あずきちゃん第1期:可愛さとユーモアが詰まった癒し系アニメの魅力とは?

あずきちゃん第1期:可愛さとユーモアが詰まった癒し系アニメの魅力とは?

あずきちゃん第1期 - アズキチャン - レビューと推薦

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

1995年04月04日 ~ 1998年03月17日
・NHK/1995年4月4日~1998年3月17日

■放送局

・放送/NHK総合

■分数

30分

■話数

39話

■原作

・原作/秋元康

■監督

・監督/小島正幸

■制作

アニメーション制作/マッドハウス

■著作

©秋元康・木村千歌・講談社/NHK・NEP

■ストーリー

主人公・野山あずきは小学生の女の子。みんなからは「あずき」と呼ばれている。5年生になった4月、同じクラスに小笠原勇之助という男の子が転校してきた。出会ったその瞬間から、勇之助のことを考えると、なんだかドキドキしてしまうあずき。これって、もしかして…恋!?

■解説

原作では主人公のあずさが小学5年生から中学校を卒業するまでを描いていたが、アニメ版では小学5年生の1年間を繰り返しており、進級していない。アニメ版では、原作のエピソードを基にしつつも、独自のストーリーやキャラクターの関係性を深く掘り下げたエピソードが多く見られる。これにより、視聴者はあずきの成長や友情、恋愛の複雑さをより深く感じることができるだろう。また、NHKでの放送ということもあり、家族全員で楽しめる内容となっており、子供から大人まで幅広い層に愛された作品である。

■キャスト

・あずき/野上ゆかな
・勇之助/宮崎一成
・かおる/川田妙子
・ジダマ/松本梨香
・ヨーコ/佐久間レイ
・ケンちゃん/真殿光昭
・まこと/津久井教生
・だいず/小桜エツ子
・あずきの母/皆口裕子
・あずきの父/安井邦彦

■メインスタッフ

・原作/秋元康、木村千歌
・監督/小島正幸
・シリーズ構成、脚本/雪室俊一
・キャラクターデザイン/川尻善昭
・美術/上原成代
・音響監督/鶴岡陽太
・音楽/辻陽
・アニメーションプロデューサー/吉本聡
・制作統括/伊原英夫、内沢康子、佐藤公則
・プロデューサー/近藤栄三

■メインキャラクタ

・あずき
通称あずきちゃん。8月30日生まれ(乙女座)のA型。野山家の長女で小学校5年生。性格はドジなところもあるが至って真面目で成績や運動神経も平均並みの、ごく普通の女の子。リコーダーは苦手。5年生に進級した際に転校してきた勇之助に一目惚れをする。
・勇之助
小学5年生。7月23日生まれのO型。あずさの同級生。5年に進級した新学期に私立の学校である明朝学園初等部からあずさたちのいる学校に転校してくる。趣味はサッカーとTVゲーム。運動神経抜群で長身。
・かおる
小学5年生。12月29日生まれのO型。あずさの同級生で親友。性格は内気で普段もあまり自分を出すことはないが芯は強い。実家では母が美容院を営んでおり、そのせいかおしゃれに詳しいという一面も持つ。泣き虫。
・ジダマ
本名 児玉翠。あずさの同級生で親友で、小学生でありながらあずさとかおるの保護者兼姉御役。6月6日生まれ。通称は苗字の「児」の字を音読みした「ジダマ」。多忙な母に代わり祖母に育てられる。異常なおばあちゃん子であり、公然と男嫌いであることを主張する。体格がよくスポーツは得意。
・ヨーコ
ワガママで自信過剰な美少女のお嬢様。5月9日生まれのAB型。ロングヘアーのサラサラ髪であり女子からも憧れる対象になることがある。目立ちたがり屋でもあり、ケンやまこととは違う意味で何かと騒動を引き起こす。
・ケンちゃん
本名 高柳ケン。あずさの同級生で、幼なじみ。10月28日生まれのB型。照れ屋で純情な野球少年。野球帽がトレードマークで、授業中もかぶり続けている。プロ野球選手になるのが夢であると語り、野球チームに入ってはいるが、他にもゲームやマンガで過ごす時間もあり、野球にとことん入れ込むという意思は持ち合わせていない。
・まこと
あずさの同級生でケンの友達。5月5日生まれのAB型。現在はだらしなく、目的もなくただ毎日を遊びながら過ごしているかのようであるが、過去には成績も良く、徒競走でもいつもトップであったとも言われる。変化の原因については明らかにされることは無かったが、それが一層、何を考えているのか解らない、つかみどころのない少年という印象を与えるのであろう。
・だいず
あずさの弟で小学1年生。姉あずさより開放的で脳天気、また人懐っこい性格。本人は姉であるあずさが好きなようで、かまってもらいたいばかりに、よくちょっかいをしたり冗談を言ったりしていた。あずさの部屋に入る時にはノックをしないのが通例で、そのたびあずさの叱責を食らっているが本人は気にしていない。
・あずきの母
優しい口調が印象的な、あずさの母。専業主婦。あずさとは姉妹みたいな親子関係であり、仲がよく秘密を共有することも多い。かといって放任というわけではなく、あずさのワガママが過ぎた時は厳しく叱る一面もある。
・あずきの父
あずさの父。大学の学生課の課長。メガネをかけていてちょっと頼りなさそうな外見だが、意外と頑固な一面もある。基本的に穏やかな性格であるものの、気に入らないことがあると口を利かなくなる一面もある。

■サブタイトル

・第1話/春らんまん!あずきの恋はさくら色
・第2話/秘密!消しゴムのおまじない
・第3話/大告白!わたしの好きな人
・第4話/ショック!涙なみだの運動会
・第5話/ドキドキ!勇之助くんが家に来る?
・第6話/あせっちゃう!かけもちスクランブル
・第7話/五月晴れ!霧の中のツーショット?
・第8話/ホント?ライバルはジダマ!!
・第9話/大募集?かたおもい友の会
・第10話/ないしょ!ユーノスケくんはカタツムリ?
・第11話/ときめき♥はじめてのデート
・第12話/ジェラシー!ふりむいて勇之助くん
・第13話/男のヒミツ!?美容室のケンちゃん
・第14話/オネガイ!七夕に願いをこめて
・第15話/始まり♥愛の交換日記
・第16話/おいしい!?しょうゆ味のエビフライ
・第17話/女の意地!?決闘タコ公園
・第18話/夏便り!待ちぼうけのラブレター
・第19話/お母さんの秘密!想い出ファーストラブ
・第20話/ピリカラ!恋の出前はラーメンの味
・第21話/ドッキリ!恐くてうれしい林間学校
・第22話/どうして?忘れられた誕生日
・第23話/たいへん!交換日記が終わっちゃう
・第24話/おじいちゃん!勇之助くんを信じて
・第25話/がんばって!トモちゃんの初デート
・第26話/秋探し!?はなればなれのぶどう狩り
・第27話/ガーン!勇之助くんなんか大きらーい
・第28話/炎のライバル!ケンちゃんV.S.勇之助くん
・第29話/見せたくない!うちのぐうたらお父さん
・第30話/大ピンチ!なかよし三人組
・第31話/涙のヒロイン!ガラスの靴は誰のもの
・第32話/びっくり!?にせカップルは誰
・第33話/初公開♥かおるちゃんの恋物語
・第34話/ドキッ!夢のなかのファーストキス
・第35話/ナイショ!赤ちゃんはどこからくるの
・第36話/ショーゲキ!!ジダマの恋の物語
・第37話/ウルウル!たったひとつのプレゼント
・第38話/さむーいい!ひとりぼっちのクリスマス
・第39話/さようなら!ふたりの交換日記

■主題歌・楽曲

・OP
「素敵な君」
作詞/阿久延博
作曲/三木拓次
編曲/RAZZ MA TAZZ&今井裕
歌/RAZZ MA TAZZ
・ED1
「夜明け」
作詞/阿久延博
作曲/三木拓次
編曲/RAZZ MA TAZZ&今井裕
歌/RAZZ MA TAZZ
・ED2
「歩こう」
作詞/秋元康
作曲/藤原いくろう
編曲/藤原いくろう
歌/野山あずさ
・IM
「あずきちゃんたら!」
作詞/秋元康
作曲/仁科かおり
編曲/藤原いくろう
歌/野山あずさ

■レビュー

『あずきちゃん』は、1995年から1998年にかけてNHKで放送されたアニメシリーズで、秋元康の同名漫画を原作としています。この作品は、主人公の野山あずきが小学5年生の1年間を繰り返すという設定で、彼女の成長や友情、恋愛を描いています。アニメ版では、原作のエピソードを基にしつつも、独自のストーリーやキャラクターの関係性を深く掘り下げたエピソードが多く見られます。これにより、視聴者はあずきの成長や友情、恋愛の複雑さをより深く感じることができるでしょう。また、NHKでの放送ということもあり、家族全員で楽しめる内容となっており、子供から大人まで幅広い層に愛された作品です。

あずきちゃんの魅力は、何と言ってもそのキャラクターたちにあります。主人公のあずきは、ドジなところもあるが真面目で、成績や運動神経も平均並みのごく普通の女の子です。彼女の恋心や友情、家族との関係性がリアルに描かれており、視聴者は彼女の成長を一緒に感じることができます。また、勇之助やかおる、ジダマ、ヨーコ、ケンちゃん、まこと、だいずといった個性豊かなキャラクターたちが物語を盛り上げます。彼らの友情や恋愛、家族との関係性も深く描かれており、視聴者は彼らの成長や悩みを共有することができます。

アニメ版では、原作のエピソードを基にしつつも、独自のストーリーやキャラクターの関係性を深く掘り下げたエピソードが多く見られます。例えば、第1話「春らんまん!あずきの恋はさくら色」では、あずきが勇之助に一目惚れするシーンが描かれています。このシーンは、原作でも重要なエピソードですが、アニメ版ではさらに詳細に描かれており、視聴者はあずきの恋心をより深く感じることができます。また、第2話「秘密!消しゴムのおまじない」では、あずきが勇之助に好意を抱いていることを友達に秘密にしようとするシーンが描かれています。このシーンも、原作では簡単に描かれていますが、アニメ版ではさらに詳細に描かれており、視聴者はあずきの友情や恋愛の複雑さをより深く感じることができます。

また、アニメ版では、原作では描かれていないエピソードも多く見られます。例えば、第3話「大告白!わたしの好きな人」では、あずきが勇之助に告白するシーンが描かれています。このシーンは、原作では描かれていませんが、アニメ版では詳細に描かれており、視聴者はあずきの勇気や恋心をより深く感じることができます。また、第4話「ショック!涙なみだの運動会」では、あずきが勇之助に負けてしまうシーンが描かれています。このシーンも、原作では描かれていませんが、アニメ版では詳細に描かれており、視聴者はあずきの悔しさや成長をより深く感じることができます。

さらに、アニメ版では、原作では描かれていないキャラクターの関係性も深く掘り下げられています。例えば、第5話「ドキドキ!勇之助くんが家に来る?」では、あずきが勇之助を家に招待するシーンが描かれています。このシーンは、原作では描かれていませんが、アニメ版では詳細に描かれており、視聴者はあずきと勇之助の関係性をより深く感じることができます。また、第6話「あせっちゃう!かけもちスクランブル」では、あずきが勇之助とデートするシーンが描かれています。このシーンも、原作では描かれていませんが、アニメ版では詳細に描かれており、視聴者はあずきと勇之助の恋愛の進展をより深く感じることができます。

アニメ版では、原作のエピソードを基にしつつも、独自のストーリーやキャラクターの関係性を深く掘り下げたエピソードが多く見られます。これにより、視聴者はあずきの成長や友情、恋愛の複雑さをより深く感じることができるでしょう。また、NHKでの放送ということもあり、家族全員で楽しめる内容となっており、子供から大人まで幅広い層に愛された作品です。

■推薦

『あずきちゃん』は、子供から大人まで幅広い層に愛される作品です。特に、恋愛や友情、家族との関係性を描いたエピソードは、視聴者に深い感動を与えます。また、アニメ版では、原作のエピソードを基にしつつも、独自のストーリーやキャラクターの関係性を深く掘り下げたエピソードが多く見られます。これにより、視聴者はあずきの成長や友情、恋愛の複雑さをより深く感じることができるでしょう。さらに、NHKでの放送ということもあり、家族全員で楽しめる内容となっており、子供から大人まで幅広い層に愛された作品です。ぜひ一度視聴してみてください。

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