真夜中のオカルト公務員：深夜の怪奇現象を追う公務員の物語を徹底解剖

真夜中のオカルト公務員 - マヨナカノオカルトコウムイン -

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2019年04月08日 ～ 2019年06月24日
0:30～

■放送局

TOKYO MX、BS11

■分数

30分

■話数

12話

■原作

たもつ葉子

■監督

渡邊哲哉

■制作

・アニメーション制作／ライデンフィルム

■著作

©2019 たもつ葉子／KADOKAWA／「真夜中のオカルト公務員」製作委員会

■ストーリー

フツーの公務員になったはずなの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、
東京23区全ての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。

その仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的現象の解決。

先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

■キャスト

・宮古　新／福山　潤
・榊　京一／前野智昭
・姫塚セオ／入野自由
・仙田礼二／遊佐浩二
・狩野一悟／櫻井孝宏
・琥珀／土岐隼一
・ユキ／山本和臣

■メインスタッフ

・原 作／たもつ葉子(KADOKAWA「コミックNewtype」連載)
・監 督／渡邊哲哉
・シリーズ構成／樋口達人
・助監督／大石康之
・オカルト考証／三輪清宗
・キャラクターデザイン／伊藤依織子
・アナザーデザイン／伊藤依織子　鈴木勘太
・プロップデザイン／伊藤依織子　江上夏樹
・美術設定／青木智由紀　 イノセユキエ　泉　寛
・美術監督／三原伸明
・色彩設計／小野寺笑子
・撮影監督／田村 仁　姫野めぐみ
・編 集／吉武将人
・音響監督／鶴岡陽太
・音響効果／山谷尚人
・音 楽／Evan Call
・アニメーション制作／ライデンフィルム

■メインキャラクタ

・宮古　新
新宿区役所「夜間地域交流課」の新人社員。22歳。
人ならざる者の存在を信じていなかったが、採用試験の『細工』に引っかかり、配属される。
自分で気づかぬうちに「砂の耳」という特殊能力をもっていた。

・榊　京一
新宿区役所「夜間地域交流課」の業務リーダー。28歳。
酒と女が大好きな元ホストだが、仕事は真面目に取り組んでいる。

・姫塚セオ
新宿区役所「夜間地域交流課」職員。38歳。
一見女性に見まごう中性的な容姿を持つ元イギリス人。

・仙田礼二
新宿区役所「夜間地域交流課」課長。37歳。
セオと同期。

・狩野一悟
東京都庁「夜間文化環境局」職員。
狩野一家は東洋魔術書の類ならば大概揃えているといわれる古くからの陰陽師の家系。

・琥珀
新のことを「清明」と呼んでつきまとうアナザー。
黒く長い髪の毛と金色に光る獣の目を持つ。

・ユキ
青い目をした白い猫で、しっぽが二本ある。
新の実家の蔵にすみついていて、幼少期の新とよく一緒に遊んでいた。

■サブタイトル

・第1話／新宿上空の天狗と天使(2019/04/08)
・第2話／神楽坂の白い猫又(2019/04/15)
・第3話／琥珀の瞳のトリックスター(2019/04/22)
・第4話／歌舞伎町の定点観測(2019/04/29)
・第5話／都庁展望室の異世界エレベーター(2019/05/06)
・第6話／悪魔と喪失感(2019/05/13)
・第7話／喪失感と絶望の証明(2019/05/20)
・第8話／老いたコヨーテと星降る庭(2019/05/27)
・第9話／幽霊団地の夢魔(2019/06/03)
・第10話／白い繭と青い炎(2019/06/10)
・第11話／砂の耳と新人の根性(2019/06/17)
・第12話／新宿区夜間地域交流課(2019/06/24)

■主題歌・楽曲

・OP
・dis-communicate
・期間／1〜12
・作詞／福山潤、松井洋平
・作曲・編集／eba
・歌／福山潤
・ED
・約束のOverture
・期間／1〜12
・作詞／shungo.
・作曲・編集／高木龍一
・歌／土岐隼一

真夜中のオカルト公務員 - 詳細な評測と推薦

「真夜中のオカルト公務員」は、2019年に放送されたアニメシリーズで、原作はたもつ葉子の同名漫画です。この作品は、東京23区の区役所に存在する「夜間地域交流課」を舞台に、宮古新という新人公務員がオカルト現象を解決する物語です。以下では、この作品の魅力や特徴、そして推薦ポイントについて詳しく解説します。

ストーリーと設定

「真夜中のオカルト公務員」のストーリーは、非常にユニークで魅力的です。主人公の宮古新は、普通の公務員として働くつもりでしたが、採用試験の「細工」に引っかかり、夜間地域交流課に配属されます。この課の仕事は、人ならざる者やオカルト現象と関わることであり、宮古新は先輩の榊京一やオカルトマニアの姫塚セオと共に、夜な夜な出勤して様々な事件を解決していきます。

この設定は、現実世界とオカルト世界が交差する面白さを描いており、視聴者を引き込む力があります。特に、東京の各地域に潜むオカルト現象を解決するというコンセプトは、都市伝説や怪談好きの人々にとって非常に魅力的です。また、各話ごとに異なるオカルト現象が登場するため、毎回新鮮な驚きと興奮を提供してくれます。

キャラクター

この作品のキャラクターは、個性的で魅力的です。主人公の宮古新は、最初はオカルトを信じていなかったものの、特殊能力「砂の耳」を持っていることが判明し、成長していく姿が描かれます。彼の純粋さや努力は、視聴者に共感を呼びます。

榊京一は、酒と女が好きな元ホストという設定で、仕事に対しては真面目に取り組む姿勢が魅力的です。彼の軽いノリと真剣な一面のギャップが、視聴者を楽しませます。姫塚セオは、オカルトマニアという設定で、彼の知識や行動が物語に深みを与えています。また、仙田礼二や狩野一悟などのサブキャラクターも、各々の背景や能力が描かれており、物語を豊かにしています。

特に、琥珀というキャラクターは、宮古新に「清明」と呼びつきまとう存在で、彼の黒く長い髪と金色に光る獣の目が印象的です。ユキという二本のしっぽを持つ白い猫も、宮古新の幼少期の友人として重要な役割を果たします。これらのキャラクターが織りなす人間関係や成長が、物語の魅力を高めています。

アニメーションと音楽

「真夜中のオカルト公務員」のアニメーションは、ライデンフィルムによる制作で、クオリティが非常に高いです。キャラクターデザインは伊藤依織子が担当し、各キャラクターの個性がしっかりと表現されています。また、オカルト現象や異世界の描写もリアルで美しく、視覚的な魅力が満載です。

音楽も、この作品の魅力を引き立てています。オープニングテーマ「dis-communicate」は福山潤が歌っており、彼の力強い歌声が作品の雰囲気を盛り上げます。エンディングテーマ「約束のOverture」は土岐隼一が歌っており、優しいメロディが物語の感動を引き立てます。Evan CallによるBGMも、各シーンの雰囲気をしっかりと演出しています。

推薦ポイント

「真夜中のオカルト公務員」は、以下のポイントで推薦できます。

1. **ユニークな設定とストーリー**: 現実世界とオカルト世界が交差する設定は、視聴者を引き込む力があります。各話ごとに異なるオカルト現象が登場し、毎回新鮮な驚きと興奮を提供してくれます。

2. **魅力的なキャラクター**: 個性的で魅力的なキャラクターが多く登場し、彼らの成長や人間関係が物語を豊かにしています。特に、宮古新の純粋さや努力、榊京一のギャップ、姫塚セオの知識などが視聴者に共感を呼びます。

3. **高品質なアニメーションと音楽**: ライデンフィルムによる高品質なアニメーションと、Evan Callによる美しいBGM、福山潤と土岐隼一による主題歌が、作品の魅力を引き立てています。

4. **都市伝説や怪談好きにおすすめ**: 東京の各地域に潜むオカルト現象を解決するというコンセプトは、都市伝説や怪談好きの人々にとって非常に魅力的です。

5. **成長と友情の物語**: 宮古新の成長や、彼と先輩たちとの友情が描かれており、感動的な物語を楽しむことができます。

結論

「真夜中のオカルト公務員」は、ユニークな設定と魅力的なキャラクター、高品質なアニメーションと音楽が融合した、非常に魅力的な作品です。都市伝説や怪談好きの人々だけでなく、成長や友情の物語を楽しみたい人々にもおすすめです。この作品を視聴することで、新たな驚きと感動を体験することができるでしょう。