カウンターポイント・リサーチ：米国の携帯電話市場の出荷台数は2023年第1四半期に前年同期比17％減少

市場調査会社カウンターポイント・リサーチが発表したレポートによると、 2023年第1四半期の米国の出荷台数は前年同期比で17％減少し、不透明な経済見通しにより消費者は新しいデバイスの購入を延期せざるを得なかった。

添付のレポート情報は次のとおりです。

• AppleのiPhone出荷シェアは2022年第1四半期の49%から53%に増加した。

• サムスンの市場シェアは27%で変わらず。

• モトローラの市場シェアは10%から8%に2パーセントポイント低下した。

• TCLの市場シェアは3%から2%に1パーセントポイント低下した。

• Google Pixelスマートフォンは2%を維持した。

• その他のブランドは9%から8%に1ポイント下落した。

リサーチアナリストのマシュー・オーフ氏は次のようにコメントしている。

インフレは2022年後半から米国のスマートフォン市場に影響を及ぼし始め、特に消費者の可処分所得が少なく価格変動に敏感な低価格帯の市場に影響が及ぶだろう。持続的なインフレと不確実な経済見通しにより、消費者は新しいデバイスの購入を先延ばしにしており、その結果、特にプリペイドセグメントにおいて、アップグレード率が低下し、デバイスの売上が減少しています。

ITホームより