『グレンラガン パラレル ワークス2』:多元宇宙の魅力とクリエイターの創造性
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、2010年5月26日に発売されたOVA作品であり、GAINAXと中島かずきによる原作を基にしたアニメオリジナルのプロジェクトです。この作品は、7組のクリエイターが「多元宇宙」をキーワードに、グレンラガンのパラレルワールドを描き出すという斬新な試みで注目を集めました。以下では、この作品の詳細な情報と魅力を紹介し、さらにその背景や関連作品についても触れていきます。
作品概要
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、40分の1話構成で、アニプレックスから発売され、販売は(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが行っています。監督は今石洋之、制作はGAINAX、製作はテレビ東京、電通、アニプレックス、KDE-Jが担当しています。著作権はGAINAX・中島かずき、アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通、および劇場版グレンラガン製作委員会に帰属しています。
ストーリー
遥かな未来、人々は地中に穴を掘って家を造り、家畜を飼いながら、時折起きる地震と落盤に怯えながら生活していました。そんな村の一つ、ジーハ村で、少年シモンは村を広げるための穴掘り作業中に、不思議に光る小さなドリルを見つけます。一方、シモンの兄貴分であるカミナは、村の上に「地上」があると信じ、グレン団というチンピラグループを率いて天井を突き破って外へ出ようとしていました。ある日、地震と共に村の天井が崩れ、巨大なロボットが落ちてきます。カミナは「やっぱり地上はあった!」と確信し、ロボットに立ち向かおうとします。その時、地上から巨大なライフルを持った少女ヨーコが現れ、ロボットを追ってきたことを明かします。ピンチの中、シモンは以前地中から掘り出した顔だけの謎のロボットを見せます。これが物語の始まりであり、シモン、カミナ、ヨーコの冒険が始まるきっかけとなります。
解説
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、7組のクリエイターがそれぞれの視点からグレンラガンの世界を描き出すプロジェクトです。前作『グレンラガン パラレル ワークス』と同様に、岩崎琢氏による劇中BGMを使用した作品に加え、新たにBGMや新作キャラクターソングを制作した作品も含まれています。これにより、前作以上に多様な作品を楽しむことができます。完全生産限定版には、新作音源を収録した特典CDや豪華B5サイズブックレットなど、ファンにはたまらない特典が満載です。グレンラガンの世界はまだまだ終わらず、新たな魅力を引き出しています。
キャスト
主要キャラクターの声優は以下の通りです。
- シモン:柿原徹也
- カミナ:小西克幸
- ヨーコ・リットナー:井上麻里奈
- ニア・テッペリン:福井裕佳梨
- ヴィラル、ココ爺:檜山修之
- リーロン・リットナー:小野坂昌也
- ロシウ・アダイ:斎賀みつき
- ギミー・アダイ、レイテ・ジョーキン:本田貴子
- ダリー・アダイ、ブータ:伊藤静
- キタン・バチカ:谷山紀章
- キヨウ・バチカ(キヨウ・リットナー):佐藤利奈
- キノン・バチカ:植田佳奈
- キヤル・バチカ:阿澄佳奈
- ダヤッカ・リットナー:中村大樹
- キッド・コイーガ:近藤隆
- アイラック・コイーガ、アーテンボロー・コアチッチ:桐井大介
- ゾーシィ・カナイ:川上貴史
- ジョーガン・バクサ、ガバル・ドッカー:四宮豪
- バリンボー・バクサ:堂坂晃三
- マッケン・ジョーキン:神永レオ
- テツカン・リットナー、ギンブレー・カイト:水島大宙
- シベラ・クトー:寺田はるひ
- シャク村長:玄田哲章
- ジョー:小杉十郎太
- マギン、20年後のロシウ:中田譲治
- ナキム:間宮くるみ
- マオシャ:下屋則子
- 副官:東地宏樹
- 螺旋王ロージェノム:池田成志
- チミルフ:梁田清之
- アディーネ:根谷美智子
- シトマンドラ:陶山章央
- グアーム:川久保潔
- エピローグのシモン(ナレーション):菅生隆之
- アンチスパイラル:上川隆也
メインスタッフ
作品の制作には以下のスタッフが関わっています。
- 原作:GAINAX
- 監督:今石洋之
- 副監督:大塚雅彦
- シリーズ構成:中島かずき
- キャラクターデザイン:錦織敦史
- メカデザイン:吉成曜
- 美術監督:平間由香(スタジオ美峰)
- 色彩設計:高星晴美
- 撮影監督:山田豊徳
- 編集:植松淳一
- 音響監督:なかのとおる
- 音楽:岩崎琢
- プロデューサー:山川典夫(テレビ東京)、笹田直樹、鎌形英一
- スーパーバイザー:松尾英児
- アニメーション制作:GAINAX
- 製作:テレビ東京、電通、アニプレックス、KDE-J
- 参加クリエイター:林明美、劇団イヌカレー、西垣庄子、小竹歩、道解慎太郎、山口智、佐伯昭志、阿部慎吾、すしお
メインキャラクター
『グレンラガン パラレル ワークス2』では、以下の主要キャラクターが登場します。
本編1~2部まで
- シモン:この物語の主人公。無口で職人気質なため変わり者扱いされているが、穴掘りの達人としてジーハ村の住人達からは一目置かれている。表に出ることは苦手で、兄貴と慕うカミナの背後に控えている方が性に合う。穴掘りの最中に小さなドリルを見つけたことが、彼の運命を大きく変えていく…。
- カミナ:情熱的で野心にあふれるチームリーダー的存在。むやみにロマンを追い求めるどこか能天気な性格だが、同時に人を強く惹きつける魅力もある。シモンの兄貴分であり、性格の全く違う二人だが、絶妙のコンビネーションで立ちふさがる敵や困難にぶちあたって行く。身体中に彫られたタトゥー(イレズミ)が特徴。
- ヨーコ:巨大なライフルを常に手放さない美少女スナイパー。シモンとカミナに危機を救われたのをきっかけに、行動を共にするようになる。過酷な地上で生き抜いてきただけあって、同年代のシモンと比べてかなりシビア。内気で世間知らずのシモンを子どもあつかいする。それでも時折、年相応の幼さや脆さが見え隠れする。
- リーロン:ヨーコと同じリットナー村出身でメカニック担当。後にシモンたちと行動を共にするようになる。達観しているかのように常に冷静で客観的。腕利きのメカニックで、ラガンをはじめとするガンメンの整備を一手に引き受ける。グレン団の頭脳にして解説役でもある。
- ヴィラル:地上に出た人間を殲滅する任をおびた謎の獣人。ガンメン「エンキ」に搭乗する。ガンメン乗りとしての腕前は高く、カミナやシモンを苦しめる。
- ダヤッカ:リットナー村のリーダー。村を襲うガンメン軍団に対し、村人を率いて抵抗している。きわめて常識的で真面目。
- キタン:獣人ハンター「黒の兄弟」のリーダーにして長男。短気で血の気の多さはカミナ以上?性格的にカミナと張り合うことも多し。
- キヨウ:「黒の兄弟」の一員で長女。ヨーコもしのぐナイスバディの持ち主。
- キノン:「黒の兄弟」の一員で次女。のんびりした性格で常にマイペース。メガネがチャームポイント。
- キヤル:「黒の兄弟」の末っ子。キタンの影響か、言葉使いがちょっと乱暴。
- ロシウ:旅の途中で出会う少年。年の割に分別くさく、大人びた発言をする。
- ギミー&ダリー:ロシウの村に住む双子。ギミーはやんちゃな男の子、ダリーは引っ込み思案な女の子。
- ココ爺:霧の中をさまようグレンラガンの前に現れ、温泉旅館にいざなった謎の老人。その後なぜかグレン団に加わることに。
- ニア:シモンがコンテナの中より発見する少女。全くの世間知らずだが、他の人間にはない高貴さをも兼ね備えている。彼女の存在はグレン団に何をもたらすのか!?
- 大グレン団:それぞれ各地で獣人たちに対抗していたが、カミナたちの活躍を耳にして続々と集まってきた。
- チミルフ:「怒涛のチミルフ」の二つ名を持つ螺旋王四天王の一人。移動要塞型ガンメン・ダイガンザンを賜っている。その姿にたがわぬ豪快な武人。
- アディーネ:螺旋王四天王の一人「流麗のアディーネ」。サソリの尾を持つ女性型の獣人。性格は残忍にして苛烈。要塞型ガンメン・ダイガンカイとカスタムガンメン・セイルーンを拝領している。
- シトマンドラ:螺旋王四天王の一人「神速のシトマンドラ」。孔雀のような羽を持った美丈夫だがかなりナルシストなところも。空中要塞ガンメン・ダイガンテンを螺旋王より拝領している。
- グアーム:螺旋王四天王の一人「不動のグアーム」。アルマジロのような姿の獣人だが、そのコミカルな姿とは裏腹で非常に狡猾。螺旋王とは古い付き合いらしく、時折不遜な台詞を口にすることもあり、シトマンドラすら一目おく存在。
- ロージェノム:王都テッペリンに居を構え、獣人を従える王。姿は全くの人間そのものだが…。なぜ獣人をつかって人間を地中においやるのか、その目的は謎に包まれている。
- ブータ:ジーハ村で飼われているブタモグラの子供で、シモンのペット。グレン団で非常食料にされかける…なんてことも!?
本編3~4部まで
- シモン:王都テッペリン改めカミナシティに設立された新政府の総司令官に就任。公務に忙殺される日々をおくる。気弱で幼かった少年の面影は残しつつも、表情や外見は男らしく成長している。
- ニア:シモンやグレン団の仲間たちと共にカミナシティで生活している。幼かった彼女も7年の間で美しい女性に成長。が、料理の腕のほうはどうやら…?
- ヨーコ:新政府設立の際、就任を要請された役職を蹴り新天地を求め旅立つ。今、彼女はどこにいるのか…?
- リーロン・リットナー:新政府の科学局長官に就任。月面探査用ロケットガンメンなどを開発するなど、相変わらずの日々を送っている。
- ヴィラル:テッペリン攻略戦で行方不明になっていた後、ゲリラとして新政府に対抗する人々に協力していた。単にシモンへの復讐とは思えない行動の裏に隠された真意は?
- ダヤッカ・リットナー:新政府で食料局局長に就任。テッペリン攻略戦のあとキヨウと結婚、幸せな家庭を築いている。
- キタン・バチカ:新政府の法務局局長に就任。血の気の多さは相変わらずのようだが、同時に今の立場に息苦しさも感じている模様。近々叔父さんになるらしい。
- キヨウ・リットナー:黒の兄弟の長女。テッペリン攻略戦のあと、ダヤッカと結婚。幸せな家庭を築いている模様。17話で娘を出産
- キノン・バチカ:黒の兄弟の次女。新政府でロシウ補佐官の秘書をつとめる。のんびりした性格はすっかりなりを潜め、人を寄せつけない厳しい表情をするようになった。
- キヤル・バチカ:黒の兄弟の三女。テッペンリン攻略戦後、ダヤッカ家に居候している模様。妊婦のキヨウをフォローしつつ、家事手伝いをしている。
- ロシウ・アダイ:カミナシティにおいて、シモン総司令官の補佐に就任。聡明さは7年前と変わらず、少々尺定規な性格は時折シモンを辟易させることも。その性格ゆえに無責任に平和を謳歌する、かつての仲間たちを苦々しく感じている。
- ギミー・アダイ:テッペリン攻略戦の頃は幼い少年だったギミーも今では新政府防衛隊に所属。新型ガンメン・グラパールのエースパイロットとして活躍している。
- ダリー・アダイ:ギミーと共にグラパール隊に所属。射撃の腕は超一流で、ギミーのよきパートナー。
- ココ爺:テッペリン攻略戦後の7年間で実は羊獣人(シーブス)と判明。相変わらず何を考えているのかわからないが、恭しくニアに仕えている。
- ギンブレー&シベラ:ロシウ補佐官をサポートする若い秘書官。新世代のエリートで、心酔するロシウ以外のグレン団の面々を軽蔑している素振りも。
- 大グレン団:テッペリン攻略戦に生き残った彼らも新政府の役職についたり、別の仕事に従事したりとカミナシティでそれぞれの生活を営んでいる。
- マッケン&レイテ夫妻:テッペリン攻略戦後に結婚。今では3人の子持ちで、カミナシティで修理工場を営んでいる。
- ロージェノムヘッド:ロシウが極秘裏にロージェノムの遺伝子情報から頭脳だけを蘇らせた生体コンピューター。その口から語られる「世界の真実」とは?
- メッセンジャー・ニア:地上の人間が100万人を超えた時、ニアが覚醒したもう一つの姿。これまでの彼女の面影はなく、「アンチスパイラルの使い」と称し人類殲滅を図る。
- ブータ:シモンの相棒ともいえるブタモグラ。普通なら大きくなっているはずだが、彼は子供のままらしい?
メインロボ・アイテム
『グレンラガン パラレル ワークス2』では、以下の主要なロボットやアイテムが登場します。
本編1~2部まで
- ラガン:シモンが掘削作業中に掘り当てた謎のロボット。コアドリルに反応し起動するようだが…?シモンの精神的な起伏によりその能力が左右される。カミナの搭乗するグレンと合体することで「グレンラガン」となる。
- グレン:物語序盤、カミナが敵から強奪し、以降搭乗するガンメン。ブーメランにもなる巨大なサングラスがポイント。シモンの乗るラガンと合体し、「グレンラガン」となる。
- グレンラガン:シモンのラガンとカミナのグレンが合体したメカ。数々の敵のガンメンと戦ってゆく。序盤からの主要ロボットとなる。
- エンキ:ヴィラルの搭乗するガンメン。部隊長機らしく、他の獣人の乗るガンメンとは一線を画している。体の各部に武器を内蔵している。
- ガンメン:ジーハ村に落下し、シモンたちを襲う巨大メカ。地上には様々な種類のガンメンが存在するらしい…?
- エンキドゥ:グレンラガンに兜をもぎ取られたエンキを改修・パワーアップしたヴィラルのガンメン。兜の代わりに取り付けられた「エンキラッガー」も武器になるらしい?
- キングキタン:「黒の兄弟」のキタンが獣人から強奪して自分専用にしたガンメン。操縦者のキタンの性格と鋭角なフォルムが相まって超攻撃的。
- ダヤッカイザー:リットナーのダヤッカが鹵獲して搭乗しているガンメン。砲撃を主体とした中距離支援型。
- ダイガンザン:移動要塞型ガンメン。螺旋王四天王が一人「怒涛のチミルフ」の旗艦で、その大きさと圧倒的な火力で他を凌駕する。果たしてグレンラガンに勝機はあるのか?
- 大グレン団ガンメン:大グレン団のメンバーが搭乗するガンメン。乗り手の性格を象徴するような、個性豊かなフォルムのガンメンばかり。
- ビャコウ:チミルフが搭乗するカスタムガンメン。武器である槍による攻撃はまさに必殺の一撃を誇る。
- セイルーン:アディーネ専用カスタムガンメン。蝶のような巨大なウィングが特徴で、2本のムチを自在に操る。巨大なサソリ型に変形する。
- ダイガンカイ:四天王「流麗のアディーネ」の要塞型ガンメン。甲殻類のような形状で水中を高速で移動することができる。
- ダイグレン:奪取したダイガンザンを改修した大グレン団専用要塞型ガンメン。船体の色をはじめ、ラガンインパクトで破壊された艦橋部分などが変わっている。
- ゲンバー:グアーム専用カスタムガンメン。角は自在に伸び縮みし、腕にある穴からは鋭い針が飛び出し捕らえた対象を串刺しにすることができる。変形すると巨大な「顔」になる。
- シュザック:飛行機関<トビダマ>を搭載し、空中を自在に飛び回る。両腕は多関節で伸縮させることができる。
- ダイガンテン:四天王「神速のシトマンドラ」の飛行要塞空母型ガンメン。格納庫に飛行ガンメンを多数配備している。
- ダイガンド:四天王「不動のグアーム」の難攻不落要塞型ガンメン。回転することでフィールドを形成しテッペリンを守護する鉄壁の要塞。
- ラゼンガン:螺旋王ロージェノムの専用ガンメン。フォルム・技などグレンラガンに類似した部分を多く持っている。
- エンキドゥドゥ:ヴィラルの「エンキドゥ」をさらに改修したカスタムガンメン。四本の腕から繰り出す剣技はグレンラガンを圧倒するか!?
- デカブツ:王都テッペリンの正体で、雲を突き抜けるほどの巨大なガンメン。その頂点には螺旋王ロージェノムの玉座があるという。
本編3~4部まで
- グレンラガン:7年前のテッペリン攻略戦で受けたダメージも回復し、新政府のシンボルとなっている。ラガンの機能に関しては相変わらず不明な点が多いらしい。
- グラパール:新政府がグレンラガンをもとに開発した量産型グレンラガン。従来のガンメンより扱いやすくなっている。
- グラパール(ギミー機):ギミー専用の青いグラパール。基本性能は量産機と同等。ハンドガン、ブレードなどを装備。
- グラパール(ダリー機):ダリー専用グラパール。基本性能は量産機と同等。前に突出しがちなギミーのバックアップにまわることが多い。
- ムガン:地上の人間が100万人に達した時、突如飛来したアンチスパイラルの尖兵。不安定な構造をしており、破壊すると細かく分裂し爆散する。
- アークグレン:カミナシティ地下で発見された超弩級スペースダイガン。30万はいるシティおよび、近隣の住人を収容できるほど巨大。ロージェノムの遺産であり、ロシウはこれで地球脱出を図るが…。
- 上級ムガン:ムガンよりもさらに大きいムガン。大きさだけでなく攻撃力・防御力・爆散時の破壊力も桁違い。下に多数のムガンをぶら下げている。
- キングキタン(スピンバリアー弾装備ver.):対アンチスパイラル用にスピンバリアー弾を装備したキングキタン。他にもレイテによって出力系などに大幅な改良が加えられている。
- ダヤッカイザー(スピンバリアー弾装備ver.):対アンチスパイラル用にスピンバリアー弾を装備したダヤッカイザー。ヨーコが搭乗する。
- 大グレン団(対アンチスパイラル仕様):対アンチスパイラル用にレイテによって大幅な改良が加えられた大グレン団のガンメン。大気圏外での活動も可能になった。
- キョムガン・クウムガン:最上級クラスのムガン。宇宙に脱出を図ったアークグレンを待ち受けていた。
- アークグレンラガン:グレンラガンとアークグレンが合体して誕生した超弩級ガンメン。その拳の一撃は次元をも突き破る!
- 超銀河ダイグレン:アンチスパイラルによって月に偽装されていた超々弩級ダイガン。もとはロージェノムの旗艦「カテドラル・テラ」。ギガコアドリルによりコントロールを取り戻し、新たに大グレン団の旗艦となる。
- スペースキングキタン:超銀河ダイグレン内で生産された、超大型ガンメン。中にガンメン用の操縦席があり、キングキタンで操縦する。
- スペースダヤッカイザー:宇宙用超大型ガンメン。ヨーコがダヤッカイザーで操縦する。長距離砲だけでなく、腕・脚部にミサイルポッドなどを装備している。
- スペースガンメン:宇宙用超大型ガンメン。全て超銀河ダイグレン内で生産されたもの。
- アンチスパイラル艦隊:アンチスパイラル率いる巨大艦隊。その圧倒的な数とワープ能力で大グレン団を翻弄する。
- 超銀河グレンラガン:超銀河ダイグレンが変型し、誕生した超絶螺旋 超弩級ガンメン。
サブタイトル
『グレンラガン パラレル ワークス2』には以下の7つのサブタイトルが含まれています。
- #1/林明美/The sense of Wonder(2010/05/26)
- #2/劇団イヌカレー/オレノ×××ハウチュウヒトツ(2010/05/26)
- #3/西垣庄子/さよならダイグレン(2010/05/26)
- #4/小竹歩・道解慎太郎/BIG BUILDING(2010/05/26)
- #5/山口智/キヤルのマジカルタイム、三分前。(2010/05/26)
- #6/佐伯昭志・阿部慎吾/ガンメンシンフォニア(2010/05/26)
- #7/すしお/キタンゼロ(2010/05/26)
関連作品
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、以下の関連作品と深いつながりがあります。
- 天元突破グレンラガン
- 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
- 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇
- グレンラガン PARALLEL WORKS
- キラメキ☆ヨーコBOX Pieces of sweet stars
- 天元突破グレンラガン OVA 第5.5話
- 天元突破グレンラガン 6話 解放版
主題歌・楽曲
『グレンラガン パラレル ワークス2』では、以下の楽曲が使用されています。
- IN1:The sense of Wonder
- IN2:オレノ×××ハウチュウヒトツ
- IN3:さよならダイグレン
- IN4:BIG BUILDING
- IN5:キヤルのマジカルタイム、三分前。
- IN6:ガンメンシンフォニア
- IN7:キタンゼロ
評価と推薦
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、多元宇宙というコンセプトを活かしたクリエイターの創造性が光る作品です。各クリエイターが独自の視点で描くグレンラガンの世界は、ファンにとって新たな魅力と驚きを提供します。特に、岩崎琢氏の劇中BGMや新作キャラクターソングは、作品の雰囲気をさらに引き立てています。また、完全生産限定版の豪華特典も見逃せません。グレンラガンのファンだけでなく、アニメやロボットものが好きな人にもおすすめできる作品です。
この作品は、シモン、カミナ、ヨーコといった主要キャラクターの成長や葛藤を描きつつ、多彩なガンメンやロボットのバトルシーンも楽しめるため、視覚的にも非常に満足感があります。さらに、物語の背景や世界観を深く掘り下げたエピソードも含まれており、シリーズ全体をより理解するための重要なピースとなっています。
『グレンラガン パラレル ワークス2』は、シリーズのファンにとっては必見の作品であり、新たな視点からグレンラガンの世界を楽しむことができます。OVAという形式ながらも、40分というボリュームで濃密な内容を詰め込んでおり、視聴後の満足感は非常に高いです。ぜひ、他の関連作品と併せて鑑賞し、グレンラガンの多元宇宙を堪能してください。 |