RAINBOW 二舎六房の七人：青春と友情の感動ストーリーを徹底評価

RAINBOW 二舎六房の七人 - レインボウニシャロクボウノシチニン

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2010年04月06日～ 2010年09月28日

■TV放送

日本テレビ(NTV)　2010年4月6日～2010年9月28日(1回～26回)毎週火曜　24:59～25:29
中京テレビ(CTV)　2010年4月16日～2010年10月8日(1回～26回)毎週金曜　26:59～27:29
札幌テレビ(STV)　2010年5月26日～2010年11月17日(1回～26回)毎週水曜　25:34～26:04
読売テレビ(YTV)　2010年6月28日～2010年12月20日(1回～26回)毎週月曜　26:47～27:17
日テレプラス　2010年10月22日～2011年4月22日(1回～26回)毎週金曜　25:30～26:00

■ネット配信

バンダイチャンネル　2010年4月2日～2010年10月1日(1回～26回)毎週金曜　12:00～更新※(2話以降は日本テレビから3日遅れで配信)

■放送局

日本テレビ、日テレプラス、バンダイチャンネル

■分数

30分

■話数

26話

■原作

安部譲二、柿崎正澄

■監督

神志那弘志

■制作

アニメーション制作/マッドハウス
企画制作/日本テレビ
製作著作/バップ

■著作

■ストーリー

再来年の夏は…みんなでシャバにいてェよな。
昭和30年。罪を犯し「湘南特別少年院」・二舎六房に堕ちた水上真理雄(通称マリオ)たち6人の少年。
ケンカ、リンチが繰り返される毎日の中、彼らは同房にいた年上の桜木六郎太(通称アンチャン)の教えを胸に、不条理と向き合い、強く生きていく―――

■解説

昭和30年。罪を犯し「湘南特別少年院」・二舎六房に入れられる事となった6人の少年達。喧嘩やリンチなどが絶えない毎日の中で、彼らは同房にいた年上の"アンチャン"こと桜木六郎太の教えを胸に、不条理と向き合い強く生きていく。
原作は、安部譲二・柿崎正澄が手掛け、22巻で総計330万部のヒット作である同名作品。2005年には第51回小学館漫画賞を受賞している。
戦後間もない泥臭さの残る昭和30年代という時代を乗り越えていく七人を、丁寧に描いていくヒューマンドラマだ。

※マッドハウス公式サイトより引用

■キャスト

水上真理雄/小栗旬
小池節子/貫地谷しほり
桜木六郎太/小山力也
前田昇/朴?美
野本龍次/藤原啓治
横須賀丈/羽染達也
遠山忠義/黒田崇矢
松浦万作/脇知弘
石原/石井康嗣
リリィ/山像かおり
横須賀メグ/豊口めぐみ
ナレーション/林原めぐみ

■メインスタッフ

原作/安部譲二、柿崎正澄(小学館ヤングサンデーコミックス刊)
監督/神志那弘志
シリーズ構成/高屋敷英夫
キャラクターデザイン/菊池愛
総作画監督/菊池愛、高橋美香
美術監督/清水友幸
撮影監督/増元由紀大
色彩設計/堀川佳典
編集/寺内聡
音楽/髙見優
音響監督/三間雅文
プロデューサー/中谷敏夫、田村学
アニメーション制作/マッドハウス
企画制作/日本テレビ
製作著作/バップ

■メインキャラクタ

水上真理雄(みなかみ　まりお)
通称「マリオ」。通称の由来は名前の「真理雄」から。殺人未遂で入所。仲間のためなら誰であろうと体を張る鉄火肌な男で、悪く言えば短気な性格。
桜木六郎太(さくらぎ　ろくろうた)
通称「アンチャン」。通称の由来はみんなのアンチャンから。米兵暴行傷害で入所。「二所六房」の先輩。釈放目前であるが、ある理由で塀の中に封じ込められている。夢はボクシング世界チャンプになり、父親と5人の兄を亡くしながらも自分を育ててくれた母親へ親孝行すること。
松浦万作(まつうら　まんさく)
通称「キャベツ」。通称の由来は右肩の岩牡丹の刺青がキャベツに見えることから。暴行傷害、飲酒等不良行為で入所。頭の回転が鈍い、優しすぎる大食いの怪力男。
野本龍次(のもと　りゅうじ)
通称「バレモト」。通称の由来は座右の銘?である「「バレ」て「モト」モト」から。詐欺横領、置き引きで入所。父親が満州で戦死し終戦後の混乱が原因で人間不信に陥ったが、仲間や他人のおかげで救われる。
前田昇(まえだ　のぼる)
通称「スッポン」。通称の由来は武器が自分の歯で噛み付いて離さない(スッポンみたいに)ところから。多額窃盗累犯で入所。ヒロシマに投下された原爆により孤児となる。背が低く、頭部に10円ハゲがある。口が上手い根っからの商売人で、大金持ちになる夢を持つ。普段はキャベツやバレモトとつるんでおり、特にバレモトとは家族ぐるみの付き合いに至っている。
遠山忠義(とおやま　ただよし)
通称「ヘイタイ」。通称の由来は「兵隊」になるという夢から。暴力行為・不法監禁で入所。怒らせると怖い任侠気質の風貌を持つ硬派の大男。「兵隊」になるという明確な夢を持っている。
横須賀丈(よこすか　じょう)
通称「ジョー」。通称の由来は名前の「丈」から。暴行傷害、不純異性交遊で入所。混血児。幼少時に母親の手で妹と共に混血児のための孤児院の門前に置き去りにされそこで育つが、優れた容姿のせいで女性院長に目をつけられて性的虐待を受ける。入所後に妹が養父に引き取られ、長らくお互いの行方を知らないまま離れ離れだったが、後に再会。
小池節子(こいけ　せつこ)
看護婦。塀の中から脱出したメンバーを匿った。また、アンチャンの恋人でもあった。後にマリオに想いを寄せられて一度は受け入れるが、直後に彼の元を去る。

■サブタイトル

CRIME 1/After the rain(2010/04/06)
CRIME 2/Fugitive(2010/04/13)
CRIME 3/Distrust(2010/04/20)
CRIME 4/Dissolve(2010/04/27)
CRIME 5/Someday…(2010/05/04)
CRIME 6/Truth(2010/05/11)
CRIME 7/Determination(2010/05/18)
CRIME 8/Freedom(2010/05/25)
CRIME 9/Lament(2010/06/01)
CRIME 10/Vengeance(2010/06/08)
CRIME 11/Showdown(2010/06/15)
CRIME 12/Promise(2010/06/22)
CRIME 13/Recollect(総集編)(2010/06/29)
CRIME 14/Revenge(2010/07/06)
CRIME 15/Annoyance(2010/07/13)
CRIME 16/Hidden(2010/07/20)
CRIME 17/Parting(2010/07/27)
CRIME 18/Unbreakable(2010/08/03)
CRIME 19/Reunion(2010/08/10)
CRIME 20/Vocation(2010/08/17)
CRIME 21/Blinded(2010/08/24)
CRIME 22/Emergence(2010/08/31)
CRIME 23/Chance(2010/09/07)
CRIME 24/Desperate(2010/09/14)
CRIME 25/Independence(2010/09/21)
CRIME 26/Over the rainbow(2010/09/28)

■主題歌・楽曲

OP1
- We're not alone
- 作詞/Masato
- 作曲/Y.K.C、Masato
- 歌/coldrain
ED1
- A FAR-OFF DISTANCE
- 作詞/Sho
- 作曲/Syu
- 歌/GALNERYUS

RAINBOW 二舎六房の七人 - レインボウニシャロクボウノシチニン評測と推薦

「RAINBOW 二舎六房の七人」は、2010年に放送されたTVアニメシリーズで、安部譲二と柿崎正澄による同名の漫画を原作としています。この作品は、昭和30年代の日本を舞台に、罪を犯した少年たちが「湘南特別少年院」の二舎六房で過ごす日々を描いたヒューマンドラマです。以下では、この作品の魅力や評価、そして推薦ポイントについて詳しく解説します。

ストーリーの魅力

「RAINBOW 二舎六房の七人」のストーリーは、少年院という厳しい環境の中で生きる少年たちの成長と友情を描いています。主人公の水上真理雄（マリオ）をはじめとする6人の少年たちは、ケンカやリンチが日常茶飯事の少年院で、年上の桜木六郎太（アンチャン）の教えを胸に、不条理と向き合いながら強く生きていきます。この物語は、戦後間もない昭和30年代の日本という時代背景を巧みに取り入れ、少年たちの苦悩や希望をリアルに描き出しています。

特に印象的なのは、各キャラクターのバックストーリーです。マリオは殺人未遂で入所し、仲間のためなら誰であろうと体を張る熱血漢です。一方、アンチャンは米兵への暴行傷害で入所し、ボクシング世界チャンプになる夢を抱いています。キャベツ、ヘイタイ、スッポン、バレモトといったキャラクターも、それぞれに深い過去と夢を持っており、彼らの成長と変化が物語を豊かにしています。

キャラクターの魅力

この作品の最大の魅力は、個性豊かなキャラクターたちです。マリオの短気で熱血な性格、アンチャンの冷静さと指導力、キャベツの優しさと怪力、ヘイタイの任侠気質、スッポンの商売上手さ、バレモトの詐欺師としての才能など、各キャラクターが持つ特色が物語を盛り上げます。また、看護婦の小池節子やマリオの妹のリリィなど、少年院外のキャラクターも重要な役割を果たし、物語に深みを与えています。

声優陣も豪華で、小栗旬がマリオ、小山力也がアンチャン、貫地谷しほりが小池節子を演じるなど、各キャラクターの個性を引き立てる演技が光っています。特に小山力也のアンチャンの声は、少年たちの心の支えとなる存在感をしっかりと表現しています。

制作の質

「RAINBOW 二舎六房の七人」は、マッドハウスによるアニメーション制作で知られています。キャラクターデザインは菊池愛が担当し、昭和30年代の雰囲気をリアルに再現した美術監督の清水友幸の仕事も見事です。音楽は髙見優が担当し、劇中の緊張感や感動を引き立てるBGMが印象的です。また、OP曲「We're not alone」を歌うcoldrainや、ED曲「A FAR-OFF DISTANCE」を歌うGALNERYUSの楽曲も、物語の世界観にマッチしています。

評価と推薦ポイント

「RAINBOW 二舎六房の七人」は、原作漫画が22巻で総計330万部を売り上げ、第51回小学館漫画賞を受賞したヒット作です。アニメ版もその原作の魅力をしっかりと引き継ぎ、さらに映像化することで新たな感動を生み出しています。この作品は、少年たちの成長と友情を描いたヒューマンドラマとして、幅広い世代に推薦できる作品です。

特に、以下のような視聴者に推薦します：