新メイプルタウン物語パームタウン編の魅力と評価

新メイプルタウン物語パームタウン編 - 魅力あふれる南国の冒険

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

アニメオリジナル

■放送期間

1987年01月18日～ 1987年12月27日
毎週日曜日8時30分～9時00分　(～1987年10月4日)
毎週日曜日8時30分～8時45分　(1987年10月11日～)

■放送局

ABC

■分数

30分

■話数

52話

■監督

・演出／設楽博

■制作

・製作／ABC、旭通信社、東映(動画)

■ストーリー

主人公・パティの叔母・ジェーン・パイカは南の国のパームタウンで病院を開いている女医さんです。そのドクター・ジェーン・パイカの招きでパティは親元を離れパームタウンの小学校に転入します。パティがやって来たパームタウン、それはメイプルタウンからは想像もつかない、しゃれた感覚の街でした。南国らしく明るい太陽と青い空、街路樹、そして白い砂浜、広い海、港には、素敵な灯台と広々としたヨットハーバー、海岸通りには、かわいいレストランやカフェ、ブティックやお花屋さんが並びショーウィンドウにはパティがあこがれる素敵な小物でいっぱいです。パティの目から見ると、牧歌的なメイプルタウンと違って、そこはダイナミックに躍動する大都会に見えるのでした。

■解説

前シリーズからパティだけが残り、ローリィとの2人主人公という形になった。舞台も前作のカナダからアメリカ西海岸に移り、内容も一新、都会的でおしゃれなものとした。

■キャスト

・パティ／岡本麻弥
・ローリィコッカー／池本小百合
・ヨータ／龍田直樹
・グータ／つかせのりこ
・ジョーイ／頓宮恭子
・フィリップ／屋良有作
・フローレンス／富沢美智江
・パラブラ／塩屋浩三
・コルトン／郷里大輔

■メインスタッフ

・企画／山口康男、鍋島進二、春日東、佐川祐子
・製作担当／横井三郎
・脚本／朝倉千筆、金春智子、柳川茂、他
・シリーズディレクター／設楽博
・演出／貝沢幸男、山吉康夫、佐藤順一
・オリジナルキャラクター／有川知子、二宮常雄
・キャラクターデザイン／安藤正浩
・美術デザイン／小林祐子
・音楽／小坂明子

■主題歌・楽曲

・OP
・南の国のパームタウン
・作詞／小坂明子
・作曲／小坂明子　　
・編曲／有澤孝紀
・うた／山野さと子

・ED
・もっとフレンド
・作詞／小坂明子
・作曲／小坂明子
・編曲／有澤孝紀
・うた／山野さと子

新メイプルタウン物語パームタウン編 - 魅力あふれる南国の冒険

1987年に放送された「新メイプルタウン物語パームタウン編」は、メイプルタウンシリーズの続編として、主人公パティの新たな冒険を描いた作品です。このアニメは、南国のパームタウンを舞台に、パティが新しい友人たちと共に成長していく姿を描いています。以下では、この作品の魅力や詳細について深く掘り下げていきます。

パームタウンの魅力

パームタウンは、メイプルタウンとは全く異なる雰囲気を持つ南国の街です。明るい太陽と青い空、白い砂浜と広い海、そして港には素敵な灯台とヨットハーバーが広がっています。海岸通りには、かわいいレストランやカフェ、ブティックやお花屋さんが並び、パティがあこがれる小物がショーウィンドウに飾られています。このような南国らしい風景が、パティの新しい生活を彩ります。

パームタウンは、メイプルタウンとは対照的にダイナミックで都会的な雰囲気を持っています。パティにとっては、初めての都会生活であり、様々な新しい経験や出会いが待ち受けています。この新しい環境でのパティの成長や友情の物語が、この作品の大きな魅力となっています。

キャラクターの魅力

パティは、前作から引き続き主人公として登場します。彼女の純粋さや優しさはそのままに、新しい環境での挑戦や成長が描かれています。パティの新しい友人たちも魅力的で、ローリィコッカーやヨータ、グータ、ジョーイ、フィリップ、フローレンス、パラブラ、コルトンなど、個性豊かなキャラクターが物語を盛り上げます。

特にローリィコッカーは、パティと共に新しい冒険を楽しむ親友として重要な役割を果たします。彼女の明るさと行動力が、パティの新しい生活を支えます。また、ヨータやグータなどの新しい友人たちとの交流を通じて、パティは様々なことを学び、成長していきます。

ストーリーの魅力

「新メイプルタウン物語パームタウン編」は、パティがパームタウンでの新しい生活を始めることから始まります。彼女は叔母のジェーン・パイカの招きでパームタウンの小学校に転入し、新しい友人たちと共に様々な冒険を繰り広げます。物語は、パティの成長や友情、家族愛を中心に描かれており、子供から大人まで楽しめる内容となっています。

各エピソードでは、パティと友人たちが直面する様々な問題や挑戦が描かれています。例えば、学校での友達作りやスポーツ大会、文化祭などのイベントを通じて、パティは新しい友人たちと絆を深めていきます。また、時には困難に立ち向かう勇気や友情の大切さを学ぶエピソードもあり、視聴者に多くのメッセージを伝えています。

音楽の魅力

この作品の音楽は、小坂明子が担当しており、彼女の美しいメロディーが物語を盛り上げます。オープニングテーマ「南の国のパームタウン」は、パームタウンの明るく楽しい雰囲気を表現しており、視聴者を物語の世界に引き込みます。エンディングテーマ「もっとフレンド」は、パティと友人たちの絆を感じさせる温かい曲で、物語の感動を引き立てます。

また、劇中では様々なBGMが使用されており、物語の展開やキャラクターの心情を効果的に表現しています。小坂明子の音楽は、この作品の魅力をさらに高める重要な要素となっています。

制作の魅力

「新メイプルタウン物語パームタウン編」は、ABC、旭通信社、東映(動画)の共同制作で生まれました。監督の設楽博をはじめとするスタッフたちの努力により、美しい映像と感動的なストーリーが実現しました。キャラクターデザインは安藤正浩、美術デザインは小林祐子が担当し、南国の風景やキャラクターの表情を細部まで丁寧に描いています。

脚本は朝倉千筆、金春智子、柳川茂などが担当し、各エピソードでパティと友人たちの成長や友情を描き出しています。シリーズディレクターの設楽博は、全体の統一感を保ちつつ、各エピソードの個性を引き出す演出を行いました。また、オリジナルキャラクターの有川知子と二宮常雄のデザインも、物語に彩りを添えています。