もえたん 未放映版 - モエタン ミホウエイバン - の詳細な評測と推薦
■公開メディア
OVA
■原作メディア
キャラクター
■発売日
2007年12月21日
※2007年12月21日・2008年3月25日発売『もえたん Lesson 4』『もえたん Lesson 7』に収録。Lesson 4に収録の第6話はテレビでは放送されなかったので初。
■発売・販売
バンダイビジュアル
■分数
30分
■話数
2話
■原作
もえたん(三才ブックス)
■監督
川口敬一郎
■制作
・アニメーション制作/アクタス
・製作/ぱすてるインク応援団(バンダイビジュアル、プラネットエンターテイメント、アクタス、博報堂DYメディアパートナーズ)
■著作
©ぱすてるインク応援団
■ストーリー
れっつ すたでぃ いんぐりっしゅ
とぅぎゃざー
“萌え”と“英単語集”という結びつきで大ヒットした「萌える英単語~もえたん~」をベースにした作品。偶然出会ったアヒルのあーくんから魔法アイテムを渡され、人助けをする使命を受けた虹原いんく。魔法少女ぱすてるインクとなったいんくは、人助けをしながら大好きなナオくんのために家庭教師となって奮闘するが…。
※バンダイチャンネルより引用
■解説
キャッチフレーズは”萌えて覚える英単語集”!
2003年秋に、突如、英語参考書業界に殴り込みをかけるべく現れた「萌える英単語~もえたん~」。
“萌え”と“英単語集”という禁断の結びつき、単語の解説は派生語も含めてしっかりとした内容だが、
分かる人なら思わずニンマリしてしまうこだわりのエキセントリックな例文の数々、そして、単語集に
はさみこまれた萌え系女子高生・虹原いんくの可愛さ炸裂!のイラストの数々……様々な要素が絡み合い、
予想外(!?)の大ブレイク。第1弾は新装版も含めて約20万部の大ヒット。さらに、続編も次々出版され、
シリーズ累計発行部数40万部を超える大ベストセラーに!!
そんな『もえたん』が、まさか!というか、ついに!というか、TVアニメシリーズとなって登場!
主役はもちろん、虹原いんくちゃん。英単語集の第1弾をベースに、キャラクターはいんくをはじめ、ナオくん、あーくん。
もちろん、いんくは魔法少女・ぱすてるインクに大変身!さらに、新キャラクターも続々登場。
美少女いっぱいのクラスメイトたちに、ライバルの魔法少女も現れて、アクションあり、ラブコメあり、
そして萌え度120%なシーンも満載で……。
すべてひっくるめて、とにかく注目の美少女マジカルファンタジーなのだ。
■キャスト
・虹原いんく、ぱすてるインク/田村ゆかり
・手塚ナオ/うえだゆうじ
・あーくん/小野坂昌也
・黒威すみ、てんぺらスミ/戸松遥
・白鳥ありす、アリス/名塚佳織
・かーくん/檜山修之
・なーくん/金田朋子
・ダンディ/中田譲治
・警官/家中宏
・瑠璃子/森永理科
・親父/岩田光央
・里奈/井口裕香
・麗美/本多陽子
・手塚澪/中尾衣里
・いんくママ/石毛佐和
・古田りほこ先生/坂本美里
■メインスタッフ
・原作/もえたん(三才ブックス)
・監督/川口敬一郎
・シリーズ構成/長谷見沙貴
・ストーリー原案、原案設定/風森進
・キャラクター原案/POP
・キャラクターデザイン、総作画監督/西尾公伯
・マジックアイテムデザイン/うめつゆきのり
・キーアニメーター/佐野英敏、梶浦慎一郎、我孫子守
・美術監督/坂本信人
・色彩設計/原田幸子
・撮影監督/阿部安彦
・編集/田熊純
・音響監督/松岡裕紀
・音楽/渡辺剛
・英文制作/株式会社インタック
・英語指導/許綾香
・アニメーションプロデューサー/丸山俊平
・プロデューサー/永谷敬之、鎌倉和人、細川修
・アニメーション制作/アクタス
・製作/ぱすてるインク応援団(バンダイビジュアル、プラネットエンターテイメント、アクタス、博報堂DYメディアパートナーズ)
■メインキャラクタ
・虹原いんく
17歳で高校3年生の受験生だが、見た目はまるで小学生。身長は140cmに届かず、まさに幼児体型。どこに出かけても小学生と間違われ、クラスメイトにもからかわれる始末。本人は、このことをかなり気にしているのだけれど……。極度の恥ずかしがり屋で小心者。幼なじみのナオくんが大好きで、一緒に学校に行くことを夢見るが、勇気がなくて妄想の世界に浸る毎日……。実は、学校の成績は超優秀だったりもする。
・ぱすてるインク
いんくが変身して、魔法少女になった姿。あーくんから渡された魔法アイテム・携帯電話“マジメロ”を使って、「マジカル★ちぇんじっ!」。“激萌え”変身シーンとともに、ぱすてるインクに変身するのだ!あーくんから「魔法の力を使って、人間界の困った人を助けろ!」という使命を受けるが、どうやら、とある目的のためにあーくんにいいように利用されているだけのようだ。それでも、大好きなナオくんを助けるため、マジカルティーチャーとなって奮闘中!
・手塚ナオ
いんくとは幼なじみで、クラスメイトの高校3年生。よくも悪くも、いわゆるフツーの高校生である。学校の成績はどちらかというとあまりよくないほうで、特に英語の成績は×。テストの成績が悪くて、先生に呼びだされることもしばしば……。進路相談で「このままでは大学進学は危ない」と言われても、本人は「なんとかなるっしょ」と楽天的。一緒に大学に行きたいいんくは、なんとかナオくんの成績を上げようと、思い悩んでいるのだが……。
・あーくん
魔法王国アルファ・ベットからやってきた“アヒル”!?実は、魔法王国でもトップクラスの大魔法使いだったのだが、何をしたのか捕まって、裁判でも有罪判決。揚げ句の果てには、こんな“アヒル”の姿に……。立派な名前はあるのだが、長すぎて覚えられないので、いんくからは“あーくん”とよばれている。ロリコンで超スケベ、いんくの変身シーンでは、よだれを垂れ流し、興奮度はまさに臨界点!!いんくが学校に行くときは約2cmのぬいぐるみになって、カバンの中にいる。
・黒威すみ
いんくのクラスメイト。いんくとはちっちゃいころから仲良しだったが、今はいんくが大好きなナオくんに同じく片想い中のため、勝手にライバル心を燃やしている。いんくと同じで背も低く、幼児体型、そんな2人が繰り広げるケンカはまるで小学生のようなのだ。豪邸に暮らし、お世話係のメイドが多数、そして学校へ黒塗りの高級車で登校と、正真正銘のお嬢様だったりもする。
・てんぺらスミ
すみが変身して、魔法少女になった姿。名前の“テンペラ”とは絵画技法のひとつで、絵画が得意(?)なすみならではのネーミングだ。でもメイド室長の瑠璃子さんには正体バレバレで、“ヘンなコスプレ”と一刀両断されてしまう。
・かーくん
魔法王国でアークス(あーくん)とともに王国親衛隊に所属していた魔法使いで、あーくんのライバル!?(実際に、魔法力をはじめ、あーくんの足下にも及ばないが……)。本名はカークス。あーくんが原因で“ネコ”に姿を変えられ、人間界に送りこまれたというのだが……。
・瑠璃子
すみの豪邸で働くメイド室長。セーラー服を着ているころから、すみのお付として勉強を見たり、身の回りのお世話をしたりしている。普段はものすごく優しい笑顔で接してくれるのだが、寝起きや居眠りなど、だらしのないすみの様子を見ると突然性格が豹変し、暴力的な性格に。英語がさっぱりのすみをイジめて楽しんでいるかのような“S”的な面も。
・田中里奈
いんくのクラスメイト。ショートカットでボーイッシュ、まさに体育会系!という感じの女の子。普段はほとんど化粧っ気がなく、男勝りでアネゴ肌。恋愛ごとに関しては干渉されることが大嫌い。身につけているものはすべて校則違反だったりする。
・鈴木麗美
いんくのクラスメイト。穏やかな性格で、背が高くスタイルも抜群。しかも、ものすごい巨乳!実は“カワイイ”女の子が大好きで、特に小学生のように可愛いいんくは大のお気に入り。いつも一緒にいることが楽しくてしょうがない様子。
・手塚澪
ナオくんの妹で、中学3年生。高校3年生のいんくよりも背が高く、少しだけ“胸”も大きい。パソコンを駆使したシミュレーションの達人で、ノートパソコンは常にカバンに入れて持ち歩いている。時々、軍事オタク的な側面も見え隠れする。
・いんくママ
いんくのことを大切に思い、いつも気にかけてくれる優しいママ。いんくと同様に背が小さく可愛らしい。二人で歩いている姿は、高校生というよりも、小学生の親子といった感じ。ママも若いころは、いんくのように妄想癖があり、よく遠い世界へ行っていたようである。
・白鳥ありす
ほとんどすべてが謎に包まれた少女。どうもこの物語の核心部分に深く関わってくる存在らしいのだが……。
・アリス
白鳥ありすが、魔法少女になった姿。というか、こちらが本来の姿。魔法王国からやって来た魔法少女で、あーくんが魔法王国にいた時に、二人の間に何かトラブルがあったようだ。その罪を償わせようとあーくんに迫り、攻撃を仕掛けてくる。あーくんは、身に覚えが無いらしいが、はたして!?
・なーくん
まるで召使いのようにアリスに付き従う“ウサギ”。いつも何か不安げな様子で、人間界に慣れずに疲れを見せるアリスを常に気遣っている。あーくんのようにもとは人間の姿なのだろうが、その正体は不明。魔法を使うわけでもなく、特に活躍も見られないが……。
・古田りほこ先生
いんくたちのクラスの英語の先生。メガネをかけ、スタイル抜群の美人教師。しっかりと勉強しない生徒には厳しいが、いつも成績優秀のいんくには優しかったりする。もう若くなく、彼氏もいない。いまのままで結婚できるのだろうか……と不安を抱いている。
・ダンディ
毎週、いんくの前に姿を現し、“昔の偉い人は言っていた…”と格言めいたことを告げて立ち去っていく、ロングコートをまとった謎の男。いつも警官に追われているが、何が理由で追跡されているかは不明。
・警官
容疑はよく分からないが、逃走するダンディさんをひたすら追いかけ続ける警官さん。警官の制服を身に着けているが、その顔立ちはまるで○形警部!?いんくのことを小学生だと思い込んで、優しく接してくれる。
・親父
いんくたちの前に、なぜだかしょっちゅう姿を表す豪快な親父。常に誤解を招くようなシチュエーションで登場するため、いんくやすみからは“ヘンタイ親父”として扱われ、ぶっ飛ばされてばかり……。ヘンタイ繋がりなのか、あーくんとはウマが合い、いつの間にか師弟関係が結ばれている。
■サブタイトル
・第6話/初めてのデート(2007/12/21)
・第13話/世紀末覇者!魔法少女総進撃(2008/03/25)
■関連作品
・もえたん
■主題歌・楽曲
・OP1
・期間/6
・魔法少女マジカルたん!
・作詞/畑亜貴
・作曲/田代智一
・編曲/安藤高弘
・歌/虹原いんく&黒威すみ&白鳥ありす(田村ゆかり、戸松遥、名塚佳織)
・OP2
・期間/13
・TOUGH GIRL
・作詞/畑亜貴
・作曲/ISAO
・編曲/ISAO
・歌/マジカルミオ&マジカルシズク(中尾衣里、井上麻里奈)
・ED1
・期間/6、13
・スキップ!
・作詞/Hiro
・作曲/Hiro
・編曲/quad
・歌/のみこ
もえたん 未放映版 - モエタン ミホウエイバン - の詳細な評測
「もえたん 未放映版」は、2007年12月21日に発売されたOVA作品で、原作は三才ブックスから出版された「もえたん」シリーズです。この作品は、テレビ未放映のエピソードを含む特別な内容となっており、ファンにとっては見逃せない一品となっています。以下では、この作品の魅力や特徴、そして推薦ポイントについて詳しく解説します。
ストーリーとキャラクター
「もえたん 未放映版」のストーリーは、原作の「もえたん」シリーズをベースにしています。主人公の虹原いんくは、魔法王国アルファ・ベットからやってきたアヒルのあーくんから魔法アイテムを受け取り、魔法少女ぱすてるインクに変身します。彼女の使命は、人間界の困った人を助けることですが、その裏にはあーくんのある目的が隠されています。いんくは、幼なじみのナオくんを助けるため、家庭教師として奮闘しますが、様々な困難やライバルたちとの戦いが待ち受けています。
キャラクターたちはそれぞれ個性的で、特にいんくの幼児体型と小心者な性格が魅力的です。彼女の変身シーンや魔法を使ったシーンは、視聴者を楽しませる要素が満載です。また、ナオくんやあーくん、黒威すみなどのキャラクターも魅力的で、彼らの関係性や成長が物語を盛り上げます。特にあーくんのロリコンでスケベな性格は、コメディ要素を強く打ち出しています。
アニメーションと演出
アニメーション制作を担当したアクタスは、キャラクターデザインや作画にこだわりを見せています。特にいんくの変身シーンや魔法を使うシーンは、色彩豊かで動きも滑らか、視覚的に非常に楽しめる演出が施されています。また、魔法アイテムのデザインや背景美術も美しく、作品全体の雰囲気を高めています。
監督の川口敬一郎は、原作の世界観を忠実に再現しつつ、OVAならではの特別な演出を取り入れています。例えば、第6話「初めてのデート」では、いんくとナオくんの関係性が深まるシーンが描かれ、視聴者の心を温かくします。一方、第13話「世紀末覇者!魔法少女総進撃」では、魔法少女たちの壮大なバトルシーンが展開され、視覚的なインパクトを与えます。
音楽と声優
音楽は渡辺剛が担当し、OPやEDの楽曲も含めて作品の雰囲気を盛り上げています。特にOP1「魔法少女マジカルたん!」は、虹原いんく、黒威すみ、白鳥ありすの3人が歌うことで、作品のテーマを強く印象付けます。また、ED1「スキップ!」は、のみこの歌声が心地よく、視聴後の余韻を楽しむことができます。
声優陣も豪華で、特に田村ゆかりが演じるいんくの声は、彼女の可愛らしさや小心者な性格を上手く表現しています。また、小野坂昌也が演じるあーくんの声も、彼のスケベな性格をコミカルに描き出しています。戸松遥や名塚佳織など、他のキャストもそれぞれのキャラクターを魅力的に演じています。
推薦ポイント
「もえたん 未放映版」は、以下のポイントで推薦できます。
1. **ファン必見の未放映エピソード**: テレビ未放映のエピソードが収録されているため、原作やアニメシリーズのファンにとっては必見の内容です。特に第6話「初めてのデート」は、いんくとナオくんの関係性が深まる重要なエピソードです。
2. **美しいアニメーションと演出**: アクタスのアニメーションは、キャラクターデザインや背景美術が美しく、視覚的に楽しめる作品となっています。特に魔法少女の変身シーンやバトルシーンは見応えがあります。
3. **魅力的なキャラクターとストーリー**: 虹原いんくを始めとするキャラクターたちは個性的で、視聴者を引き込む魅力があります。また、魔法少女としての使命と人間界での生活のバランスを描いたストーリーも楽しめます。
4. **豪華な声優陣と音楽**: 田村ゆかりや小野坂昌也など、豪華な声優陣がキャラクターを演じています。また、渡辺剛の音楽も作品の雰囲気を盛り上げ、視聴体験を豊かにします。
5. **コメディとアクションのバランス**: 作品はコメディ要素とアクション要素のバランスが良く、笑いと感動の両方を楽しむことができます。特にあーくんのスケベな性格や、魔法少女たちのバトルシーンは見逃せません。
まとめ
「もえたん 未放映版」は、原作のファンにとっては必見の内容であり、美しいアニメーションや魅力的なキャラクター、豪華な声優陣と音楽が作品を盛り上げています。コメディとアクションのバランスも良く、視聴者を楽しませる要素が満載です。ぜひ、この作品を手に取り、虹原いんくの魔法少女としての冒険を楽しんでください。 |