映画『おしりたんてい』の魅力と評価 - シリアーティ編

映画おしりたんてい シリアーティ - 魅力あふれる新たな冒険

2022年3月18日に公開された「映画おしりたんてい シリアーティ」は、トロルの人気児童書シリーズ「おしりたんてい」を原作としたアニメ映画の最新作です。この作品は、シリーズ初の長編映画であり、悪の天才シリアーティ教授との対決を描いたスリリングなストーリーが展開されます。以下では、この映画の魅力や見どころ、そして関連情報を詳しく紹介します。

■ストーリー

ホーホー博物館の地下にある開かなくなった扉から始まる物語。ワンコロ警察が侵入者を捕らえるも、怪しい車に犯人を連れ去られてしまいます。事件の裏にいたのは、悪の天才・シリアーティ教授。彼の狙いは謎につつまれた秘宝、「お・パーツ」です。目的のためなら手段を選ばない冷酷な犯罪者であるシリアーティを捕まえるため、おしりたんていは国際警察ワンターポールからやってきたオードリーと共に捜査を開始します。次々と起こる不可解な事件に推理をはたらかせるおしりたんてい。そして、シリアーティは町を揺るがす事件を起こすのです。

「闇が光を消し去ってやろう。このお・パーツの力でな」

勝つのはおしりか、シリか。謎につつまれた秘宝を悪の手から守ることはできるのか!?

■解説

どんなときも冷静に、ププッと事件をかいけつしてきたおしりたんていの前に、最悪で最強の敵が立ちはだかる…その名は、シリアーティ！不可解な事件、ワンコロ警察にしかけられた罠…。そして、おしりたんていに絶対絶命のピンチが訪れる。ダメージを負い、戦意を失ってしまうおしりたんてい。そこで彼を奮い立たせたものとは……

累計発行部数900万部を超えるトロル原作の大ヒット児童書シリーズ「おしりたんてい」。2018年12月からテレビアニメ放送がレギュラー化。個性豊かなキャラクターや、謎解き、「しつれいこかせていただきます」の決めゼリフとともに犯人を追い詰める必殺技、と一度見たらやみつきになる要素満点の人気アニメ「おしりたんてい」。今回、劇場版「映画おしりたんてい」4作目にして初の長編作品です。映画オリジナルキャラクター・シリアーティの声を演じるのは俳優・福山雅治さん。クールで深みのある声でおしりたんてい史上最強の敵役に臨みます。おしりたんていと一緒にシリアーティを追う国際警察ワンターポールの新米捜査官・オードリーの声を演じるのは声優・園崎未恵さん。アニメの役だけでなく、洋画ではアン・ハサウェイやキーラ・ナイトレイなど数々の女優が演じる役の吹き替えを担当。おしりたんていの名推理と史上最大の必殺技対決！ププッとした笑いも忘れず、ハラハラドキドキがあふれる物語になりました。

■キャスト

・おしりたんてい／三瓶由布子
・ブラウン／齋藤彩夏
・マルチーズしょちょう／渡辺いっけい
・くびふとし／杉村憲司
・パーマネント／池田鉄洋
・みみとがり／小西克幸
・こいまゆ／中村まこと
・マスター／菅生隆之
・すず／宇山玲加
・YUKI／小林ゆう
・すずきビーグル／髙木裕平
・よしだサモエド／渦木皓大
・たなかメガネ／石谷春貴
・ブル・ブルオ／林大地
・ふじさきスパニー／富田美憂
・さおとめショーコ／小橋里美
・みずべみはる／宮崎敦吉
・カシマッセまさみ／佐々木義人
・ペンギンたろう／櫻井孝宏
・キシュウケンタ／高橋広樹
・ホーホーはかせ／楠見尚己
・かめのこうじみどり／古木のぞみ
・ホーソーTV リポーター／矢野正明
・オードリー／園崎未恵
・オラン大佐／立木文彦
・ポーロッシュ／森川智之
・シリアーティ教授／福山雅治

■メインスタッフ

・製作／東映アニメーション(高木勝裕)、ポプラ社(千葉均)、東映(村松秀信)、NHKエンタープライズ(柴田裕司)、東映ビデオ(與田尚志)
・企画／鷲尾天
・プロデューサー／谷上香子
・アニメーションプロデューサー／横尾裕次
・原作／トロル
・音楽／高木洋
・脚本／千葉克彦
・絵コンテ／門由利子、越智一裕、芝田浩樹、手塚江美
・演出／芝田浩樹、手塚江美
・キャラクターデザイン／真庭秀明、河野宏之
・作画監督／河野宏之、梨澤孝司、真庭秀明、Alejandro John Belen、Dennis Cablao
・原画／佐々門信芳、大内智美、簾畑由実、松本勝次、廣中美佳、吉田和香子、竹内未和、佐藤秋穂、齋藤浩登、劉志光、廣田訓之、小島隆寛、柏熊信、藤井睦美、山﨑智加、松枝尚生、飯島秀一、三木達也、岡部実、小野歩、津野満代、松下清志、鳥山冬美、熊丸大介、Resty Roque、Joseph Burgos、Junjie Espiritu、Allen Geraldino、Paul Zaldivar、Ed Martin Crisostomo、斎藤みどり、福島マサル、大坪雄一郎、清水宙惟、田辺友祐、真庭秀明、Dennis Cablao、河野宏之
・動画検査／久保田由華、Ericson Ramos、Irwin Ibarra、Juan Orense、Alexander Ibalio Jr.
・動画／久保田由華、生戸日陽里、柏原華、長谷川将矢、山田條司、神谷聖香、木暮良太、畑中悠菜、富田美穂子、中村忍、井上寛子、水口貴善、下平夕子、大島孝美、山口幸俊、山﨑美穂子、黒木葵、小椋淳司、戸井田宙、馬渡久史、Rey-An Santos、Mark Anthony Lozada、Francisco Dela Rosa Jr.、Edgar Allan Alcabaza、Rizel Toniza、Jerome Padre、Jose Peregrine Montalban、Ferdinand Chavez、Sandy Aquino、Raissa Viny Uy
・色彩設計／柳澤久美子
・デジタル彩色／井浦祥子、福田友理恵、安藤佳奈恵、村本織子、利根川友紀、Maricar Balabat、Peter Paul Galang、Rolando Dasilio、Noel Santos、Ryan Prajinog、Eliseo Verdadero、Marites Corpuz、Enrico Farduno、Brenda Garduno、Bryan Adam Ricario
・検査／瀨口愛子、髙橋基、多田歩、荻野光雄、安藤茂、岡崎ジェシカ舞、石井吉忠、中得覚、栗原昇一、Dindo Salamanca、Ricardo Agquiz、Merceditas Santos、Vidal Bautist
・スキャン／浅見ゆう子、下川健次郎
・デジタル特殊効果／勝岡稔夫
・動画仕上進行／黒田進
・美術デザイン／増田竜太郎
・美術監督／東美紀
・背景／石原信明、坂東宏美、鈴木祥太、ミキミチヨ、土井裕子、牟田いずみ、森山周平、羽鳥雅美、大関彩、鈴木たいち、西田渚、今井美紀、長恵美子、佐藤千恵、山下千歌、宮本里香、本間薫
・美術進行／西牧正人
・CGディレクター／石神亮一
・CGアニメーター／佐藤小春、大野瞬海
・モデラー／高畑乃亜、齋藤雅彦
・コンポジター／高橋友彦
・撮影監督／則友邦仁
・撮影監督補佐／白鳥友和
・デジタル撮影／澤直人、迫寛之、大西弘悟、緒方美佐子、福井道子、金子直広、夏原弘成、山口博睦、石川晴彦、吉野和宏、荒川浩介、廣川二三男、安西良行
・撮影監修／和田尚之
・編集／?田公紀
・演出助手／仲畑ひな
・製作担当／村上昌裕
・製作進行／上原三輝、李整黙
・タイトルムービー／平田貢一
・協力プロダクション／徳、きのプロダクション、Studio VOLN、すたじおかぐら、旭プロダクション、スタジオMAO、FrameBox、DRAWIZ、三映印刷、三晃プロダクション、TOEI ANIMATION PHILS., INC
・録音／澤村裕樹
・録音助手／阿部智佳子
・選曲／茅原万起子
・音響効果／中原隆太(スワラ・プロ)
・ダビングエンジニア／小笠原良汰、林宏寸永
・記録／梶本みのり
・キャスティング／松山守美(東映)
・音響製作／タバック
・録音スタジオ／東映デジタルセンター
・ラボコーディネーター／與野勝弘
・オンライン編集／阿部理
・デジタルI/O／藤﨑宏平、小池佑太郎
・DCPマスタリング／馬場亮、尾方久美
・技術協力／東映ラボ・テック、東映デジタルラボ
・音楽録音／古川健司
・音楽協力／東映アニメーション音楽出版、gloria
・音楽プロデューサー／犬塚舞
・宣伝統括／篠原智士
・宣伝プロデューサー／是木良介(東映エージエンシー)、丸山智史
・宣伝／原田淳、小松莉奈、岡野あすみ(東映エージエンシー)、谷地森千優
・デザイナー／石塚大祐(シー・エヌ・エス)
・オフィシャルサイト／萩原敦、松原健太朗、小長井毬亜(シー・エヌ・エス)
・タイアッププロモーション／奥山雅史(東映エージエンシー)
・パブリシティ／貝塚千恵(プリマステラ)、阿部善朗、橋本宏美、弘瀬久美子、山本光星、小柳裕希(ブラウニー)、原汀紗
・予告篇ディレクター／今井あき(ガル・エンタープライズ)
・配給統括／菅原史
・劇場営業／井上めぐみ、荻野俊之、笠井優之介、髙橋結衣、森田真歩、富﨑勇太、丸山格、香山直登、寺原 穂、東藤慶清、遠山葉子
・劇場宣伝／井川洋一、若月健太郎、近藤槙、野田あかり、藤井実奈
・ローカル宣伝／姜太栄、磯部武志、里登志幸、黒川薫
・宣伝協力／北崎真吾、田中紘、吉田美祥、鄧卿、田中禅大、石原健一郎、池上佳穂、三平敬太、王馨遠、吉田稔、露木志保、賀川博敏、本吉裕介、多田紗和子、岡田智子
・原作協力／ポプラ社、小堺加奈子、長谷川慶多
・配給／東映
・2022「映画おしりたんてい」製作委員会／東映アニメーション(鈴木篤志、井上貴博、坂口美緒)、ポプラ社(宮石尚典、武井知美)、東映(吉田順、柳迫成彦、谷口毅志、真野友也、石川啓、村上健太)、NHKエンタープライズ(野島正宏、野島恵里)、東映ビデオ(鈴木路正、西島渚)
・企画協力／おしりたんてい製作委員会、東映アニメーション、ポプラ社、NHKエンタープライズ
・監督／門由利子

■メインキャラクタ

・おしりたんてい/BUTT DETECTIVE
どんなときでも れいせい。すきなものは、あたたかいのみものと あまい おかし。(とくにスイートポテト)しゅみは、ティータイムと どくしょ。くちぐせは「フーム、においますね」。
ブラウン/BROWN
おしりたんていの じょしゅ。すなおさゆえ つい ちょうしに のってしまううかつもの。あまいものが だいすき。
・シリアーティ/SHIRIARTY
せかいじゅうで じけんを おこすはんざいしゃ。ほかの あくとうたちに はんざいの てぐちや ぎじゅつをおしえているので きょうじゅとよばれている。ひほう「お・パーツ」をぬすむためにやってきた。
・オードリー/AUDREY
こくさいけいさつ ワンターポールのわかてそうさかん。ゆうのうに みられたくて いろいろと せのびをしている。あいしゃは そうさのための とくべつなそうちが たくさん くみこまれている。
・マルチーズしょちょう/MALTESE
ワンコロけいさつしょの しょちょう。かんがえることより さきに からだが うごく。まるいものを みると、つい とびついてしまう。しゅみは ゴルフ。
・くびふとし/KUBIFUTOSHI
ワンコロけいさつしょの けいじ。まじめな せいかく。くっきょうな からだを している。
・パーマネント/PERMANENT
ワンコロけいさつしょの けいじ。フワフワの みみを している。いつも ダジャレを いう。
・みみとがり/MIMITOGARI
ワンコロけいさつしょの けいじ。みみが とがっている。はつめいが とくいだが、おばけが こわい。
・こいまゆ/KOIMAYU
ワンコロけいさつしょの けいじ。ふとい まゆげを している。がいかぞくの おとうさん。

●シリアーティのてした
・オラン/ORAN
シリアーティの てした。はんざいの ちしきが ほうふな シリアーティを きょうじゅと よんで そんけいしている。 すきなものは、バナナ。
・ポーロッシュ/POLOSH
シリアーティの てしたであり、うんてんしゅ。はんざいの ちしきが ほうふな シリアーティを きょうじゅと よんで そんけいしている。

■関連作品

・映画おしりたんてい 夢のジャンボスイートポテトまつり
・おしりたんてい TVシリーズ
・映画 おしりたんてい カレーなる じけん
・映画 おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ
・映画 おしりたんてい スフーレ島のひみつ

■主題歌・楽曲

・ED1
・ププッとフムッとかいけつダンス(Produced by 福山雅治)
・作詞／藤本記子
・作曲／小杉保夫
・編曲／福山雅治
・歌／伊勢大貴

■映画の魅力と見どころ

「映画おしりたんてい シリアーティ」は、シリーズ初の長編映画ということで、ファンにとっては待望の作品です。特に、悪の天才シリアーティ教授との対決は、これまでのシリーズの中でも最もスリリングな展開となっています。シリアーティ教授は、冷酷で手段を選ばない犯罪者であり、彼の狙いである秘宝「お・パーツ」を巡る物語は、視聴者を引き込むこと間違いなしです。

また、映画オリジナルキャラクターとして登場するシリアーティ教授の声を担当する福山雅治さんの演技も見逃せません。クールで深みのある声で、おしりたんてい史上最強の敵役を演じる福山さんの存在感は、映画全体に緊張感を与えています。さらに、国際警察ワンターポールの新米捜査官オードリーの声を担当する園崎未恵さんの演技も注目ポイントです。彼女の声優としての経験と実績が、オードリーというキャラクターにリアリティを与えています。

ストーリー面では、おしりたんていの名推理と史上最大の必殺技対決が見どころです。おしりたんていの冷静な推理と、シリアーティ教授の巧妙な罠との対決は、視聴者をハラハラドキドキさせること間違いなしです。また、ププッとした笑いも忘れず、子供から大人まで楽しめる内容になっています。

■制作の裏側

この映画の制作には、多くのスタッフが関わっています。監督の門由利子さんをはじめ、脚本の千葉克彦さん、音楽の高木洋さんなど、各分野のプロフェッショナルが集結して制作されました。特に、キャラクターデザインの真庭秀明さんと河野宏之さんの仕事は、映画のビジュアル面を支える重要な役割を果たしています。また、作画監督や原画、動画など、多くのスタッフが一丸となって、美しい映像を作り上げました。

音響面でも、録音の澤村裕樹さんや選曲の茅原万起子さん、音響効果の中原隆太さんなど、優れたスタッフが参加しています。特に、福山雅治さんがプロデュースしたエンディングテーマ「ププッとフムッとかいけつダンス」は、映画の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。

■関連作品とシリーズの歴史

「おしりたんてい」は、トロルの児童書シリーズとして始まり、累計発行部数900万部を超える大ヒット作品です。2018年12月からはテレビアニメがレギュラー放送され、個性豊かなキャラクターや謎解き、必殺技などが人気を博しています。映画シリーズもこれまでに「映画おしりたんてい 夢のジャンボスイートポテトまつり」「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」「映画 おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ」「映画 おしりたんてい スフーレ島のひみつ」と4作品が公開されており、今回の「映画おしりたんてい シリアーティ」はその最新作です。

各作品ごとに異なるテーマやストーリーが展開され、ファンを楽しませてきました。特に、今回の「映画おしりたんてい シリアーティ」は、シリーズ初の長編映画ということで、より深いストーリーとキャラクターの成長が描かれています。

■推薦と評価

「映画おしりたんてい シリアーティ」は、子供から大人まで楽しめるエンターテイメント作品です。おしりたんていの冷静な推理とシリアーティ教授の巧妙な罠との対決は、視聴者を引き込むこと間違いなしです。また、福山雅治さんや園崎未恵さんといった豪華なキャストの演技も見逃せません。さらに、美しい映像と音楽、そしてエンディングテーマ「ププッとフムッとかいけつダンス」も映画の魅力を引き立てています。

シリーズファンにとっては待望の長編映画であり、新たなファンも取り込むことのできる作品です。ぜひ、劇場でその魅力を体感してください。