粋な視点が交差するシーンは、視聴者に新たな発見をもたらします。また、アナの存在は、異文化交流の面白さを描き出しており、彼女のキャラクターが物語に新たな風を吹き込んでいます。

アニメーションと美術

「苺ましまろ encore」のアニメーションは、童夢によって制作されました。キャラクターデザインと総作画監督を担当した坂井久太のもと、キャラクターたちの表情や動きが細やかに描かれています。特に、千佳のしっかり者としての表情や、美羽のトラブルメーカーとしての表情が、視聴者に強い印象を与えます。また、美術監督と美術設定を担当した大野広司のもと、日常の風景がリアルに描かれており、視聴者が物語に没入しやすい環境を作り出しています。

メカニックや小物デザインを担当した渡辺義弘のもと、キャラクターたちが使用する道具や小物が細部までこだわって描かれており、日常のリアリティを高めています。また、色彩設計を担当した馬庭由佳のもと、色彩のバランスが取れており、視聴者の目を楽しませます。編集と撮影監督を担当した田中恒嗣のもと、映像の流れがスムーズで、視聴者が物語に集中しやすい環境を作り出しています。

音響と音楽

「苺ましまろ encore」の音響は、マジックカプセルとT&Tスタジオによって制作されました。音響効果を担当した中野勝博のもと、日常の音がリアルに再現されており、視聴者が物語に没入しやすい環境を作り出しています。また、録音調整を担当した根岸信洋のもと、声優たちの声がクリアに録音されており、キャラクターたちの感情が視聴者に伝わりやすくなっています。音響監督を担当した明田川仁のもと、音響全体のバランスが取れており、視聴者の耳を楽しませます。

音楽は渡辺剛によって制作され、オープニング曲「苺すぷらっしゅ」とエンディング曲「ずっと、ずっと」が、物語の雰囲気を盛り上げています。特に、オープニング曲は伸恵、千佳、美羽、茉莉、アナの5人が歌唱しており、彼女たちの個性が音楽を通じて表現されています。また、エンディング曲は美羽役の折笠富美子が歌唱しており、彼女のキャラクターの魅力を引き立てています。音楽制作を担当したミュージックブレインズのもと、音楽全体のクオリティが高く、視聴者の心を捉えます。

声優と演技

「苺ましまろ encore」の声優陣は、人気と実力を兼ね備えた豪華な5人で構成されています。伸恵役の生天目仁美は、伸恵の大人びたキャラクターをリアルに演じ、視聴者に強い印象を与えます。千佳役の千葉紗子は、千佳のしっかり者としてのキャラクターをリアルに演じ、視聴者に安心感を与えます。美羽役の折笠富美子は、美羽のトラブルメーカーとしてのキャラクターをリアルに演じ、視聴者に笑いを提供します。茉莉役の川澄綾子は、茉莉の気弱でおとなしいキャラクターをリアルに演じ、視聴者に共感を呼びます。アナ役の能登麻美子は、アナの外国人としてのキャラクターをリアルに演じ、視聴者に新たな視点を提供します。

これらの声優たちの演技が、キャラクターたちの個性を引き立て、物語を盛り上げています。特に、伸恵と千佳の姉妹関係や、美羽のトラブルメーカーとしての行動、茉莉の気弱さとおとなしさ、アナの外国人としての視点が、声優たちの演技によってリアルに描かれています。これらの演技が、視聴者に強い印象を与え、物語に没入させる要因となっています。

評価と推薦

「苺ましまろ encore」は、日常のささやかな出来事を描きつつ、キャラクターたちの個性が際立つ作品です。特に、伸恵の大人びた視点と、千佳たちの純粋な視点が交差するシーンや、アナの存在による異文化交流の面白さが、視聴者に新たな発見をもたらします。また、アニメーションや美術、音響や音楽、声優や演技のクオリティが高く、視聴者が物語に没入しやすい環境を作り出しています。

この作品は、既存の「苺ましまろ」ファンだけでなく、新たな視聴者にも魅力的な内容となっています。特に、日常のささやかな出来事や、キャラクターたちの個性に興味がある人にはおすすめです。また、アニメーションや美術、音響や音楽、声優や演技のクオリティにこだわる人にもおすすめです。さらに、異文化交流の面白さに興味がある人にもおすすめです。

「苺ましまろ encore」は、日常のささやかな出来事を描きつつ、キャラクターたちの個性が際立つ作品であり、視聴者に新たな発見をもたらす作品です。ぜひ、この作品を視聴して、日常のささやかな出来事や、キャラクターたちの個性を楽しんでください。また、アニメーションや美術、音響や音楽、声優や演技のクオリティを堪能し、異文化交流の面白さを感じてください。