なんでここに先生が!? ~意外な展開とキャラクターの魅力に迫るレビュー~

なんでここに先生が!? ~意外な展開とキャラクターの魅力に迫るレビュー~

なんでここに先生が!? - ナンデココニセンセイガ - の全方位的評価と推薦

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2019年04月08日 ~ 2019年06月24日
1:05~

■放送局

TOKYO MX、BS11

■分数

30分

■話数

12話

■原作

蘇募ロウ

■監督

・総監督/金子ひらく

■制作

・アニメーション制作/ティアスタジオ

■著作

©蘇募ロウ・講談社/なんでここに先生が!?製作委員会

■解説

「なんでここに先生が!?」は、場所を問わず巻き起こる、先生と男子高校生によるギリギリ感満載のハプニングの連続を描いた作品です。大人の魅力に溢れた先生たちがみせる様々な表情を知れば知るほど可愛くなる!過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフを楽しむことができます。

■キャスト

・児嶋加奈/上坂すみれ
・佐藤一郎/鈴木崚汰
・松風真由/後藤邑子
・鈴木凛/増田俊樹
・葉桜ひかり/石上静香
・高橋隆/山本和臣
・立花千鶴/山本希望
・田中甲/小林裕介

■メインスタッフ

・総監督/金子ひらく
・監督/所俊克
・キャラクターデザイン、総作画監督/たむらかずひこ
・脚本/高林ユーキ・藤丸悠理
・美術監督/hidehide
・美術設定/椎野隆介
・色彩設計/古川康一
・コンポジットディレクター/みやがわよしかず
・編集/柳圭介
・音楽/吟(BUSTED ROSE)
・音響監督/森下広人
・音響効果/八十正太(スワラ・プロ)
・音響制作/叶音

■メインキャラクタ

・児島加奈
川沼西高校の国語教師。その威圧感から「鬼の児嶋」と呼ばれ生徒に恐れられている。一方でトラブル体質のため佐藤を巻き込みいろんな目に!料理上手で、掃除洗濯など家事全般を率先して行う一面も。実は佐藤の母とは旧知の仲。

・佐藤一郎
川沼西高校3年。様々な場所で児嶋先生と遭遇し、毎回大変な目に遭う普通の高校生。自分の意志をあっさり曲げちゃう流されやすいタイプ。大学には推薦で合格しており、あとは卒業を待つだけとなっている。

・松風真由
川沼西高校の美術教師。優しい性格から「聖母松風」と呼ばれ生徒たちにとても好かれている。大学時代に一目惚れした鈴木が高校に入学してきて年下だと知ったときの驚きは計り知れないものがあったが、好きな気持ちに変化はなかった。

・鈴木凛
川沼西高校2年。文武両道で性格も良いが、その体格の大きさと顔の凶悪さで他の生徒からは恐れられており、友達が中学からの先輩である佐藤しかいない。松風先生のことは一人寂しい時に必ず声をかけてくれる優しい先生として心から尊敬している。

・葉桜ひかり
川沼東高校の体育教師。いたずら好きで自由すぎる性格から「奔放すぎる葉桜」と呼ばれて、生徒たちからあきれられつつも好かれている。隆のことは学校でも「タカ」と呼んでとても可愛がっているが、傍から見るといじめているようにも見えなくない。生徒会顧問の他に水泳部顧問もしている。

・高橋隆
川沼東高校1年。生徒会会計で小さくて顔も中性的。葉桜先生とは家が隣の幼馴染で、学校以外では「ひか姉」と呼んでいる。男らしくなりたいと常に思っていて、身長が高くて男らしい人に憧れがある。

・立花千鶴
川沼東高校の養護教諭。場の空気が一瞬で凍る発言をするため、「絶対零度の立花」と呼ばれている。クールな性格で表情も変わらないため何を考えているかわからないことが多いが、好きな漫画に出てくる保健の先生が生徒と仲良くしているシーンを見て憧れを抱く。

・田中甲
川沼東高校3年。元生徒会長で、高橋と同じ学校の先輩。佐藤と鈴木は中学校が一緒だった。高校卒業までの残り3ヶ月で彼女を作ることを宣言するが、果たして彼女をつくることはできるのだろうか。

■サブタイトル

・第1話/ゴールデンタイムズ、汗尻泉
・第2話/雨宿り、風梨汁
・第3話/よいどれ/大人げ
・第4話/約束
・第5話/聖母in、まん◯ん電車
・第6話/ウキ雨季DAY、ぴぎぃバック
・第7話/ミッション淫ポッシブル、ラブラブお買い物
・第8話/ソウナンですね、キーすとーん
・第9話/Sikin、所YOU権
・第10話/無氷情、シャンパンツ
・第11話/海水慾、挿入洞
・第12話/美ター&吸ィート、おめでた
・第13話/なんでここに先生たちが!?

■主題歌・楽曲

・OP1
・ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡
・作詞/清竜人
・作曲/清竜人
・編曲/清竜人
・歌/上坂すみれ

・ED1
・りんご色メモリーズ
・作詞/吟(BUSTED ROSE)
・作曲/吟(BUSTED ROSE)
・編曲/吟(BUSTED ROSE)
・歌/児嶋加奈(CV.上坂すみれ)、松風真由(CV.後藤邑子)、葉桜ひかり(CV.石上静香)、立花千鶴(CV.山本希望)

■評価と推薦

ストーリーとキャラクター

「なんでここに先生が!?」は、先生と生徒の間で繰り広げられるギリギリのハプニングを描いた作品です。特に、児嶋加奈先生と佐藤一郎の関係性は作品の中心であり、トラブル体質の児嶋先生が佐藤を巻き込んでいく様子はコメディ要素満載で楽しめます。児嶋先生の威圧感と家庭的な一面のギャップも魅力の一つです。また、佐藤一郎の流されやすい性格がトラブルをさらに加速させ、視聴者を笑わせてくれます。

他のキャラクターも個性的で、松風真由先生の優しさや、鈴木凛の文武両道な一面、葉桜ひかりの自由奔放さなど、それぞれが異なる魅力を持っています。特に、松風先生と鈴木凛の関係性は、年齢差を超えた純粋な尊敬と愛情が描かれており、心温まるシーンが多く見られます。また、立花千鶴のクールな性格と内面のギャップも興味深く、彼女の成長や変化を追うのも楽しみの一つです。

アニメーションと演出

ティアスタジオによるアニメーションは、キャラクターの表情や動きが細かく描かれており、特にギリギリのシチュエーションでのリアクションがリアルで面白いです。キャラクターデザインを担当したたむらかずひこ氏のデザインは、各キャラクターの個性をしっかりと表現しており、視覚的に楽しむことができます。また、美術監督のhidehide氏と美術設定の椎野隆介氏による背景や美術も美しく、作品の雰囲気を盛り上げています。

演出面では、所俊克監督のもとで、ギリギリのシチュエーションを最大限に活かしたコメディ演出が見られます。特に、各エピソードのサブタイトルがユニークで、視聴者の興味を引きつける工夫がされています。また、脚本を担当した高林ユーキ氏と藤丸悠理氏のストーリーテリングも巧みで、各エピソードごとに新たなハプニングが繰り広げられ、飽きさせません。

音楽と音響

音楽は吟(BUSTED ROSE)氏が担当しており、作品の雰囲気にマッチした楽曲が多数収録されています。特に、オープニングテーマ「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」は、上坂すみれさんの歌声が印象的で、作品のテーマをしっかりと表現しています。また、エンディングテーマ「りんご色メモリーズ」は、児嶋加奈、松風真由、葉桜ひかり、立花千鶴の4人のキャラクターが歌うことで、作品の世界観をさらに深めています。

音響面では、森下広人氏の音響監督のもと、八十正太氏による音響効果がリアルで、視聴者の没入感を高めています。特に、ギリギリのシチュエーションでの効果音は、笑いを誘うとともに、作品の緊張感を演出しています。また、叶音による音響制作も高品質で、全体的にバランスの取れた音響が楽しめます。

推薦ポイント

「なんでここに先生が!?」は、ギリギリのハプニングを楽しみたい人、個性的なキャラクターが好きな人、笑いを求める人におすすめの作品です。特に、児嶋先生と佐藤一郎の関係性や、各キャラクターの成長と変化を追う楽しみがあります。また、ティアスタジオの美しいアニメーションや、吟(BUSTED ROSE)氏の音楽も見逃せません。さらに、各エピソードごとのユニークなサブタイトルや、ギリギリのシチュエーションでのリアクションも楽しめるので、ぜひ視聴してみてください。

関連情報

「なんでここに先生が!?」は、原作が蘇募ロウ氏による漫画で、講談社から出版されています。アニメ版は、2019年4月8日から6月24日までTOKYO MXとBS11で放送され、各話30分、全12話で構成されています。さらに、総監督は金子ひらく氏、監督は所俊克氏、キャラクターデザインと総作画監督はたむらかずひこ氏が担当しています。

この作品は、ギリギリのシチュエーションを描いたコメディアニメとして人気を博しており、ファンからの評価も高いです。特に、児嶋先生と佐藤一郎の関係性や、各キャラクターの個性が魅力として挙げられています。また、ティアスタジオの美しいアニメーションや、吟(BUSTED ROSE)氏の音楽も見逃せないポイントです。さらに、各エピソードごとのユニークなサブタイトルや、ギリギリのシチュエーションでのリアクションも楽しめるので、ぜひ視聴してみてください。

以上、「なんでここに先生が!?」の全方位的評価と推薦でした。この作品を楽しむことで、ギリギリのハプニングや個性的なキャラクターたちの魅力を感じることができるでしょう。ぜひ、視聴してみてください。

<<:  洗い屋さん! ~俺とアイツが女湯で!?~の魅力と評価

>>:  真夜中のオカルト公務員:深夜の怪奇現象を追う公務員の物語を徹底解剖

推薦する

チャーミーキティ Vol.2の魅力と評価 - チャーミー&フレンズの世界を深掘り

チャーミーキティ Vol.2 チャーミー&フレンズの魅力と評価 サンリオの人気キャラクター、キティち...

Windows 画面録画のショートカット キーの完全な分析 (Windows 画面録画のショートカット キーをマスターし、高品質の画面ビデオを簡単に録画します)

現代のテクノロジー時代において、画面録画は多くの人々の日常の仕事や生活に欠かせないものとなっています...

『Phantom ~Requiem for the Phantom~』の深淵:暗殺者の運命と救済を探る

Phantom ~Requiem for the Phantom~ レビューと推薦 「Phantom...

『花』:みんなのうたの感動を再評価する

『花』 - みんなのうたの名作を振り返る 1962年4月、NHK教育テレビ(現在のNHK Eテレ)で...

魔神英雄伝ワタル 創界山英雄伝説 - 魅力あふれる新たな冒険の評価と感想

魔神英雄伝ワタル 創界山英雄伝説 - 魅力あふれる異世界冒険の始まり ■公開メディア OVA ■原作...

食道がんの手術後に声がかすれるのはなぜですか?大丈夫ですか?

2021年6月25日、TopMDの腫瘍学分野のブランド患者教育コラム「名医に会おう」の第90回患者...

『機神咆吼 デモンベイン』の魅力と評価:必見のメカアニメ

機神咆吼 デモンベイン - キシンホウコウ デモンベイン - の全方位的評測と推薦 ■公開メディア ...

『ダンまちⅡ』レビュー:冒険と出会いの続編は期待を超えるか?

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか Ⅱ』の魅力と評価 『ダンジョンに出会いを求める...

麦芽糖なしでピーナッツキャンディーを作っても大丈夫ですか?ピーナッツキャンディーを作るのに、麦芽糖の代わりに何を使えばいいですか?

ピーナッツキャンディーが人気のある種類のキャンディーであることは誰もが知っています。作り方は簡単で、...

Kenshoo: モバイル広告収入は現在、Facebookの全世界の広告収入の大部分を占めている

Facebook、モバイル広告クリックにさらに料金を請求ユーザーと広告主の両方の観点から見て、Fac...

「efficus この想いを君に…」レビュー:感動のストーリーとキャラクターの魅力

『エフィカス この想いを君に…』の魅力と評価 1998年にOVAとしてリリースされた『エフィカス こ...

vivo ロック画面の時間設定の詳細な説明 (vivo 携帯電話のロック画面の時間設定方法をマスターし、携帯電話の体験を簡単にパーソナライズします)

現代社会において、携帯電話は人々の生活に欠かせないツールとなっています。通常、携帯電話のセキュリティ...

子宮腺筋症を怖がらないでください!妊娠の希望はまだあるかもしれない

ある夫婦は大学卒業後、北京で一緒に懸命に働きました。若い頃は生活のプレッシャーから子供を持つことがで...