ウェドブッシュ：2021年第4四半期のApple iPhoneの需要は供給を1,200万台上回る

投資会社ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は、過去数週間のサプライチェーンとのやり取りに基づき、「12月四半期のiPhone需要は供給を1200万台上回ったとみている。今年前半に供給問題が緩和されれば、この需要が3月と6月の四半期のAppleの業績を押し上げるだろう」と述べた。

アイブス氏は、年末四半期のiPhone販売台数が4000万台を超え、過去最高を記録したと推定している。中国市場はアップルの事業にとって重要な成長源である。アイブス氏は、過去12カ月間に中国におけるアップルの市場シェアが約250ベーシスポイント増加したと推定している。

Apple のビジネスはハードウェアの販売だけにとどまりません。アップルの時価総額は3兆ドルにあと一歩のところにあり、サービス事業は重要な支えとなっている。アイブス氏は、サービス事業は「アップルの膨大なインストールベースをさらに収益化し、2024年には売上高が1000億ドルを超える」と述べ、ウォール街では1兆5000億ドルと評価している。今年後半に発売される可能性があるApple Glassesは「大いに期待されている」ほか、2025年の自動運転車の発売はAppleの時価総額をさらに押し上げるだろう。

アイブス氏はアップル株の「アウトパフォーム」格付けと200ドルの目標価格を維持した。これはアップル株が今後12カ月で16％上昇する可能性があることを意味している。

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