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HENKOUヘンコウ

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デジタル入門

大切なファイルを守るバックアップの始め方

バックアップは保存して終わりではなく、必要なファイルを戻せることが大切です。対象選び、保存先、定期実行、復元確認の四段階で始めます。

机の上に置かれたノートパソコン、スマートフォンと照明
机の上に置かれたノートパソコン、スマートフォンと照明。記事テーマを説明するための写真です。写真:Aleksi Tappura / CC0

写真や作成中の文書は、端末の故障や誤操作で開けなくなることがあります。バックアップは、元のデータとは別に、戻すためのコピーを用意することです。すべてを一度に完璧に整えるより、失うと困るファイルを選び、保存から復元まで一通り確かめてみましょう。

最初に守るファイルと置き場所を洗い出す

写真、文書、制作物などを一覧にし、元データがどの端末やフォルダにあるか確認します。デスクトップだけでなく、アプリ独自の保存場所にも注意が必要です。アプリによってはファイルをコピーするだけでは戻せず、書き出し操作が必要な場合があります。まず一つのフォルダから始めると、対象を把握しやすくなります。

別の保存先と過去の版を用意する

外付けの記憶媒体や、バックアップ機能のあるサービスなど、用途に合う保存先を選びます。元と同じ端末の中だけにコピーを置くと、端末全体の故障に対応できません。また、同期は変更や削除も反映する仕組みで、必ずしも過去の状態を残すバックアップと同じではありません。削除後に戻せる期間や、過去の版を保存する機能を確認しましょう。

更新に合わせて繰り返す仕組みをつくる

保存頻度は、どれくらいの作業を失うと困るかから考えます。毎日更新する文書と、整理済みの写真では必要な間隔が異なります。保存日と対象が分かる名前にし、自動機能を使う場合も結果を確認してください。外付け媒体を使う方法では、取得するとき以外は接続を外す運用も、端末側の問題がコピーへ及ぶのを減らすための考え方です。

小さなファイルを別の場所へ戻してみる

コピーが存在することと、復元できることは別です。重要な原本を上書きせず、試すためのファイルを別のフォルダへ復元し、開けるかを確かめます。写真なら表示、文書なら文字やページを確認します。必要なアプリ、暗号化の解除方法、保存先のログイン手段も整理しておきましょう。復元方法を短くメモしておけば、慌ただしい場面でも手順をたどれます。保存先の容量不足や失敗通知も定期的に確認します。

覚えておきたい要点
  • 最初に対象と元データの場所を決める。
  • 同期と過去の状態を残す機能を区別する。
  • 原本を上書きせず復元を確認する。

参考:IPA「日常における情報セキュリティ対策」、「セキュリティ対策の基本と共通対策 2024版」(PDF)

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