スナップ財務報告：2022年第2四半期のスナップの収益は11億1,000万ドルで、前年比13％増

自動消滅型メッセージアプリ「スナップチャット」の親会社スナップの株価は、金曜日の終値で39.08％下落し、9.96ドルとなった。同社は昨日、予想を下回る第2四半期の利益と採用ペースの鈍化を発表し、その結果、複数の投資銀行が目標株価を引き下げた。財務報告によると、スナップの第2四半期の調整後1株当たり損失は2セントだったが、市場は1セントの損失を予想していた。売上高は前年同期比13%増の11億1,000万米ドルとなり、市場予想は11億4,000万米ドルであった。世界の1日当たりアクティブユーザー数（DAU）は3億4,700万人で、市場予想は3億4,420万人だった。

スナップは「2022年第2四半期は予想以上に厳しいものとなった」と述べた。同社はまた、「採用ペースと営業経費の増加を大幅に減速させる」計画だと述べた。

一部のアナリストは同社の第2四半期の業績を「非常に残念」と評し、目標株価と格付けを引き下げた。

ベンチマークのアナリスト、マーク・ズグトウィッツ氏は同社の目標株価を20ドルから15ドルに引き下げ、「買い」評価を維持した。エバーコアISIのアナリスト、マーク・マハニー氏は同社の格付けを「アウトパフォーム」から「マーケットパフォーム」に引き下げ、目標株価を26ドルから14ドルに引き下げた。ゴールドマン・サックスのアナリスト、エリック・シェリダン氏はスナップの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を25ドルから12ドルに引き下げた。クレディ・スイスのアナリスト、スティーブン・ジュ氏はスナップの目標株価を45ドルから35ドルに引き下げたが、「オーバーウェイト」の評価は維持した。