『デュエル・マスターズ キングMAX』レビュー：シリーズ第19弾の魅力とは？

『デュエル・マスターズ キングMAX』 - 熱きデュエルのクライマックス

『デュエル・マスターズ キングMAX』は、2022年4月3日から8月28日までテレビ東京系列で放送されたTVアニメシリーズです。この作品は、Wizards of the Coastと松本しげのぶによるカードゲーム『デュエル・マスターズ』を原作としており、ブレインズ・ベースと小学館ミュージック＆デジタル エンタテイメントがアニメーション制作を担当しました。監督は石踊宏、総監督は鈴木裕輔、シリーズ構成は加藤陽一、キャラクターデザインは越貴文、音楽は五十嵐“IGAO”淳一、音響監督は伊藤巧が務めています。製作はテレビ東京と小学館集英社プロダクションが手掛けています。

本作は全22話で構成されており、毎週日曜日の8:30から9:00までの30分枠で放送されました。著作権はTM and ©2022, Wizards of the Coast, Shogakukan, Mitsui/Kids, ShoPro, TV TOKYOに帰属しています。

ストーリー

主人公の切札勝（ジョー）は、絵を描くこととデュエマが大好きな小学6年生です。彼はクリーチャーを生み出す能力を持つ“しゃべるデッキケース”ことデッキーと出会い、相棒「ジョーカーズ」を生み出します。ジョーは仲間たちと共にデュエマを楽しんでいましたが、鬼に魅せられ鬼となった男・鬼札アバクが再び現れます。アバクの目的は何なのか、ジョー編のクライマックスが始まります。

キャスト

切札ジョーと切札勝太を小林由美子が、デッキーを佐藤せつじが演じています。その他にも、キラ役の豊永利行、ボルツ役の白石稔、うららかもも役の豊崎愛生、キャップ役の市川太一、スマホンとカバまろ役の渡辺久美子、ゼーロジュニア役の森田成一、天王寺ハイド役の土岐隼一、縄文ヒミコ役の諏訪彩花、鬼札アバク役の木村良平など、豪華な声優陣が出演しています。

メインスタッフ

原作は松本しげのぶ、総監督は石踊宏、監督は鈴木裕輔、シリーズ構成は加藤陽一、キャラクターデザインは越貴文、音楽は五十嵐“IGAO”淳一、音響監督は伊藤巧、アニメーション制作はブレインズ・ベースと小学館ミュージック＆デジタル エンタテイメント、製作はテレビ東京と小学館集英社プロダクションが担当しています。

メインキャラクタ

切札ジョーはデュエマが大好きな小学6年生で、デッキーと出会い多くのライバルたちと熱戦を繰り広げます。デッキーはジョーの相棒で、クリーチャーの絵を実体化しカード化する能力を持っています。キラはジョーの幼なじみで、頭脳明晰で運動能力も抜群の正義感溢れるヒーローキャラです。ボルツはスピーカーをヘッドホンとして身に着け、スケボーで移動するナイスガイで、親友のダチッコとは熱い友情で結ばれています。うららかももはジョーと同じ学校に通う同級生で、実は自然文明の姫であることが判明したヒロインです。キャップは高度な科学力を誇る水文明のデュエルマスター候補で、明るい性格で誰とでもすぐに仲良くなります。ハイドは冷静沈着で頭脳明晰なエリートで、かつて王来学園の生徒会長をしていました。ヒミコはかわいらしい見た目をしているが性格はきつく、歴史に詳しいキャラクターです。アバクは以前心も体も鬼と化しジョーに敗れたが、再びジョーの前に現れ、その目的は彼の過去と関係しているようです。

サブタイトル

第1話「キズナの力のジョー熱デュエル!ジョーVSデッキー!」から第17話「ありがとう!最後の友ジョーデュエマ」まで、各話ごとに熱いデュエルと友情が描かれています。特に第10話「王来学園の決闘!切札ジョーvs鬼札アバク!」や第15話「鬼の血がたぎる!鬼札アバク真の望み!」はクライマックスに向けての重要なエピソードとなっています。

関連作品

『デュエル・マスターズ キングMAX』には、特別編や『デュエル・マスターズ キング』、『デュエル・マスターズ キング!』などの関連作品があります。これらの作品も合わせて楽しむことで、より深くデュエマの世界を体験することができます。

主題歌・楽曲

オープニングテーマは「ヒストリア」で、作詞・作曲・編曲はかいりきベア、歌はベアードアードが担当しています。エンディングテーマは「コレカラ」で、作詞は実ノ里、作曲・編曲は斎藤悠弥、歌はCoeur à Coeurが担当しています。これらの楽曲は、物語の盛り上がりをさらに引き立てています。

『デュエル・マスターズ キングMAX』の魅力と評価

『デュエル・マスターズ キングMAX』は、デュエマの世界を舞台にした熱いバトルと友情を描いた作品です。主人公の切札ジョーと彼の相棒デッキーが繰り広げるデュエルは、視聴者を引き込む力があります。また、各キャラクターの個性が豊かで、ストーリー展開もクライマックスに向けて盛り上がりを見せています。

特に注目すべきは、鬼札アバクとの対決です。アバクの過去と目的が明らかになるにつれて、ジョーと仲間たちの絆が試される場面が多く描かれています。これらのエピソードは、視聴者に感動と興奮を与えます。また、デュエマのルールや戦略も丁寧に描かれており、初心者でも楽しむことができます。

声優陣の演技も素晴らしく、特にジョー役の小林由美子やアバク役の木村良平の演技は見事です。音楽も五十嵐“IGAO”淳一の力強いサウンドが物語を盛り上げ、視聴者の心を捉えます。

推薦ポイント

『デュエル・マスターズ キングMAX』は、デュエマのファンだけでなく、友情やバトルを描いた作品が好きな人にもおすすめです。特に、ジョーとデッキーの絆や、仲間たちとの友情に感動したい人にはぜひ見てほしい作品です。また、デュエマのルールや戦略を学びたい人にも役立つ内容となっています。

さらに、関連作品も合わせて楽しむことで、デュエマの世界をより深く理解することができます。オープニングとエンディングの楽曲も素晴らしいので、音楽を楽しみながら視聴するのもおすすめです。

『デュエル・マスターズ キングMAX』は、熱いデュエルと友情の物語を描いた素晴らしい作品です。ぜひ多くの人に見てもらいたいと思います。