コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25スペシャルの深層分析と全方位的評価
『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、2006年から2007年にかけて放送されたアニメシリーズであり、その中でも特に注目すべきエピソードがSTAGE24とSTAGE25のスペシャル放送である。この2話は、物語のクライマックスを迎える重要なエピソードであり、視聴者に強烈な印象を与えた。以下では、このスペシャル放送の詳細な分析と評価、そして関連する情報を提供する。
放送情報と制作背景
『コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25スペシャル』は、2007年7月29日にMBSとTBS系列で放送された。放送時間はMBSでは7月28日の26:25から27:25、TBSでは7月30日の28:00から29:00までで、24話と25話を連続して放送する形式が取られた。このスペシャル放送は、視聴者が一気に物語のクライマックスを体験できるように設計されており、視聴者の期待を最大限に引き立てるための戦略的な選択であったと言える。
制作はサンライズが担当し、毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会(サンライズ、バンダイビジュアル、バンダイ、バンダイナムコゲームス、博報堂DYメディアパートナーズ)が共同で製作した。監督は谷口悟朗、ストーリー原案は大河内一楼と谷口悟朗が務め、シリーズ構成は大河内一楼が担当した。これらのスタッフは、物語の緻密な展開と視覚的な魅力を最大限に引き出すために協力し合った。
ストーリーとキャラクター
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の舞台は、超大国ブリタニア帝国に占領された「日本」、すなわち「エリア11」である。物語は、ルルーシュ・ランペルージと枢木スザクという二人の少年の対比を通じて展開される。ルルーシュは「ギアス」の力を手に入れ、妹のナナリーと己の理想のためにブリタニア帝国に革命を起こそうとする。一方、スザクは「ランスロット」のパイロットとして、内部からの改革を目指す。二人が歩む道は、エリア11の運命を大きく揺さぶることになる。
STAGE24「崩落のステージ」では、ルルーシュの計画が最高潮に達し、ゼロとしての彼の存在が全世界に知られることになる。このエピソードでは、ルルーシュの戦略的思考とその実行力が描かれ、視聴者は彼の冷徹さと人間性の葛藤を目の当たりにする。STAGE25「ゼロ」では、ルルーシュの真の目的とその犠牲が明らかになり、物語は感動的なクライマックスを迎える。このエピソードでは、ルルーシュとスザクの友情と対立が深く掘り下げられ、視聴者の心を揺さぶる瞬間が数多く描かれている。
主要キャラクターの詳細なプロフィールは以下の通りである。
黒の騎士団
- ルルーシュ・ランペルージ
- 年齢:17歳
- 星座:いて座
- 血液型:A型
- プロフィール:エリア11の私立高校アッシュフォード学園に通う普通の高校生。頭脳明晰でチェスなどのゲームに天才的なセンスを持つ。「ギアス」の力を得て、ブリタニア帝国に革命を起こそうとする。
- カレン・シュタットフェルト
- 年齢:17歳
- 星座:牡羊座
- 血液型:B型
- プロフィール:非合法な反ブリタニア帝国活動に身を投じている少女。活動的な性格でナイトメアフレームも操縦できるし武道も嗜む。アッシュフォード学園の中では病弱を装っている。
- 扇 要
- 年齢:26歳
- 星座:うお座
- 血液型:O型
- プロフィール:カレンが所属する小規模レジスタンスグループのリーダー。カレンの兄の友人だった。
- 玉城真一郎
- 年齢:24歳
- プロフィール:カレンが所属する小規模レジスタンスグループのメンバーの一人。
- 藤堂鏡志朗
- 年齢:37歳
- プロフィール:7年前の対ブリタニア戦で一度も負けなかった伝説の将軍。占領後は、反ブリタニア組織・日本解放戦線の客分となる。
- 四聖剣(千葉凪沙、朝比奈省悟、仙波崚河、卜部巧雪)
- プロフィール:7年前、藤堂とともにブリタニア帝国に抵抗した旧日本軍のエース。占領後は日本解放戦線に身を寄せていたが、組織の崩壊とともに黒の騎士団に参加した。
- ディートハルト・リート
- 年齢:31歳
- 星座:水瓶座
- 血液型:AB型
- プロフィール:TV局のプロデューサー。事件があると好奇心全開で謎に迫ろうとするタイプ。ブリタニア人であるがゼロに興味を持ち、黒の騎士団に参加する。
- ラクシャータ
- プロフィール:キョウトの命を受けて日本製ナイトメアフレームを開発している科学者。かつてはロイドとともに研究を行った同僚であったが、袂を分かった。紅蓮弐式の右腕に仕込まれている「輻射波動」は彼女オリジナルのアイデアに基づく兵器だ。
神聖ブリタニア帝国
- 枢木スザク
- 年齢:17歳
- 星座:かに座
- 血液型:O型
- プロフィール:イレヴンだが、名誉ブリタニア人としてブリタニア帝国軍に参加している。軍人としての技量は一流だが、素直な性格で人の善意を信じるため、苦労を背負い込むことも多い。ブリタニア帝国を壊そうとするルルーシュとは違い、内部からの改革を進めるべきだという考えを持っている。
- コーネリア・リ・ブリタニア
- 年齢:27歳
- 星座:山羊座
- 血液型:O型
- プロフィール:ブリタニア帝国第二皇女。クロヴィス亡きあと、エリア11の総督として赴任する。アンドレアス・ダールトンとギルバート・G・P・ギルフォードという腹心の部下を従えている。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 年齢:16歳
- 星座:天秤座
- 血液型:B型
- プロフィール:ブリタニア帝国第三皇女。学生であるためこれまで政治の舞台に出ることがなかった。理想を求める高貴な精神の持ち主。
- アンドレアス・ダールトン
- 年齢:47歳
- プロフィール:コーネリアの副官で、軍略の師匠でもある。顔の傷が示すように歴戦の勇士であり、日本占領作戦にも参加していた。
- ギルバート・G・P・ギルフォード
- 年齢:27歳
- プロフィール:コーネリアの親衛隊長。コーネリアの命令を冷静に実行する忠実な部下。クールなメガネ姿が特徴。
- ジェレミア・ゴットバルト
- 年齢:28歳
- 星座:獅子座
- 血液型:A型
- プロフィール:ブリタニア軍はブリタニア人だけで構成されるべきと考える「純血派」の若手将校。ゼロのギアスによりスザクを逃してしまったことから、失脚してしまう。
- ヴィレッタ・ヌゥ
- 年齢:26歳
- 星座:双子座
- 血液型:B型
- プロフィール:純血派の兵士。ジェレミアの副官として腕を振るっていたが、ジェレミアの失脚後、ゼロの秘密を追い始める。そして、その結果……。
- ロイド・アスプルンド
- 年齢:29歳
- 星座:水瓶座
- 血液型:AB型
- プロフィール:ナイトメアフレーム、ランスロットの開発者。
- セシル・クルーミー
- 年齢:24歳
- 星座:おとめ座
- 血液型:O型
- プロフィール:ランスロット開発メンバーの一員。
- キューエル
- プロフィール:純血派の一員。失策したジェレミアの後釜を狙い、戦いを仕掛けたこともある。ナリタ連山で紅蓮弐式と戦い戦死。
- クロヴィス・ラ・ブリタニア
- 年齢:24歳
- 星座:天秤座
- 血液型:O型
- プロフィール:エリア11を総督として統治する、ブリタニア帝国第三皇子。
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- プロフィール:ブリタニア帝国第二皇子。ブリタニア皇帝に次ぐ帝国の実力者で、故・クロヴィスによれば、ルルーシュの母マリアンヌの暗殺事件の真相を知っている人物の一人だといわれている。
- ブリタニア皇帝
- 年齢:62歳
- プロフィール:ブリタニア帝国の皇帝。自分の皇位継承者たちに世界各地のエリアの統治を委ねている。
アッシュフォード学園
- ミレイ・アッシュフォード
- 年齢:18歳
- 星座:獅子座
- 血液型:O型
- プロフィール:ルルーシュの先輩で、アッシュフォード学園の生徒会長。悪戯好きの性格のため生徒会メンバーを翻弄することもよくあるが、いざという時には頼れるお姉さん。祖父がアッシュフォード学園の理事長。
- ナナリー・ランペルージ
- 年齢:14歳
- 星座:さそり座
- 血液型:AB型
- プロフィール:ルルーシュの妹。過去のある事件により、目が見えず、足も不自由になった。ブリタニア人であるが、イレヴンのことをちゃんと「日本人」と呼ぶ優しい心の持ち主。
- シャーリー・フェネット
- 年齢:17歳
- 星座:かに座
- 血液型:A型
- プロフィール:アッシュフォード学園の生徒会メンバーの一人で、水泳部と掛け持ちをしている。ルルーシュのことを気にかけている。ナリタ連山の事件で父を亡くし、ゼロの行動に疑問を持つが……。
- リヴァル・カルデモンド
- 年齢:17歳
- 星座:かに座
- 血液型:AB型
- プロフィール:ルルーシュの悪友。愛車のサイドカーにルルーシュを乗せて、学外まで遊びに出かけることもしばしばある。
- ニーナ・アインシュタイン
- 年齢:17歳
- 星座:乙女座
- 血液型:A型
- プロフィール:アッシュフォード学園生徒会メンバーの一人。おとなしく研究好きな性格。ユーフェミアに強い憧れを抱いている。
- 篠崎咲世子
- 年齢:24歳
- 星座:さそり座
- 血液型:O型
- プロフィール:ナナリーの身の回りの世話をするメイド。イレヴン。
キョウト六家
- 皇 神楽耶
- プロフィール:レジスタンス・グループを束ねるキョウト六家(ろっか)の若き当主。
- 桐原泰三
- プロフィール:サクラダイト採掘業務を独占する桐原産業の創設者。ブリタニア占領下で植民地支配の積極的協力者を演じているが、実は反ブリタニア武装勢力を支援するキョウト六家の重鎮。
その他
- C.C.(シーツー)
- 年齢:?歳
- プロフィール:ルルーシュが出会った謎の少女。10代に見えるが、その素性を含め全てが不明。
- マオ
- プロフィール:もう一人のギアス能力者。ルルーシュの「絶対遵守の力」とはまた違った能力により、彼を苦しめる。マオもまたC.C.によってこの能力を得た。
メインロボ・アイテム
『コードギアス 反逆のルルーシュ』では、ナイトメアフレームと呼ばれる人型兵器が重要な役割を果たす。これらのメカニックは、物語の進行に大きく影響を与え、視覚的な魅力も提供する。以下に主要なナイトメアフレームとその詳細を紹介する。
用語集
- 神聖ブリタニア帝国
- 世界の三分の一以上を統治する巨大帝国。強大な軍事力を背景に世界各地を次々に占領し統治領「エリア」としている。エリアはそれぞれ数字が割り振られ、そこに住む人々はナンバーズ呼ばれ、ブリタニア帝国民から差別的な扱いを受けている。ブリタニア皇帝を頂点とする貴族社会を維持しており、徹底的なエリート主義とそれによって生まれる格差こそが社会を活性化するエネルギーになるという考えに基づいて運営されている。
- 貴族
- 神聖ブリタニア帝国の貴族は次のような階級になっている。
- 大公爵 Grand Duke(グランド・デューク)
- 公爵 Duke(デューク)
- 侯爵 Marquess(マーキス)
- 辺境伯 Margrave(マーグレイヴ)
- 伯爵 Earl(アール)
- 子爵 Viscount(ヴァイカウント)
- 男爵 Baron(バロン)
- 騎士 Knight(ナイト)
- 武勲候 Knight of honor(ナイト・オブ・オナー)
- エリア11
- 皇歴2010年、希少資源を巡る外交上の衝突から、日本とブリタニア帝国は交戦状態に突入。日本は瞬く間にブリタニア帝国に占領される。その結果、「日本」の名は奪われ「エリア11」と呼ばれるようになった。
- イレブン
- 「エリア11」に住む日本人をブリタニア人が呼ぶときの呼び名。差別的ニュアンスがあるので、日本人はこの呼び名を嫌っている。
- 総督
- 各エリアの統治を行う役職。ブリタニア皇帝の血を引く子供たちに任せられている。エリア11は、当初第三皇子クロヴィスが総督だったが、何者かに殺害されたため、第二皇女コーネリアが新たな総督となった。
- 租界
- エリアを支配するブリタニア人が住む地域。再開発され、太陽発電のためのパネルが並ぶ美しい街並みとなっている。ブリタニア人がこの外へ出ることはあまりない。
- ゲットー
- イレブンが集まっている居住区。イレブンの生活は貧しく、スラムの様相を呈している。
- 名誉ブリタニア人
- イレブンであっても、役所で所定の手続きと試験を経れば、名誉ブリタニア人として市民登録される。ただしそれを屈辱的と感じるイレブンは多い。
- ギアス
- C.C.よりルルーシュが授けられた謎の力。王の力とも呼ばれる。ルルーシュの場合、左眼を見た相手に絶対服従を強いることができる力として発現した。別のタイプのギアスも存在しており、ルルーシュを狙ったギアス能力者・マオは人の心の声を聞き取る能力を持っていた。ルルーシュの能力については以下のような、「ルール」が確認されている。
- 1人につき1回しか操れない
- 相手の目を直接見なければならない(眼鏡越しは有効)
- 複数の人を操ることはできる
- 操られた人間は前後の記憶を失う
- 有効距離は約270m
- アッシュフォード学院
- ルルーシュたちが通うブリタニア人の学校。アッシュフォード家は、かねてからルルーシュと妹ナナリーの後見人であったため、現在も二人をかくまっている。
- 純血派
- ブリタニア軍はブリタニア人のみで構成されるべきという主義を持った一派。純血派である証しに、胸元に羽根を差している。派閥の領袖はジェレミアであった。
- 特派
- 特別派遣嚮導技術部。ロイド、セシルなどが所属する研究組織。ランスロットを開発したチーム。
- デヴァイサー
- ナイトメアフレーム
- ブリタニア軍の主力をなす人型自在戦闘装甲騎。ナイトメア(Knightmare)とは騎士と雌馬のこと。ナイトメアフレームに搭乗することを「騎乗」というのもここにちなむ。ブリタニア帝国軍が採用する人型兵器の総称である。いずれの機種も、頭部のオープンセンサーカメラ「ファクトスフィア」で情報を収集し、脚部には高速移動用の「ランドスピナー」を装備するという共通点がある。また、使用者・使用状況にあわせてさまざまなバリエーションが存在する。
- エナジーフィラー
- ナイトメアフレームなどを動かすためのバッテリーのこと。
- レジスタンス
- ブリタニア人の支配に反抗する武装化したレジスタンスが日本各地に存在する。「日本解放戦線」はその中でも最大級の勢力を持つ団体。
- キョウト六家
- 旧日本の政財界に力を持っていた家系の集まり。ブリタニア帝国の占領後は陰から全国のレジスタンスを支援するようになる。
- サクラダイト
- 富士山近辺で採取される特殊な物質。電気抵抗が存在せず、モーターを中心とした技術を発展させてきたこの世界にとって非常に重要な意味を持つ。ナイトメアフレームの重要な部分にも使われており、ブリタニア帝国と日本はこれを巡って政治的に衝突した。
- ブリキ
- イレブン(日本人)がブリタニア人に使う蔑称。ナイトメアフレームをブリキの人形に見なしたことと、ブリタニアの鬼という意味がかけられている。
- 皇歴
- 神聖ブリタニア帝国で使用されている暦。a.t.b.とも表記されるがこれは、Ascension Throne Britannia(ブリタニア即位紀)の略。物語の舞台は皇歴2017年。
- イエス、マイ・マジェスティ/イエス、ユア・ハイネス/イエス、マイ・ロード
- 意味は基本的に「了解」だが、答える相手によって使い分ける。ブリタニア皇帝に対しては「イエス、ユア・マジェスティ」。ブリタニア皇族に対しては「イエス、ユア・ハイネス」。ブリタニア軍の上官に対しては「イエス、マイ・ロード」。
- ゲフィオン・ディスターバー
- 外部からユグドラシルドライブに干渉し、その出力をダウンさせる装置。これを使うとナイトメアフレームを行動不能にすることができる。
メカ
- 特派ヘッドトレーラー
- ランスロットを運用するための専用トレーラー。コンパクトながらランスロットに対する指揮からデヴァイサーのモニタリング、メンテナンスまで全てを行うことができる。
- G-1ベース
- 皇室専用陸戦艇。総督が軍事行動を起こす際、移動指揮所として使用する。ナイトメアフレームも多数搭載可能。
- ナイトメアVTOL
- ナイトメアフレームを搬送するVTOL。空を飛ぶことのできないナイトメフレームにとってもっとも迅速な輸送手段である。
- アヴァロン
- ブリタニア軍の浮遊航空艦。新たに開発したフロートシステムにより空中を移動する。防御システムとして大型の電磁シールドを装備している。第二皇子シュナイゼルの乗艦。特派に渡され、ランスロットの母艦としても使われている。
- ジークフリート
- ブリタニア帝国が開発したナイトギガフォートレス。改造されたジェレミアが搭乗する。
- 潜水艦
- 黒の騎士団にキョウトより提供された。独特の形状をしており、通常の潜水艦よりも高速での移動が可能。
ナイトメアフレーム
ブリタニア帝国軍
- ランスロット
- 形式番号:Z-01
- 全高/戦闘重量:4.49m/6890kg
- プロフィール:ブリタニア軍技術部試作嚮導兵器。特別派遣嚮導技術部のロイドが中心となり開発した第七世代ナイトメアフレーム。ユグドラシルドライブ(ナイトメアフレームの動力源)の核「コアルミナス」のサクラダイト使用量が多く、それによって圧倒的な高出力を得ている。そのほかにも機体の随所にサクラダイトが使われており、第六世代までのナイトメアフレームとは一線を画す高性能を達成した。ただしそれ故に、パイロットを選ぶ機体でもある。スラッシュハーケンを4基、ファクトスフィアも2基装備。コックピットの両脇に装着するメーザーバイブレーションソード(MVS)は、高周波振動によって相手を切り裂く。ヴァリス(手持ちライフル、Variable Ammunition Repulsion Impact Spitfireの略)は、可変弾薬反発衝撃砲で、弾薬の反発力をコントロールすることができる。
- グロースター(コーネリア機)
- 形式番号:RPI-00/SC
- 全高/戦闘重量:4.84m/7850kg
- プロフィール:サザーランドをベースに改造を施した第五世代ナイトメアフレーム。ナイトメアフレームとの近接戦闘を想定し、格闘性能を向上させた。時にマントをまとうこともある。コーネリアとその親衛隊だけが使用する。コーネリア機は頭部に二つの大きな角を持つのが特徴。ランスを使用する。
- グロースター(ダールトン、ギルフォード機)
- 形式番号:RPI-209
- 全高/戦闘重量:4.29m/7750kg
- プロフィール:コーネリアの親衛隊のみが使用する第五世代ナイトフレーム。腹心のダールトンとギルフォードの機体は赤紫系のカラーリング、一般兵の使用する機体は青紫系のカラーリングとなっている。
- サザーランド
- 形式番号:RPI-13
- 全高/戦闘重量:4.39m/7480kg
- プロフィール:グラスゴーの成果を受けて開発された第五世代ナイトフレーム。コクピットの居住性を向上させたほか、ランドスピナーをより活用できるようになり、機動性が格段に向上した。現在、ブリタニア帝国軍でもっとも一般的に使用されている量産型ナイトメアフレーム。武装はスタントンファ、スラッシュハーケン、アサルトライフル。※RPI……Royal Panzer Infantry(「皇立機甲歩兵」の意味)
- ガニメデ
- プロフィール:第三世代ナイトメアフレームを代表する機体。アッシュフォード財団の主導の下、開発が行われた機体で、ルルーシュの母、閃光のマリアンヌの愛機であった。
- グラスゴー
- 形式番号:RPI-11
- 全高/戦闘重量:4.24m/7350kg
- プロフィール:初めて実戦に供された第四世代ナイトメアフレーム。後に開発されるさまざまな機体の原点ともなった。ブリタニア帝国が日本を占領する際に主力兵器として、通常兵器のみの日本軍を圧倒、その高い有用性を立証した。現在は旧型となり稼働数は減っている。武装はスタントンファ、スラッシュハーケン、アサルトライフル。※RPI……Royal Panzer Infantry(「皇立機甲歩兵」の意味)
- ナイトポリス
- プロフィール:グラスゴーを警察用に改装した機体。コックピット上部に回転灯を装備している。
- ポートマン
- プロフィール:海兵騎士団など使用する水中用ナイトメアフレーム。背面に水中推進ユニットを背負い、肩部分に魚雷を装備している。第四世代ナイトメアフレームのひとつ。
黒の騎士団
- 紅蓮弐式
- 形式番号:Type-02
- 全高/戦闘重量:4.51m/7510kg
- プロフィール:キョウトから黒の騎士団に提供されたナイトメフレーム。ブリタニア製ナイトメアフレームとはまったく違う設計思想に基づくため、機体のシルエットは大きく異なるが、第七世代に相当する高性能を誇る。コクピットはバイク状になっておりまたがって搭乗する。長く伸びた右腕の手の平から「輻射波動」を放出。これは右手を対象に押し当て、高周波を短いサイクルで直接、照射し破壊する兵器である。
- 無頼(一般用黒の騎士団)
- 形式番号:Type-10R
- 全高/戦闘重量:4.56m/7530kg
- プロフィール:日本のレジスタンスがグラスゴーをコピーした機体。基本的にグラスゴーと同等の性能を持つ。頭部に鋭い角を持ち、胸部に機銃が装備され、手にガードがついているのが特徴。キョウトから黒の騎士団に提供された。カレンの機体は赤系のカラーリングで、長い角付きの機体はゼロ専用機。
- 無頼(一般用日本解放戦線)
- 形式番号:Type-10R
- 全高/戦闘重量:4.56m/7530kg
- プロフィール:日本のレジスタンスがグラスゴーをコピーした機体。基本的にグラスゴーと同等の性能を持つ。頭部に鋭い角を持ち、胸部に機銃が装備され、手にガードがついているのが特徴。キョウトから黒の騎士団に提供された。カレンの機体は赤系のカラーリングで、長い角付きの機体はゼロ専用機。
- 無頼(カレン用)
- 形式番号:Type-10R
- 全高/戦闘重量:4.56m/7530kg
- プロフィール:日本のレジスタンスがグラスゴーをコピーした機体。基本的にグラスゴーと同等の性能を持つ。頭部に鋭い角を持ち、胸部に機銃が装備され、手にガードがついているのが特徴。キョウトから黒の騎士団に提供された。カレンの機体は赤系のカラーリングで、長い角付きの機体はゼロ専用機。
- 無頼(ゼロ用)
- 形式番号:Type-10R
- 全高/戦闘重量:4.56m/7530kg
- プロフィール:日本のレジスタンスがグラスゴーをコピーした機体。基本的にグラスゴーと同等の性能を持つ。頭部に鋭い角を持ち、胸部に機銃が装備され、手にガードがついているのが特徴。キョウトから黒の騎士団に提供された。カレンの機体は赤系のカラーリングで、長い角付きの機体はゼロ専用機。
- 月下(藤堂機)
- プロフィール:キョウトがラクシャータに依頼し、開発したナイトメアフレーム。先行して開発された紅蓮弐式の量産型であり、第五世代ナイトメアフレームであるサザーランド、グロースターを上回る性能を持つ。左腕に装着するタイプのハンドガン、制動刃吶喊衝角刀(せいどうやいばとっかんしょうかくとう)<略名/制動刀(せいどうとう)>を装備する。黒の騎士団の軍事部門で藤堂らが使用。藤堂機は黒系のカラーリングで、頭部より赤い毛髪状のパーツが垂れている。
- 月下(四聖剣機)
- プロフィール:キョウトがラクシャータに依頼し、開発したナイトメアフレーム。先行して開発された紅蓮弐式の量産型であり、第五世代ナイトメアフレームであるサザーランド、グロースターを上回る性能を持つ。左腕に装着するタイプのハンドガン、メーザーバイブレーションソード(MVS)を装備する。黒の騎士団の軍事部門で藤堂らが使用。藤堂機は黒系のカラーリングで、頭部より赤い毛髪状のパーツが垂れている。
- ガウェイン
- プロフィール:ブリタニア帝国が開発した実験機。試作段階のため、通常のナイトメアフレームと比べ一回り大きい機体で、かつ複座となっている。神根島で実験を行うために搬送されてきたところを、ルルーシュが奪取し、自機とした。アヴァロンと同種のフロートシステムを搭載し飛行が可能。荷粒子砲の一種、ハドロン砲を搭載した初めての機体。
日本解放戦線
- 無頼改(藤堂機)
- 形式番号:Type-1R
- 全高/戦闘重量:4.37m/7480kg
- プロフィール:日本解放戦線の藤堂と四聖剣が使用する。無頼をさらにマイナーチェンジしてある。角が後方に垂れているのが特徴。
- 無頼改(四聖剣機)
- 形式番号:Type-1R
- 全高/戦闘重量:4.37m/7480kg
- プロフィール:日本解放戦線の藤堂と四聖剣が使用する。無頼をさらにマイナーチェンジしてある。角が後方に垂れているのが特徴。
- 雷光
- プロフィール:日本解放戦線が使用した多脚砲台。超電磁式留散弾重砲をグラスゴー4機が支えるような形状をしている。接近した敵のために四連腕部自在砲台も装備する。
中華連邦
- 鋼髏(ガン・ルゥ)
- プロフィール:中華連邦が開発したナイトメアフレーム。装甲、武装ともに貧弱である。
サブタイトル
- STAGE 24/崩落のステージ(2007/07/28)
- STAGE 25/ゼロ(2007/07/28)
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主題歌・楽曲
- OP1
- 瞳ノ翼
- 作詞:井上秋緒
- 作曲:浅倉大介
- 編曲:浅倉大介
- 歌:access
- ED1
- モザイクカケラ
- 作詞:石田順三
- 作曲:石田順三
- 編曲:坂本昌之、SunSet Swish
- 歌:SunSet Swish
- IN1
- Stories
- 作詞:黒石ひとみ
- 作曲:黒石ひとみ
- 編曲:黒石ひとみ
- 歌:Hitomi
評価と推薦
『コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25スペシャル』は、物語のクライマックスを描く重要なエピソードであり、その緻密なストーリーテリングと視覚的な魅力が評価されている。ルルーシュの戦略的思考とその実行力、スザクの理想と現実の葛藤、そして二人の友情と対立が深く掘り下げられ、視聴者の心を揺さぶる瞬間が数多く描かれている。これらのエピソードは、視聴者に強烈な印象を与え、シリーズ全体の評価を高める一因となった。
このスペシャル放送は、視聴者が一気に物語のクライマックスを体験できるように設計されており、視聴者の期待を最大限に引き立てるための戦略的な選択であったと言える。制作スタッフの緻密なドラマ作りと視覚的な魅力を最大限に引き出す努力が、視聴者に感動的な体験を提供した。
推薦するポイントとしては、以下の点が挙げられる。
- ストーリーテリング:ルルーシュの戦略的思考とその実行力、スザクの理想と現実の葛藤が深く掘り下げられ、視聴者の心を揺さぶる瞬間が数多く描かれている。
- キャラクター:ルルーシュとスザクの友情と対立が深く描かれ、視聴者の共感を呼ぶ。主要キャラクターの詳細なプロフィールが提供され、視聴者がキャラクターに深く感情移入できるようになっている。
- メカニック:ナイトメアフレームの詳細な設定とその活用が、物語の進行に大きく影響を与え、視覚的な魅力を提供する。
- 音楽:主題歌と挿入歌が物語の雰囲気を盛り上げ、視聴者の感情を引き立てる。
以上のように、『コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25スペシャル』は、ストーリーテリング、キャラクター、メカニック、音楽の全てにおいて高い評価を受けており、視聴者に感動的な体験を提供する作品である。シリーズ全体を楽しむためにも、このスペシャル放送は必見であると言えるだろう。 |