TIGER & BUNNY 2 Part 2の評価：ヒーローの新たな挑戦と感動の続編

TIGER & BUNNY 2 Part 2 - タイガーアンドバニーツー - レビューと推薦

「TIGER & BUNNY 2 Part 2」は、2022年10月7日からNetflixで配信開始されたアニメシリーズで、BN Picturesが制作し、加瀬充子が監督を務める。都市シュテルンビルトを舞台に、特殊能力者「NEXT」がヒーローとして活躍する世界を描いた作品であり、その中でも特に鏑木・T・虎徹（ワイルドタイガー）とバーナビー・ブルックス Jr.の活躍に焦点を当てている。このシリーズは、2023年4月からNHK総合で地上波放送も開始され、キャラクターにタイアップ企業ロゴが無い状態で放送される予定だ。

ストーリー

シュテルンビルトは、様々な人種や民族、そして特殊能力者「NEXT」が共存する都市である。NEXTたちは「ヒーロー」として活動し、スポンサーロゴを背負いながら企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。その活躍は人気番組「HERO TV」で中継され、各々が「キング・オブ・ヒーロー」を目指し、年間ランキングを争っている。

鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックス Jr.は、所属企業「アポロンメディア」のイメージアップのためにヒーロー活動を続けている。シュテルンビルト発祥の「ヒーローシステム」は、今や世界各地で導入され、ヒーローも増加傾向にある。新たなヒーローがシュテルンビルトに加入し、虎徹とバーナビーも先輩ヒーローとして期待されているが、彼らの活躍は果たしてどうなるのか？

キャラクター

このシリーズの中心となるキャラクターは、鏑木・T・虎徹（ワイルドタイガー）とバーナビー・ブルックス Jr.である。虎徹はデビュー10年以上のベテランヒーローで、NEXT能力「ハンドレッドパワー」を持つ。バーナビーも同じくハンドレッドパワーを持ち、虎徹とコンビを組んで活動している。その他にも、氷を操るブルーローズ、重力を増幅させるゴールデンライアン、炎を操るファイヤーエンブレムなど、個性豊かなヒーローが多数登場する。

敵キャラクターとしては、双子の兄弟フガンとムガンが世界各地のヒーロー狩りを始める。また、NEXTの能力を暴走させるグレゴリー・サンシャインや、独自の正義を掲げるルナティック（ユーリ・ペトロフ）など、強力な敵が虎徹たちの前に立ちはだかる。

制作とスタッフ

「TIGER & BUNNY 2 Part 2」は、BN Picturesが企画・原作・制作を担当し、加瀬充子が監督を務めた。シリーズ構成と脚本は西田征史、キャラクターデザインとヒーローデザインは桂正和が手掛けている。アクションディレクターには中島大輔が起用され、音楽は池頼広が担当した。音響監督は木村絵理子、音響効果は倉橋裕宗が務め、音響制作は東北新社が行っている。

エピソード

全12話からなるこのシリーズは、各エピソードが英語の諺をタイトルにしており、深いテーマを描いている。例えば、「March winds and April showers bring forth May flowers.」や「No pain no gain.」など、各話ごとに異なるメッセージが込められている。これらのエピソードを通じて、ヒーローたちの成長や葛藤、そして友情が描かれている。

主題歌と楽曲

オープニングテーマはUNISON SQUARE GARDENの「kaleido proud fiesta」で、作詞・作曲は田淵智也、編曲はUNISON SQUARE GARDENが担当している。エンディングテーマは向井太一の「Pilot」で、作詞は向井太一とGASHIMA、作曲は向井太一とCELSIOR COUPE、編曲はCELSIOR COUPEが手掛けている。これらの楽曲は、シリーズの雰囲気を盛り上げる重要な要素となっている。

評価と推薦

「TIGER & BUNNY 2 Part 2」は、ヒーローたちの活躍と成長を描いたエキサイティングなシリーズである。各キャラクターの個性や能力が巧みに描かれており、視聴者を引き込むストーリー展開が魅力だ。また、社会的なテーマやヒーローたちの葛藤を描くことで、単なるアクションアニメではなく、深いメッセージ性を持つ作品となっている。

特に、虎徹とバーナビーのバディとしての絆や、彼らが直面する困難を乗り越える姿勢は感動的であり、視聴者に強い印象を与えるだろう。また、新たなヒーローや敵キャラクターの登場により、シリーズ全体が新鮮な展開を見せている。

このシリーズは、ヒーローものやアクションアニメが好きな人だけでなく、深いストーリーやキャラクターの成長を楽しみたい人にもおすすめだ。Netflixで配信されているため、気軽に視聴することができ、2023年4月からのNHK総合での地上波放送も楽しみに待ちたいところだ。

詳細な情報

以下に、「TIGER & BUNNY 2 Part 2」の詳細な情報をまとめる。

公開メディア

WEB

原作メディア

アニメオリジナル

初出日

2022年10月7日

ネット配信

Netflix　2022年10月7日(1回～12回)金曜　16:00～配信

初出方法

配信／Netflix

分数

30分

話数

12話

原作

原作／BN Pictures^{TIGER & BUNNY}

監督

監督／加瀬充子

制作

制作／BN Pictures
製作／BN Pictures、BANDAI NAMCO Arts

著作

キャスト

・鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー／平田広明
・バーナビー・ブルックス Jr.／森田成一
・カリーナ・ライル/ブルーローズ／寿美菜子
・ライアン・ゴールドスミス/ゴールデンライアン／中村悠一
・ネイサン・シーモア/ファイヤーエンブレム／津田健次郎
・キース・グッドマン/スカイハイ／井上剛
・イワン・カレリン/折紙サイクロン／岡本信彦
・アントニオ・ロペス/ロックバイソン／楠大典
・ホァン・パオリン/ドラゴンキッド／伊瀬茉莉也
・ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット／楠木ともり
・仙石昴/Mr. ブラック／千葉翔也
・トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス／島﨑信長
・フガン／宮野真守
・ムガン／小野賢章
・グレゴリー・サンシャイン／子安武人
・ユーリ・ペトロフ/ルナティック／遊佐浩二
・アニエス・ジュベール／甲斐田裕子
・マリオ／太田真一郎

メインスタッフ

・企画、原作、制作／BN Pictures
・監督／加瀬充子
・シリーズ構成、脚本、ストーリーディレクター／西田征史
・キャラクターデザイン、ヒーローデザイン／桂正和
・アクションディレクター／中島大輔
・アニメーションキャラクターデザイン／板垣徳宏、山本美佳、立花希望
・デザインワークス／小曽根正美
・ビジュアルデザイン／川井康弘
・メカデザイン／安藤賢司
・タイトルロゴデザイン／海野大輔
・色彩設計／永井留美子、柴田亜紀子
・美術デザイン／兒玉陽平、宮本崇
・美術監督／東潤一
・CG制作／サンライズ Digital Creation Studio
・撮影監督／後藤春陽、田中唯
・編集／長坂智樹
・音楽／池頼広
・音響監督／木村絵理子
・音響効果／倉橋裕宗
・選曲／合田麻衣子
・録音／太田泰明
・音響制作／東北新社
・製作／BN Pictures、BANDAI NAMCO Arts

メインキャラクタ

●HERO
・ワイルドタイガー Style 3
本名は「鏑木・T・虎徹」。
NEXT能力は「1分間だけ身体能力が100倍になるハンドレッドパワー」。
デビュー10年以上のベテランヒーロー。
所属企業:アポロンメディア

・バーナビー・ブルックス Jr. Style 3
本名と同じ「バーナビー・ブルックス Jr.」で活動する。
NEXT能力は「5分間だけ身体能力が100倍になるハンドレッドパワー」。
所属企業:アポロンメディア

・ブルーローズ
本名は「カリーナ・ライル」。
NEXT能力は「氷を操る」。
所属企業:タイタンインダストリー

・ゴールデンライアン
本名は「ライアン・ゴールドスミス」。
NEXT能力は「一定範囲内(半径30m程度)の重力を増幅させる」。
所属企業:タイタンインダストリー

・ファイヤーエンブレム
本名は「ネイサン・シーモア」。
NEXT能力は「炎を操る」。
所属企業:ヘリオスエナジー

・スカイハイ
本名は「キース・グッドマン」。
NEXT能力は「風を操る」。
所属企業:ポセイドンライン

・折紙サイクロン
本名は「イワン・カレリン」。
NEXT能力は「擬態」。
所属企業:ヘリペリデスファイナンス

・ロックバイソン
本名は「アントニオ・ロペス」。
NEXT能力は「強靱な(堅い)皮膚」。
所属企業:クロノスフーズ

・ドラゴンキッド
本名は「黄宝鈴(ホァン・パオリン)」。
NEXT能力は「身体から稲妻(電撃)を発することが出来る」。
所属企業:オデュッセウスコミュニケーション

・マジカルキャット
本名は「ラーラ・チャイコスカヤ」。
NEXT能力は「水を操る」。
所属企業:オデュッセウスコミュニケーション

・Mr. ブラック
本名は「仙石昴」。
NEXT能力は「バリア」。
地元で最年少ヒーローとして活躍。シュテルンビルトの新ヒーロー採用試験で優秀な成績を残して採用された。
所属企業:ジャングル

・ヒーイズトーマス
本名は「トーマス・トーラス」。
NEXT能力は「サイコキネシス」。
新人ながら高い実力を持っており、所属企業からも大きな期待を向けられている。
所属企業:ジャングル

●ENEMY
・フガン
双子の弟ムガンと世界各地のヒーロー狩りを始める。

・ムガン
双子の兄フガンと世界各地のヒーロー狩りを始める。

・グレゴリー・サンシャイン
NEXTの能力を暴走させるNEXT。凶悪犯として捕まり収監されていたが……。

・シガニー・ロシツキー
ウロボロスに属する謎の女性。

・ルナティック
高温度の青い炎を操るNEXT。独自の正義の下、法で裁けない殺人者たちに粛清を行う。
その正体は司法局ヒーロー管理官兼裁判官のユーリ・ペトロフ。

・L.L.オードゥン
父親が犯罪者だったことで正式なヒーローの認可を受けられなかった元野良ヒーロー。
「信ずるは己の力のみ!」が信条。

●MAIN CHARACTER
・鏑木・T・虎徹
デビュー10年以上のベテランヒーロー「ワイルドタイガー」。
紆余曲折を経て再び1部リーグのヒーローに返り咲く。
誕生日:8月14日

・バーナビー・ブルックス Jr.
本名の「バーナビー・ブルックス Jr.」の名で活躍するヒーロー。
虎徹と再びコンビを組む事に。
誕生日:10月31日

・カリーナ・ライル
歌って踊れる大人気アイドルヒーロー「ブルーローズ」。
ヒーロー活動と学業を両立させる努力家。
誕生日:5月8日

・ライアン・ゴールドスミス
一度はシュテルンビルトを離れたが、とある事件をきっかけに戻ってきた「ゴールデンライアン」。
洞察力に長けている。
誕生日:6月19日

・ネイサン・シーモア
自身所属のヘリオスエナジーのオーナーでもある「ファイヤーエンブレム」。
世話好きで面倒見が良い。
誕生日:3月25日

・キース・グッドマン
日々の努力を怠らない「スカイハイ」として老若男女に大人気のヒーロー。
真面目故に天然な一面も。
誕生日:11月11日

・イワン・カレリン
擬態能力で活躍する「折紙サイクロン」。ヒーローアカデミー出身者。
普段はおとなしく消極的な性格。
誕生日:9月19日

・アントニオ・ロペス
強靭な肉体を誇る「ロックバイソン」の名で活躍するベテランヒーロー。
虎徹とは昔からの親友。
誕生日:12月3日

・ホァン・パオリン
高い身体能力を生かし華麗に活躍する「ドラゴンキッド」。
天真爛漫で一人称は"ボク"。
誕生日:4月29日

・ラーラ・チャイコスカヤ
「マジカルキャット」の名で活躍するヒーロー。
所属会社からの要望で魔女っ娘キャラのヒーローとしてデビューすることになった。
誕生日:7月16日

・仙石昴
「Mr. ブラック」の名で活躍するヒーロー。
陽気で実直な性格。責任感が強いが、直情的な面もあり、時に周りと衝突することやトラブルを起こすこともある。
誕生日:1月17日

・トーマス・トーラス
「ヒーイズトーマス」の名で活躍するヒーロー。
口数が少なく、常にクールで無表情。トレーニングや食事もストイックに管理している。
誕生日:2月8日

●OTHERS
・ユーリ・ペトロフ
司法局ヒーロー管理官兼裁判官。
今期からの制度改正に伴い、ヒーローたちとより深く関わることに。

・アニエス・ジュベール
「HERO TV」のプロデューサーで視聴率至上主義のキャリアウーマン。
熱心さがあまって時にはヒーローたちに指示出ししてしまうことも?

・マリオ
「HERO TV」のリポーター。
生放送ではヒーローたちが活躍する現場の様子をリポートする。

・マッティア・イングラム
アプトン研究所の研究者。
脳神経の研究をしている。バーナビーをよく知る人物。

・リトルアウロラ
『HOPE』という初の自叙伝を全世界で販売中。
NEXTと非NEXTの共存に尽力している。

サブタイトル

・#14(1)／March winds and April showers bring forth May flowers.(三月の風と四月の雨で五月の花が咲く)(2022/10/07)
・#15(2)／No pain no gain.(痛みなくして何も得られない)(2022/10/07)
・#16(3)／A friend in need is a friend indeed.(まさかの友こそ真の友)(2022/10/07)
・#17(4)／The gods send nuts to those who have no teeth.(神は歯のない者にクルミを授ける)(2022/10/07)
・#18(5)／One eyewitness is better than ten hearsays.(一人の目撃は十人の伝聞に勝る)(2022/10/07)
・#19(6)／You cannot make a crab walk straight.(蟹にまっすぐ歩かせる事は出来ない)(2022/10/07)
・#20(7)／The darkest hour is just before the dawn.(夜明け前が一番暗い)(2022/10/07)
・#21(8)／Nothing comes of nothing.(無から得られるものはなし)(2022/10/07)
・#22(9)／Coming events cast their shadows before.(事が起こる前に影がさす)(2022/10/07)
・#23(10)／Lookers-on see most of the game.(見物人が最も状況を見ている)(2022/10/07)
・#24(11)／Union is strength.(団結は力なり)(2022/10/07)
・#25(12)／Today is not just tomorrows yesterday.(今日は、単なる明日の昨日ではない)(2022/10/07)

主題歌・楽曲

・OP1
・kaleido proud fiesta
・作詞／田淵智也
・作曲／田淵智也
・編曲／UNISON SQUARE GARDEN
・歌／UNISON SQUARE GARDEN

・ED1
・Pilot
・作詞／向井太一、GASHIMA
・作曲／向井太一、CELSIOR COUPE
・編曲／CELSIOR COUPE
・歌／向井太一

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