『後宮の烏』:謎多き烏妃の物語とその魅力
『後宮の烏』は、白川紺子によるライトノベルを原作としたTVアニメシリーズで、2022年10月1日から12月24日まで放送されました。この作品は、後宮の奥深くに住む謎多き烏妃・寿雪の物語を中心に、皇帝高峻との出会いから始まる歴史を覆す「秘密」を描いています。以下では、この作品の詳細な情報と魅力を紹介します。
■公開メディア
TVアニメシリーズ
■原作メディア
ライトノベル
■放送期間
2022年10月01日 ~ 2022年12月24日
■TV放送
- TOKYO MX 2022年10月1日~2022年12月24日(1回~13回)毎週土曜 23:30~0:00
- とちぎテレビ 2022年10月1日~2022年12月24日(1回~13回)毎週土曜 23:30~0:00
- 群馬テレビ 2022年10月1日~2022年12月24日(1回~13回)毎週土曜 23:30~0:00
- BS11 2022年10月1日~2022年12月24日(1回~13回)毎週土曜 23:30~0:00
- AT-X 2022年10月2日~2022年12月25日(1回~13回)毎週日曜 21:30~22:00
- 関西テレビ放送 2022年10月3日~2022年12月26日(1回~13回)毎週月曜 2:29~2:59
■ネット配信
- Amazon Prime Video 2022年10月1日~(1回~13回)毎週土曜 24:00~(単独最速先行)
- Netflix 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- dアニメストア 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- dアニメストア for Prime Video 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- dアニメストア ニコニコ支店 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- U-NEXT 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- アニメ放題 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- ABEMAプレミアム 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- バンダイチャンネル 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- Hulu 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- FOD 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- GYAO! 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- ニコニコチャンネル 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- ひかりTV 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- ビデオマーケット 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- music.jp 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- GYAO!ストア 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- TVer 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 12:00~
- ニコニコ生放送 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 22:00~
- TELASA(見放題プラン) 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 24:00~
- J:COMオンデマンド メガパック 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 24:00~
- auスマートパスプレミアム 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 24:00~
- milplus 見放題パックプライム 2022年10月4日~(1回~13回)毎週火曜 24:00~
■放送局
・放送/TOKYO MX、BS11
■分数
30分
■話数
13話
■原作
・原作/白川紺子後宮の烏・集英社オレンジ文庫
■監督
・監督/宮脇千鶴
■制作
・制作/BN Pictures ・製作/「後宮の烏」製作委員会(アニプレックス、集英社、バンダイナムコピクチャーズ、ムービック、トーハン、丸井グループ、BS11、関西テレビ放送)
■著作
©白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会
■ストーリー
後宮の奥深くに住んでいる、妃でありながら夜伽をしない特別な妃・烏妃(うひ)。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。烏妃の名は寿雪(じゅせつ)。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという。時の皇帝・高峻(こうしゅん)は、ある依頼のため寿雪の元を訪れる。二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……。
■解説
孤独な烏妃(うひ)の知られざる正体とは——シリーズ累計発行部数120万部を突破。原作・白川紺子が描く中華幻想譚、ここに開幕。
■キャスト
・柳 寿雪/水野朔 ・夏 高峻/水中雅章 ・衛青/八代拓 ・九九/高野麻里佳 ・温螢/島﨑信長 ・淡海/岡本信彦 ・衣斯哈/平田真菜 ・雲 花娘/上田麗奈 ・星星/杉山里穂 ・安 蕙蘭、西 婉琳/釘宮理恵 ・左丘 曜/大塚芳忠 ・薛 魚泳/杉田智和 ・封 宵月/石田彰 ・羽衣/茶風林 ・寿雪の母/中原麻衣 ・樂 冰月/江口拓也 ・明珠公主/元吉有希子 ・封 一行/小形満 ・琴 恵瑤/金元寿子 ・謝妃/川澄綾子 ・夏 高峻(少年時代)/小市眞琴 ・雲 永徳/杉崎亮 ・郭皓/斉藤壮馬 ・小翠、班鶯女/貫井柚佳 ・蘇 紅翹/小松奈生子 ・炎帝/佐々木義人 ・皇太后/勝生真沙子 ・李 秋容/杉山里穂 ・阿繡/小島幸子 ・三の妃/山根綺 ・葉 倩城/市ノ瀬加那 ・羊 十娘/白石晴香 ・衛青の母/櫻井浩美 ・史顕/畠中祐 ・康覧/鳥海浩輔 ・史顕(少年時代)/藤原夏海 ・愈 依薩/南真由 ・阿繍/小島幸子 ・昌 黄英/石見舞菜香 ・桂子/仲村かおり ・何 明允/荒井勇樹 ・恵瑤の兄/白石兼斗 ・徐成/天海由梨奈 ・乞伏 士畢/白石兼斗 ・琴 孝敬/上田燿司 ・薛 魚泳(少年時代)/Lynn ・麗娘(少女時代)/井上ほの花 ・ナレーション/井上喜久子
■メインスタッフ
・原作/白川紺子『後宮の烏』(集英社オレンジ文庫) ・監督/宮脇千鶴 ・シリーズ構成/大島里美 ・キャラクター原案/香魚子 ・キャラクターデザイン/竹内進二 ・小物設定/中村ユミ ・美術設定/河野次郎 ・美術監督/中村典史 ・色彩設計/歌川律子 ・撮影監督/渡辺有正 ・編集/白石あかね ・音響監督/明田川仁 ・音楽/橘麻美 ・制作/BN Pictures ・製作/「後宮の烏」製作委員会(アニプレックス、集英社、バンダイナムコピクチャーズ、ムービック、トーハン、丸井グループ、BS11、関西テレビ放送)
■メインキャラクタ
・柳 寿雪(りゅう じゅせつ) 当代の烏妃。夜明宮(やめいきゅう)で人と関わることなく暮らしている。不思議な術を使う、謎多き孤高の存在。 ・夏 高峻(か こうしゅん) 廃太子だった過去を持つ、即位間もない若き皇帝。 ・衛青(えいせい) 高峻に絶対的な忠誠を誓う宦官。 ・九九(じうじう) 飛燕宮(ひえんきゅう)の元宮女。明るく素直で世話好きな性格。現在は夜明宮で寿雪の侍女をしている。 ・温螢(おんけい) 高峻に仕える宦官。衛青の命で寿雪の護衛担当となる。 ・淡海(たんかい) 高峻に仕える宦官。情報収集が得意。 ・衣斯哈(いしは) 飛燕宮(ひえんきゅう)の少年宦官。少数部族の出身。 ・雲 花娘(うん かじょう) 鴛鴦宮(えんおうきゅう)の妃。高峻の幼馴染でもある。 ・星星(しんしん) 寿雪のそばにいる金色の鶏。
■メインロボ・アイテム
・後宮(こうきゅう) 皇帝の妃たちが住む宮中の奥御殿。夜明宮のほか、鴛鴦(えんおう)宮、鵲巣(じゃくそう)宮、泊鶴(はっかく)宮、飛燕(ひえん)宮がある。皇帝の妃として選ばれた娘たちが住んでいるが、夜明宮だけは例外である。 ・夜明宮(やめいきゅう) 前王朝の時代から存在する奥御殿。皇帝の意思とは関係なく、その宮の妃は選ばれる。なぜそのような宮が存在するのか、烏妃とは何者なのか。宮廷が管理する歴史書にも記録は残っていない。 ・大家(たーちゃ) 皇帝に対する呼称。 ・幽鬼(ゆうき) 未練を残し、楽土へと渡ることのできなかった者の魂が変じた姿。 ・楽土(らくど) 死後、魂が辿り着くと考えられている場所。 ・烏妃(うひ) 女神である烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)に仕えていた巫婆(みこ)の末裔。 ・欒一族(らんいちぞく) 高峻の祖父、炎帝によって滅ぼされた前王朝の一族。その髪は皆、美しい銀髪である。夏王朝から捕殺令が出されて、皆殺しにされた。 ・夏王朝(かおうちょう) 炎帝が欒一族を滅ぼし、新たに興した王朝。炎帝が亡くなった後、皇太后による悪政がはびこっていたが、廃太子にされていた高峻が政権を奪還した。現皇帝は高峻である。 ・花笛(はなぶえ) 冬の終わりに、死者を弔うために軒先に吊るしておく笛。春の訪れを告げる風と共に死者が還り、笛を鳴らすといわれている。 ・招魂(しょうこん) 烏妃が使う術の一つ。楽土に渡った魂を一度だけ呼び寄せることができる。 ・泊鶴宮(はっかくきゅう) 四の位の妃が住む宮。 ・鶴妃(かくひ) 泊鶴宮に住む妃の呼称。 ・星烏廟(せいうびょう) 烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)を祀る建物。 ・冬官(とうかん) 烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)に仕えている神祇官の呼称。 ・夜游神(いぇいうしぇん) 明るい光を嫌い、闇に紛れてひとをさらうといわれている神。 ・夏の王(なつのおう) 血族の男子によって代々受け継がれ、政(まつりごと)を司る男王。とある代の夏の王・淞(しょう)が、冬の王である綏(すい)を殺したことをきっかけに、夏の王と冬の王の軍勢が対立し、国は荒廃してしまった。 ・冬の王(ふゆのおう) 烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)から力を授かり祭祀を司る巫女王。神託によって幼い少女が無作為に選ばれた。綏(すい)が殺されて以降、長い間烏漣娘娘は沈黙し、冬の王は現れなかった。 ・阿妹(あーめい) 年下の若い女性を親しみを込めて呼ぶときの呼称。 ・阿姐(あーじぇ) 年上の若い女性を親しみを込めて呼ぶときの呼称。 ・飛燕宮(ひえんきゅう) 四の位(泊鶴宮)より下位の妃嬪たちが住む宮。 ・燕夫人(えんふじん) 飛燕宮に住む妃の呼称。 ・反魂(はんごん) 死者の魂を呼び戻し、生き返らせること。 ・想夫香(そうふこう) 百合のような香りのする、想い人のために薫く香。 ・童喀基(とおんかぢ) 哈彈(はたん)族の言葉で、『友』を意味する呼びかけの言葉。 ・烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん) 冬の王(烏妃)を選び、神託と力を授ける女神。新月の夜にのみ烏妃の体から抜け出し、夜游神(いぇいうしぇん)として徘徊する。 ・鵲巣宮(じゃくそうきゅう) 三の位の妃が住む宮。 ・鵲妃(じゃくひ) 鵲巣宮(じゃくそうきゅう)に住む妃の呼称。 ・鴇耳坊(ほうじぼう) 宮妓(きゅうぎ)や宮廷楽人が控えている場所。 ・鵐帮(うーぱん) 歌舞音曲の遊芸人の集まり。 ・絲羽(しう) 弔いに用いる紙で作った鳥の羽根のこと。 ・雛児(ちうる) 見習いのこと。 ・幽宮(かくれのみや) はるか海の向こうにあるとされている神の棲む国。 ・鳥部(とりべ) 梟と烏に仕えている鳥の名称。神同士で戦うときは、鳥部(とりべ)の羽を使用しないとダメージを与えることができない。 ・梟(ふくろう) 烏の兄。幽宮(かくれのみや)で葬者部(はふりべ)という首切り役人の役目を担っていた。 ・烏(からす) 梟の妹。幽宮(かくれのみや)に流れ着く死者の魂を導く岬部(みさきべ)の役割を担っていたが、死者にそそのかされ魂を送り返し蘇らせてしまい、流罪となった。
■サブタイトル
・第一話/翡翠(ひすい)の耳飾り 前篇(2022/10/01) ・第二話/翡翠(ひすい)の耳飾り 後篇(2022/10/08) ・第三話/花笛(はなぶえ)(2022/10/15) ・第四話/雲雀公主(ひばりひめ)(2022/10/22) ・第五話/懐刀(ふところがたな)(2022/10/29) ・第六話/夏の王、冬の王(2022/11/05) ・第七話/玻璃(はり)に祈る(2022/11/12) ・第八話/青燕(あおつばめ)(2022/11/19) ・第九話/水の聲(こえ)(2022/11/26) ・第十話/仮面の男(2022/12/03) ・第十一話/布石(ふせき)(2022/12/10) ・第十二話/兄妹(きょうだい)(2022/12/17) ・第十三話/想夫香(そうふこう)(2022/12/24)
■主題歌・楽曲
・OP1 ・MYSTERIOUS ・作詞/薔薇園アヴ ・作曲/薔薇園アヴ ・編曲/女王蜂、塚田耕司 ・歌/女王蜂 ・弦編曲/美央
・ED1 ・夏の雪 ・作詞/岩井郁人、krage ・作曲/岩井郁人 ・編曲/岩井郁人 ・歌/krage
『後宮の烏』の魅力と評価
『後宮の烏』は、その独特な世界観と深みのあるストーリー展開で多くの視聴者を引きつけました。以下では、この作品の魅力と評価について詳しく解説します。
魅力的なキャラクター
本作の最大の魅力は、個性豊かなキャラクターたちです。特に主人公の烏妃・寿雪は、謎多き存在でありながら、その孤独と強さが視聴者の心を捉えます。寿雪の不思議な術や彼女を取り巻く秘密は、物語に深みを与えています。また、若き皇帝・高峻の成長や、彼を取り巻く宦官たちの人間関係も見逃せません。衛青の忠誠心や九九の明るさ、温螢の護衛としての役割など、各キャラクターが物語を盛り上げています。
美しいビジュアルと音楽
『後宮の烏』は、美しいビジュアルと音楽も大きな魅力です。BN Picturesによる制作は、後宮の豪華さや夜明宮の神秘的な雰囲気を巧みに表現しています。また、OPテーマ「MYSTERIOUS」やEDテーマ「夏の雪」は、物語の雰囲気をさらに引き立てています。特に、女王蜂の力強い歌声とkrageの優しいメロディーは、視聴者の心に深く響きます。
深遠なストーリー
本作のストーリーは、歴史と幻想が交錯する中華幻想譚として描かれています。寿雪と高峻の出会いから始まる物語は、次第に大きな「秘密」を暴く展開へと進んでいきます。欒一族の滅亡や夏王朝の歴史、烏漣娘娘の神話など、様々な要素が絡み合いながら物語が進むため、視聴者はその深遠さに引き込まれます。また、各エピソードのサブタイトルも物語の展開を示唆しており、視聴者の興味を引きつけます。
評価と推薦
『後宮の烏』は、原作のファンだけでなく、アニメファンからも高い評価を受けています。特に、キャラクターの魅力や美しいビジュアル、深遠なストーリー展開が評価されています。また、原作の世界観を忠実に再現しつつ、アニメならではの表現力で新たな魅力を引き出している点も高く評価されています。
この作品を推薦する視聴者層としては、歴史や幻想をテーマにした物語が好きな人、美しいビジュアルと音楽を楽しみたい人、深みのあるキャラクターとストーリーを求める人におすすめです。また、原作のファンにとっても、アニメ化された『後宮の烏』は新たな視点から物語を楽しむことができるでしょう。
結論
『後宮の烏』は、謎多き烏妃・寿雪の物語を通じて、歴史と幻想が交錯する中華幻想譚を描いた作品です。個性豊かなキャラクター、美しいビジュアルと音楽、深遠なストーリー展開が視聴者の心を捉え、高い評価を受けています。この作品は、歴史や幻想をテーマにした物語が好きな人、美しいビジュアルと音楽を楽しみたい人、深みのあるキャラクターとストーリーを求める人におすすめです。ぜひ、『後宮の烏』を視聴して、その魅力を体感してください。 |