聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～ レビュー：壮大な物語の始まり

聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～ の全方位的評測と推薦

■公開メディア

劇場

■原作メディア

漫画

■公開日

2004年02月14日 ～ 0000年01月01日

■配給会社

東映

■分数

83分

■話数

1話

■原作

車田正美

■監督

山内重保

■制作

・制作／東映アニメーション
・製作／「聖闘士星矢」製作委員会(東映アニメーション、集英社、東映、バンダイ、バンダイビジュアル)

■著作

©車田正美／集英社・東映アニメーション

■ストーリー

冥王ハーデスとの死闘により力を失い、抜け殻となった星矢。だが、アテナの姉にしてオリンポス十二神<月の女神アルテミス>は、神に抗った星矢を葬り去ろうと、３人の天闘士を送り込む。しかし彼らの前に、沙織が立ちはだかり、アテナとしての地位を捨て、アルテミスに地上世界を受け渡すことを条件に星矢の命を救うのであった。地上世界を支配したアルテミスは、汚れた人類を滅ぼそうとし、一方、女神の力を失った沙織は自らの血を流し人類を守ろうとする。その時、動くはずのない星矢の指が動いた!星矢は、地上世界と沙織を守るため、這いずるように聖域へと向かう。紫龍、氷河、瞬、一輝らもアテナの元へと向かうが、その行く手に天闘士たちが現われる。満身創痍になりながらも戦う星矢たち。やがてその前に、アルテミスだけでなく、アテナの兄にしてオリンポスの神もその姿を現す。果たして星矢たちは、全宇宙で最強を誇る神に打ち勝つことが出来るのか?沙織と人類を守ることができるのか!?

■解説

あの「聖闘士星矢」が、15年ぶりにスクリーンに登場!1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載、そしてTV＆劇場アニメ化され大ヒットした80年代後半を代表する「聖闘士星矢」。10年以上経った2002年には、スカパーPPV(ペーパービュー)にて先行放送されたオリジナルアニメ「聖闘士星矢　冥王ハーデス十二宮編」(全13話)が製作され、ブーム再燃。ファンの熱い支持を受け2004年春、実に15年ぶりに「聖闘士星矢」がスクリーンに帰ってくる!待望の劇場最新作は、2003年に漫画家生活30周年を迎えた原作者・車田正美氏が「ハーデス編」の続編として構想していた幻のエピソード<天界編>。その幻の<天界編>の始まりと言える序奏が、車田氏の原案で劇場オリジナルアニメ化!キャラクターデザイン・総作画監督には荒木伸吾・姫野美智の両氏が担当。監督・山内重保をはじめとする「聖闘士星矢　冥王ハーデス十二宮編」の強力スタッフが挑む、新たな「聖闘士星矢」伝説が誕生する!

■キャスト

・ペガサス星矢／古谷　徹
・ドラゴン紫龍／鈴置洋孝
・キグナス氷河／橋本晃一
・アンドロメダ瞬／堀川りょう
・フェニックス一輝／堀　秀行
・アテナ(沙織)／潘　恵子

■メインスタッフ

・原作、ストーリー原案／車田正美
・企画／櫻田博之
・脚本／横手美智子、大和屋暁
・音楽／横山菁児
・美術監督／飯島由樹子
・キャラクターデザイン、作画監督／荒木伸吾、姫野美智
・色彩設計／辻田邦夫
・デジタル撮影監督／福田岳志、白鳥友和
・編集／西山茂
・監督／山内重保
・製作／東映アニメーション、集英社、東映、バンダイ、バンダイビジュアル

■メインキャラクタ

・ペガサス星矢
年齢：13才
身長：165cm
体重：53kg
誕生日：12月1日
血液型：B型
出身地：日本
修行地：ギリシア・聖域
必殺技：ペガサス流星拳、ペガサス彗星拳、ペガサスローリングクラッシュ

・ドラゴン紫龍
年齢：14才
身長：172cm
体重：53kg
誕生日：10月4日
血液型：A型
出身地：日本
修行地：中国・五老峰
必殺技：廬山亢龍覇、廬山昇龍覇、廬山百龍覇、廬山龍飛翔

・キグナス氷河
年齢：14才
身長：173cm
体重：60kg
誕生日：1月23日
血液型：O型
出身地：ソ連
修行地：東シベリア
必殺技：オーロラエクスキューション、ダイヤモンドダスト　他

・アンドロメダ瞬
年齢：13才
身長：165cm
体重：51kg
誕生日：9月9日
血液型：A型
出身地：日本
修行地：アンドロメダ島
必殺技：ネビュラストーム、サンダーウェーブ、星雲鎖　　他

・フェニックス一輝
年齢：15才
身長：175cm
体重：62kg
誕生日：8月15日
血液型：AB型
出身地：日本
修行地：南太平洋デスクィーン島
必殺技：鳳凰幻魔拳、鳳翼天翔

・城戸沙織(アテナ)
年齢：13才
身長：155cm
体重：44kg
誕生日：9月1日
血液型：A型
出身地：ギリシア・聖域
修行地：無し
必殺技：不明

■関連作品

・聖闘士星矢
・映画　聖闘士星矢
・聖闘士星矢　神々の熱き戦い
・聖闘士星矢　真紅の少年伝説
・聖闘士星矢　最終聖戦の戦士たち
・聖闘士星矢　冥王ハーデス十二宮編
・聖闘士星矢　冥王ハーデス冥界編
・聖闘士星矢　冥王ハーデスエリシオン編

■主題歌・楽曲

・TM1
・Never -聖闘士星矢のテーマ-
・作詞／山田信夫
・作曲／河野陽吾
・歌／MAKE-UP

■詳細な評測

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」は、15年ぶりにスクリーンに登場した「聖闘士星矢」の新たな章であり、ファンにとっては待望の作品である。この作品は、原作者・車田正美氏が構想していた「天界編」の序奏として位置付けられており、劇場オリジナルアニメとして制作された。以下では、この作品のストーリー、キャラクター、制作背景、視覚効果、音楽、そしてファンからの反応について詳細に評測する。

ストーリー

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」のストーリーは、冥王ハーデスとの戦いで力を失った星矢が、再び立ち上がるまでの過程を描いている。アテナの姉である月の女神アルテミスが星矢を葬り去ろうと天闘士を送り込む中、沙織がアテナとしての地位を捨てて星矢の命を救うという展開は、シリーズのテーマである「友情・努力・勝利」を象徴している。また、星矢が這いずるように聖域に向かうシーンは、彼の不屈の精神を強く印象付ける。このストーリーは、既存のファンだけでなく、新たな視聴者にも感動を与える力を持っている。

キャラクター

本作では、ペガサス星矢を始めとする主要キャラクターが再び登場し、彼らの成長と絆が描かれている。星矢の不屈の精神、紫龍の忠誠心、氷河の冷静さ、瞬の優しさ、一輝の強さ、そして沙織の献身的な愛は、視聴者に深い感動を与える。特に、沙織がアテナとしての地位を捨てる決断は、彼女のキャラクターの深みをさらに引き立てている。また、新たに登場する天闘士たちも個性的で、物語に新たな緊張感を加えている。

制作背景

この作品は、車田正美氏の原案をもとに制作され、キャラクターデザインと総作画監督には荒木伸吾氏と姫野美智氏が担当した。監督は「聖闘士星矢　冥王ハーデス十二宮編」でも活躍した山内重保氏が務め、強力なスタッフ陣が集結したことで、作品のクオリティが高く保たれている。制作背景としては、ファンの熱い支持を受けて15年ぶりにスクリーンに登場したという点が特筆すべきであり、ファンの期待に応えるための努力が随所に見られる。

視覚効果

本作の視覚効果は、特に戦闘シーンにおいて非常に高い評価を受けている。星矢たちの必殺技や天闘士との戦いは、色彩設計やデジタル撮影技術を駆使してリアルかつダイナミックに描かれている。また、アルテミスやオリンポスの神々の登場シーンは、神聖さと威厳を感じさせる美しいビジュアルで表現されており、視覚的なインパクトが強い。視覚効果のクオリティは、作品全体の魅力を高める重要な要素となっている。

音楽

音楽は横山菁児氏が担当し、主題歌「Never -聖闘士星矢のテーマ-」はMAKE-UPが歌っている。音楽は、物語の展開に合わせて感情を引き立てる役割を果たしており、特に戦闘シーンでの緊張感や感動的なシーンでの感動を増幅させる効果が高い。また、主題歌はシリーズの象徴的な存在であり、ファンにとっては懐かしさと新たな感動を同時に感じさせるものとなっている。

ファンからの反応

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」は、ファンからの反応も非常に良好である。15年ぶりの新作ということで期待が高かったが、その期待に応える形で多くのファンから高評価を得ている。特に、星矢たちの成長や新たな敵との戦い、そして沙織の献身的な愛が描かれたストーリーは、多くのファンの心を捉えた。また、視覚効果や音楽も高く評価され、全体として満足度の高い作品となっている。

■推薦内容

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」は、既存のファンだけでなく、新たな視聴者にもおすすめできる作品である。以下では、推薦する理由と視聴方法について詳しく説明する。

推薦する理由

1. **感動的なストーリー**: 星矢たちの不屈の精神と沙織の献身的な愛が描かれたストーリーは、視聴者に深い感動を与える。特に、友情や努力、勝利というテーマは、多くの人々に共感を呼ぶだろう。
2. **魅力的なキャラクター**: 星矢を始めとする主要キャラクターの成長と絆が描かれており、彼らの個性や人間性が深く掘り下げられている。また、新たに登場する天闘士たちも個性的で、物語に新たな緊張感を加えている。
3. **高品質な視覚効果**: 戦闘シーンや神々の登場シーンは、色彩設計やデジタル撮影技術を駆使してリアルかつダイナミックに描かれており、視覚的なインパクトが強い。
4. **感動的な音楽**: 横山菁児氏の音楽とMAKE-UPの主題歌は、物語の展開に合わせて感情を引き立てる役割を果たしており、視聴者の感動を増幅させる効果が高い。
5. **ファンからの高評価**: 15年ぶりの新作ということで期待が高かったが、その期待に応える形で多くのファンから高評価を得ている。特に、ストーリーやキャラクター、視覚効果、音楽が高く評価されている。

視聴方法

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」は、以下の方法で視聴することができる。
1. **劇場公開**: 2004年2月14日に公開されたため、当時の劇場で上映されていたものを視聴することが可能だった。
2. **DVD/Blu-ray**: 現在では、DVDやBlu-rayとして販売されているため、購入して自宅で視聴することができる。
3. **ストリーミングサービス**: 一部のストリーミングサービスでも配信されている場合があるため、該当するサービスに登録して視聴することが可能である。
4. **レンタル**: 映像レンタル店やオンラインでのレンタルサービスを利用して視聴することもできる。

■まとめ

「聖闘士星矢 天界編序奏 ～OVERTURE～」は、15年ぶりにスクリーンに登場した「聖闘士星矢」の新たな章であり、ファンにとっては待望の作品である。ストーリー、キャラクター、制作背景、視覚効果、音楽、そしてファンからの反応など、全方位的に高評価を受けており、既存のファンだけでなく、新たな視聴者にもおすすめできる作品である。特に、感動的なストーリーや魅力的なキャラクター、高品質な視覚効果、感動的な音楽は、視聴者に深い感動を与えるだろう。視聴方法としては、DVD/Blu-rayの購入やストリーミングサービス、レンタルなどを利用することができる。ぜひ、この作品を視聴して、星矢たちの新たな冒険を楽しんでほしい。