ヴァニタスの手記 第2クール - 深淵の物語と魅力
ヴァニタスの手記の第2クールは、2022年1月15日から4月2日まで放送され、吸血鬼たちの運命と人間との複雑な関係を描いた壮大な物語が続きました。このクールでは、より深いキャラクターの背景や新たな敵対勢力が登場し、視聴者を引き込むストーリーテリングが展開されます。以下では、第2クールの詳細な情報と評価、そしておすすめポイントを紹介します。
放送情報
ヴァニタスの手記 第2クールは、以下の放送局で放送されました。
- TOKYO MX:2022年1月15日~2022年4月2日、毎週土曜 0:00~0:30
- とちぎテレビ:2022年1月15日~2022年4月2日、毎週土曜 0:00~0:30
- 群馬テレビ:2022年1月15日~2022年4月2日、毎週土曜 0:00~0:30
- BS11:2022年1月15日~2022年4月2日、毎週土曜 0:00~0:30
- MBS(毎日放送):2022年1月16日~2022年4月3日、毎週日曜 2:38~3:08
- RCC(中国放送):2022年1月19日~2022年4月6日、毎週水曜 1:27~1:57
- CBCテレビ:2022年1月20日~2022年4月7日、毎週木曜 2:35~3:05
- 北海道放送:2022年1月21日~2022年4月8日、毎週金曜 1:58~2:28
- RKB毎日放送:2022年1月21日~2022年4月8日、毎週金曜 3:00~3:30
- アニマックス:2022年1月22日~2022年4月9日、毎週土曜 22:30~23:00
また、ネット配信も以下のプラットフォームで行われました。
- Amazon プライム・ビデオ:2022年1月15日~、毎週土曜 0:30~配信
- dアニメストア:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- dアニメストア for Prime Video:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- GYAO!:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- バンダイチャンネル:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- Hulu:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- Video Market:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- music.jp:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- ひかりTV:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- FOD:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- U-NEXT:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- アニメ放題:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- ABEMAビデオ:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- ABEMA(リニア配信):2022年1月18日~、毎週火曜 23:30~配信
- ニコニコチャンネル:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- Netflix:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- J:COMオンデマンド:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- TELASA:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- みるプラス:2022年1月18日~、毎週火曜 12:00~配信
- ニコニコ生放送:2022年1月18日~、毎週火曜 23:00~配信
作品概要
ヴァニタスの手記は、望月淳による漫画を原作としたTVアニメシリーズです。19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼と人間の共存を描いたダークファンタジーです。第2クールでは、吸血鬼の青年ノエと自称吸血鬼の専門医ヴァニタスが、呪いの魔導書「ヴァニタスの書」を巡る冒険が続きます。
ストーリー
これは、滅びゆく吸血鬼たちの物語。人間と吸血鬼が存在する19世紀フランス。吸血鬼の青年ノエは、吸血鬼に呪いを振り撒くという魔導書「ヴァニタスの書」を探しにパリへ向かっていた。途上の飛空船の中で、ノエはある事件に遭遇する。その混乱の最中、ノエの前に現れたのは、吸血鬼の専門医を自称する人間ヴァニタスだった。ヴァニタスの手には、ノエが探していた呪いの魔導書「ヴァニタスの書」があり…。二人の出逢いにより、呪いと救いの吸血鬼譚が幕を開ける―
キャスト
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下のキャストが出演しています。
- ヴァニタス:花江夏樹
- ノエ:石川界人
- ジャンヌ:水瀬いのり
- ルカ:下地紫野
- ドミニク:茅野愛衣
- ミハイル:小松未可子
- 蒼月の吸血鬼:朴璐美
- ローラン:河西健吾
- オリヴィエ:前野智昭
- アストルフォ:村瀬歩
- クロエ:釘宮理恵
- ジャン=ジャック:濱野大輝
- ルスヴン:森川智之
- ベロニカ:日笠陽子
- 先生:石田彰
- ダンテ:木内太郎
- ヨハン:遊佐浩二
- リーチェ:久間梨穂
- ネーニア:名塚佳織
- ルイ:島袋美由利
- ムル:小牧未侑
- ロキ:杉山紀彰
- マリア:宮本侑芽
- ジョルジュ:綿貫竜之介
- マルコ:小形満
- シェーヴル:近藤玲奈
- オルロック:山本格
- ノックス:清都ありさ
- マーネ:栗田樹
- リーチェ:久間梨穂
- アメリア:下屋則子
- モロー:堂坂晃三
- ミナ:小牧未侑
- シャルラタン:高橋菜々美
- クロエの父:志村知幸
- ジャン゠ジャクの父:天田益男
- ジャン゠ジャク(少年時代):小市眞琴
- フードの男:松田健一郎
- ジャンヌの母:小牧未侑
- アストルフォの父:濱岡敬祐
- アストルフォの母:竹内絢子
- アストルフォの妹:高橋菜々美
メインスタッフ
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下のスタッフが制作に携わっています。
- 原作:望月淳(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
- 監督:板村智幸
- シリーズ構成:赤尾でこ
- キャラクターデザイン、総作画監督:伊藤嘉之
- サブキャラクターデザイン、総作画監督:中山知世
- プロップデザイン:石橋慎平
- ビジュアルコンセプト、色彩設計:滝沢いづみ
- 監督補佐:三好なお
- 美術デザイン:多田周平
- 美術監督:金井眞悟
- 撮影監督:張盈穎
- 3DCG監督:三宅拓馬
- 編集:松原理恵、白石あかね
- 音楽:梶浦由記
- 音響監督:若林和弘
- 音響効果:倉橋静男(サウンドボックス)、西佐知子(サウンドボックス)
- アニメーション制作:ボンズ
- 製作:「ヴァニタスの手記」製作委員会(アニプレックス、ボンズ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、スクウェア・エニックス、コンテンツシード)
メインキャラクター
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下の主要キャラクターが登場します。
- ヴァニタス:「蒼月の吸血鬼」から名前と魔導書(グリモワール)「ヴァニタスの書」を受け継いだ人間。自称吸血鬼(ヴァンピール)の専門医。目的の為なら手段を選ばないところがあり、周囲を巻き込み翻弄しがち。
- ノエ:「ヴァニタスの書」を探しに、田舎からパリへとやってきた吸血鬼(ヴァンピール)の青年。高い戦闘能力と戦いのセンスを持つ。自分の感情に正直に行動するタイプ。
- ジャンヌ:「業火の魔女」の異名を持つ吸血鬼(ヴァンピール)の少女。美しい容姿とは裏腹に、かつては処刑人(ブロー)として吸血鬼たちに恐れられていた。今はルカの騎士(シュバリエ)。
- ルカ:吸血鬼の女王に次ぐ地位を持つ、礼儀正しい吸血鬼(ヴァンピール)の少年。ジャンヌと行動を共にし、兄を救うために「ヴァニタスの書」を求めている。
- ドミニク:吸血鬼の名門貴族にて異界領主サド侯爵家の娘で、凛々しい佇まいと口調の吸血鬼(ヴァンピール)。ノエとは幼馴染であり、事あるごとに気にかけている。
- ミハイル:もう一つの魔導書(グリモワール)「ヴァニタスの書」を持つ少年。ドクター・モローの研究室で実験体にされており、ヴァニタスを「おにいちゃん」と呼び慕っていた。その後蒼月の吸血鬼によってヴァニタスと共に連れ出され、行動を共にしていたのだが―。
- 蒼月の吸血鬼:不吉の象徴である蒼い満月の夜に生まれ、「ヴァニタスの書」を作ったとされる吸血鬼(ヴァンピール)。ドクター・モローの研究室よりヴァニタスとミハイルを連れ出し、その後2人と生活を共にするようになる。
- ローラン:教会の対吸血鬼部隊、狩人(シャスール)を束ねる隊長の内の1人。「碧玉」を与えられた第6の聖騎士(パラディン)。正義感が強く、感受性が豊かで涙もろい一面も。
- オリヴィエ:聖騎士の1人であり、ローランを「碧玉(へきぎょく)」に推薦した人物。ローランとは付き合いが長い。
- アストルフォ:弱冠15歳で歴代最年少聖騎士(パラディン)になった少年。「柘榴石(ざくろいし)のアストルフォ」と呼ばれ、別名「狩人(シャスール)の問題児」。同じ聖騎士ではあるが、ローランのことは嫌っている。吸血鬼(ヴァンピール)を強く憎んでいる。
- クロエ:ダプシェ侯爵家の「隠された吸血鬼(ヴァンピール)」薄灰色の髪に灰色の青みがかった瞳をもち、幼いジャンヌが「お人形」と表現するほど美しい容姿をしている。一見すると少女のようだが、長い時をジェヴォーダンの地で生きている。
- ジャン=ジャック:クロエと行動を共にする吸血鬼(ヴァンピール)の青年。幼い頃にクロエと出会ってからずっと彼女のことを慕い、城では料理や裁縫など身の回りの世話をしている。愛情ゆえ、クロエを貶めたり邪魔をするものへの敵対意識が強い。
- ルスヴン:元老院の一人として女王陛下に仕えている吸血鬼。ルカの叔父であり後見人も務める。かつて吸血鬼と人間の戦いを終結へと導いた和平の立役者として、彼を英雄と讃える者も多い。
- ベロニカ:異界領主サド侯爵家の娘でドミニクの姉。女王の牙(ビスティア)の一人。激しく人間を嫌っている。
- 先生:ノエの師であり、「ヴァニタスの書」を探すよう手紙を送った人物。
- ダンテ:ヴァニタスがよく使う情報屋の青年。ヴァニタスいわく、金を出せば大抵のことはやるなんでも屋。
- ヨハン:ダンテやリーチェと共に情報屋をしている眼鏡の青年。口調が特徴的。ダンテとリーチェに対してやや過保護気味。
- リーチェ:ダンテやヨハンと共に情報屋をしている眼鏡の少女。歴史学に知識が深く、そのことになると少し早口気味になる。
- ネーニア:ノエがアメリアの記憶の中でシャルラタンのパレードと共に目撃した、吸血鬼の真名(しんめい)を奪い呪持ちの元凶とされる黒い影。その正体の大部分はまだ謎に包まれている。
- ルイ:ドミニクの兄で、ノエの初めての友達。呪持ちだったが故に幼い頃より祖父である先生の城で過ごし、サド家の中では存在しないものとして扱われていた。呪いを発症しノエに襲いかかったところを、先生に首を刎ねられてしまう。
- ムル:ノエが連れている白くてもふもふな猫。オッドアイに首元のリボンがチャームポイント。
メインロボ・アイテム
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下の主要なロボットやアイテムが登場します。
- 「正義の柱(ルイゼット)」:「柘榴石」を与えられた第12の聖騎士(パラディン)・アストルフォが所持する槍のような形状をした武器。
- 「ダム」:人間と吸血鬼の混血=ダムピールを略して呼んだもの。
- Quoi?:フランス語で「何?」の意。
- 世界式の「改竄装置」:教会に禁じられていた「世界式」に関わる研究を極秘に進めていたダプシェ侯爵家が、研究の果てに作り上げた装置。元々はクロエを人間に戻すために始められた研究だった。
- 血を暴く牙(アルシヴィスト):相手の血を吸うことで、吸血対象の記憶を読み取る力を持つ。血を介して記憶を受け継いでいくと言われている。
- 禍名(まがつな)「死を囲うもの(ネーニア)」:吸血鬼の原初たる紅月の吸血鬼・女王ファウスティナの禍名。
- 「神の泪石(かみのるいせき)」:一般的な星碧石(アストルマイト)とは異なり、より純度が高く大きな力を秘めた特別な石。「蒼泪石(そうるいせき)」または「神泪石(しんるいせき)」ともばれている。
- 禍名(まがつな)「氷雪の劇場(ミリー)」:クロエの禍名。自らの記憶を元に作られた白銀の閉鎖空間に閉じこめられ、延々と繰り返される終わりなき演目の中で少しずつ心を壊されていく。さらに、逆演算の式を導いただけでは治癒がかなわないという、厄介な禍名。
- 真名(しんめい)「雪花(せっか)奏でる者」(カノーラス):クロエの真名。
- 真名(しんめい)「雪の果て寄り添う者(アプリクス)」:ジャン=ジャックの真名。
- デセール:フランス語で「食後の甘味」の意。
- 吸血鬼にとっての「双子」:母体からより多くの命を奪うとされる双子は、吸血鬼にとって不吉の象徴とされていた。
- Bienvenue!:フランス語で「ようこそ」の意。
- ヴァニタスの書(ヴァニタスのしょ):蒼月の吸血鬼が作り出したとされる、本の形をした解析機関。特殊なアストルマイトを動力とし、超小型の機械に魔術・錬金術などあらゆる技術を集約させて、世界式への干渉を簡単に行うことができる。蒼月の吸血鬼の眷属のみがこの本を開くことができる。
- 犬型自動人形:ミハイルが従えている犬型の自動人形。
- 「先生」:「前サド侯爵」、「誰もその始まりを知らない」、「誰よりも長く女王陛下のお側に仕えた恐ろしい吸血鬼」、「貌持たざる者」、「サンジェルマン伯爵」と数々の異名を持つ、未だに正体不明の人物。
サブタイトル
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下のサブタイトルが放送されました。
- 第13話(#1)/Forêt d'argent‐邂逅‐(2022/01/15)
- 第14話(#2)/Château de sorciére‐魔女と青年‐(2022/01/22)
- 第15話(#3)/Oiseau et ciel‐ダプシェの吸血鬼‐(2022/01/29)
- 第16話(#4)/Chasse aux vampires‐"獣"‐(2022/02/05)
- 第17話(#5)/Vengeance‐悪夢に触れる手‐(2022/02/12)
- 第18話(#6)/Avec toi‐ふたりぼっち‐(2022/02/19)
- 第19話(#7)/Canorus‐雪の花‐(2022/02/26)
- 第20話(#8)/Mal d'amour‐不治の病‐(2022/03/05)
- 第21話(#9)/Un autre‐傷痕‐(2022/03/12)
- 第22話(#10)/Rencontre‐蒼の夜‐(2022/03/19)
- 第23話(#11)/Pleuvoir‐空知らぬ雨‐(2022/03/26)
- 第24話(#12)/Après la pluie‐彼の願い‐(2022/04/02)
関連作品
ヴァニタスの手記の第2クールに関連する作品は以下の通りです。
- ヴァニタスの手記(第1クール)
- ヴァニタスの手記 スペシャル特番 ~Le chemin parcouru depuis la rencontre~
- ヴァニタスの手記 2クール目放送直前特番 ~En route pour le Gévaudan~
主題歌・楽曲
ヴァニタスの手記の第2クールでは、以下の主題歌と楽曲が使用されました。
- OP1「Your Name」
- 作詞:IWATSUBO KOUDAI
- 作曲:IWATSUBO KOUDAI、吹野クワガタ
- 編曲:IWATSUBO KOUDAI、吹野クワガタ
- 歌:Little Glee Monster
- ED1「salvation」
- 作詞:角田隆太、吉田沙良
- 作曲:角田隆太、吉田沙良
- 編曲:冨田恵一
- 歌:モノンクル
評価と感想
ヴァニタスの手記の第2クールは、視覚的な美しさと深みのあるストーリーテリングで多くの視聴者を魅了しました。特に、キャラクターの成長と人間関係の複雑さが描かれるエピソードは、視聴者に強い印象を与えました。また、吸血鬼と人間の間の緊張感や葛藤がリアルに描かれており、視聴者を物語に引き込む力があります。
アニメーション制作を担当したボンズのクオリティは非常に高く、19世紀のフランスの雰囲気を忠実に再現しています。キャラクターデザインや背景美術の美しさは、視覚的な魅力として評価されています。また、梶浦由記による音楽も物語の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっており、特にオープニングとエンディングの曲は視聴者の心に響きました。
キャラクターの声優陣も素晴らしく、特に花江夏樹のヴァニタス役や石川界人のノエ役は、キャラクターの個性を引き立てる演技を見せてくれました。水瀬いのりのジャンヌ役も、彼女の複雑な感情を巧みに表現しています。
おすすめポイント
ヴァニタスの手記の第2クールをおすすめするポイントは以下の通りです。
- 深みのあるストーリー:吸血鬼と人間の共存をテーマにしたダークファンタジーで、キャラクターの背景や人間関係が深く描かれています。
- 美しいアニメーション:ボンズによる高品質なアニメーションは、19世紀のフランスの雰囲気を忠実に再現しています。
- 魅力的なキャラクター:ヴァニタスやノエを始めとするキャラクターたちは個性的で、視聴者を引きつける魅力があります。
- 感動的な音楽:梶浦由記による音楽は、物語の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。
- 声優の演技:花江夏樹や石川界人、水瀬いのりなどの声優陣の演技は、キャラクターの個性を引き立てています。
ヴァニタスの手記の第2クールは、ダークファンタジーとキャラクターの成長を楽しみたい視聴者におすすめです。吸血鬼と人間の間の緊張感や葛藤をリアルに描いたこの作品は、視聴者に深い感動と興奮を提供してくれることでしょう。 |