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デジタル入門

パスワードの使い回しを減らし、認証を見直す方法

アカウントの守り方を、固有のパスワード、多要素認証、回復手段、通知の確認に分けて整理します。設定前に確かめたい基本事項を紹介します。

色の異なる複数のメカニカルキーボードが並ぶ展示台
色の異なる複数のメカニカルキーボードが並ぶ展示台。記事テーマを説明するための写真です。写真:Patrick Breen / CC BY 2.0

利用するサービスが増えると、覚えやすい同じパスワードを使いたくなります。しかし、一つのサービスから漏れた認証情報が、別のサービスへの不正ログインに使われることがあります。長さだけでなく、使い回さない管理と追加の認証を組み合わせて考えましょう。

同じパスワードを使う場所を把握する

まず、利用中のサービスを一覧にし、同じパスワードを使っている組み合わせがないか確認します。一覧に秘密の文字列そのものを書き並べる必要はありません。使い回しが分かったものから、サービスごとに固有で、推測されにくい長いパスワードへ変更します。名前や誕生日、簡単な連番など、自分との関係を推測しやすい材料は避けましょう。

管理方法を決めてから変更する

すべてを記憶しようとすると、似た文字列へ戻りがちです。信頼できるパスワード管理機能などを使い、保存した情報を自分が取り出せる方法を整えます。管理機能のロック方法や回復手段も確認してください。変更は公式アプリや正規サイトの設定画面から行い、新しい認証情報で利用できることを確かめてから次のサービスへ進めます。

多要素認証で異なる要素を組み合わせる

多要素認証は、知っている情報、持っている物、生体の特徴といった異なる種類の要素を組み合わせる仕組みです。利用できる方法はサービスによって異なるため、公式の説明に従って設定します。パスワードを二度入力するだけでは、異なる要素を使うことにはなりません。また、確認コードも偽サイトに盗まれる場合があり、追加の認証を設定した後もアクセス先の確認が必要です。

回復手段と身に覚えのない通知を確認する

端末の故障や機種変更に備え、登録先の連絡手段を使えるか、回復コードがある場合はどこに保管するかを確認します。秘密情報は共有場所へ置かず、他人へ送らないようにしましょう。身に覚えのないログイン通知が届いた場合は、通知内のリンクを急いで開かず、自分で正規の入口から利用履歴や設定を確認します。サービスを一つずつ見直すと、変更漏れや締め出しを避けながら進められます。

覚えておきたい要点
  • サービスごとに固有のパスワードを使う。
  • 多要素認証は異なる種類の要素を組み合わせる。
  • 変更時は回復手段も確かめる。

参考:IPA「不正ログイン対策特集ページ」

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