ねこねこ日本史 第4シリーズの魅力と評価：歴史好き必見のアニメ

「ねこねこ日本史 第4シリーズ」 - 猫たちが織りなす歴史のユーモア

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2019年04月03日 ～ 2020年02月26日
18:45～

■放送局

NHK Eテレ

■分数

10分

■話数

40話

■原作

そにしけんじ

■監督

河村友宏

■制作

アニメーション制作／ジョーカーフィルムズ

■著作

©2017「ねこねこ日本史」製作委員会

■ストーリー

古くは卑弥呼や聖徳太子の時代から、紫式部、織田信長、坂本龍馬の時代まで、日本の歴史上に存在する様々な偉大な猫たち。みんな色々とやってみるのですが、そこは気分屋の猫たち。すぐに飽きたり、動くものについつい体が反応してしまったり、寝てしまったりしてしまいます。でも一度夢中になるとものすごいエネルギーを発揮！そんな猫たちによって日本の歴史はいかにして作られてきたのでしょうか？

■解説

歴史上の人物に扮する「ねこ」が繰り広げるゆる〜い日本史を描いた、子どもから大人まで楽しめる大人気歴史コメディー！

■キャスト

・ナレーション／山寺宏一
・キャスト／小林ゆう

■メインスタッフ

・原作／そにしけんじ
・プロデューサー／山田周、福山剛、片岡裕貴
・監督／河村友宏
・シリーズ構成／清水匡
・脚本／平林佐和子
・キャラクターデザイン／河村友宏、蝦名芙美
・音楽／KOSEN(Colorful Mannings)
・音楽プロデューサー／安藤日出孝
・作画／秋穂範子、石毛かほり、井上美弦、岩崎ヨーコ、大橋彩子、神戸環、佐久間しげ子、富永美也子、野嵜貴子
・演出／蝦名芙美、コウダシュウヘイ、さかしたのぶよし、立花賢、千野早百合、永富佳保里、松本彩音、松本倫大、渡部李果
・動画／田中言実
・音響監督／小泉紀介
・録音調整／山田均
・音響効果／武藤晶子
・音響担当／三浦妙子
・アニメーションプロデューサー／小熊由香

■主題歌・楽曲

・OP1
・期間／1
・ぐるぐる
・作詞／うらん
・作曲／菊池知樹
・編曲／菊池知樹
・歌／Girls2

・ED1
・期間／1
・ねこじゃらそーかけるまほうひみこ
・作詞／ASOBOiSM
・作曲／ASOBOiSM
・編曲／ASOBOiSM、近藤利樹
・歌／uta、そーすけ

■詳細な評測と推薦

■作品の概要

「ねこねこ日本史 第4シリーズ」は、そにしけんじによる原作漫画を基にしたTVアニメシリーズで、NHK Eテレにて2019年4月3日から2020年2月26日まで放送されました。全40話、各話10分という短い時間ながら、歴史上の偉人たちを猫に擬人化し、そのユーモアあふれる視点から日本の歴史を描くというユニークなコンセプトが特徴です。監督は河村友宏、アニメーション制作はジョーカーフィルムズが担当し、ナレーションは山寺宏一、キャストには小林ゆうが参加しています。

■ストーリーとキャラクター

本作のストーリーは、卑弥呼や聖徳太子、紫式部、織田信長、坂本龍馬など、日本の歴史上に名を残す偉人たちを猫に擬人化し、彼らの視点から歴史を再解釈するというものです。猫たちは気まぐれで、すぐに飽きたり、動くものに反応したり、寝てしまったりしますが、一度夢中になると驚異的なエネルギーを発揮します。この猫たちの行動を通じて、日本の歴史がどのように形成されてきたのかをユーモラスに描いています。

キャラクターのデザインは非常に可愛らしく、子どもから大人まで楽しめるように工夫されています。特に、歴史上の人物を猫に置き換えることで、歴史の重厚さを軽やかに表現し、視聴者に親しみやすさを感じさせます。例えば、織田信長が猫として登場するシーンでは、彼の戦略的な思考や行動が猫の特性と結びつけられ、ユーモアと共感を引き出しています。

■アニメーションと演出

アニメーションはジョーカーフィルムズの丁寧な作画と、河村友宏監督の独特な演出が光ります。各話10分という短い時間の中で、歴史のエピソードを効果的に描くために、シンプルかつ明快なビジュアルが採用されています。特に、猫たちの動きや表情の描写は非常にリアルで、視聴者に猫の魅力を存分に伝えています。また、演出面では、歴史の重要な場面を猫の視点から見せることで、視聴者に新鮮な驚きを提供しています。

作画スタッフには秋穂範子、石毛かほり、井上美弦など、多くの経験豊富なアニメーターが参加しており、その技術力が作品のクオリティを支えています。演出スタッフも蝦名芙美、コウダシュウヘイ、さかしたのぶよしなど、多彩な才能が集結しており、各話ごとに異なる魅力を引き出しています。

■音楽と音響

音楽はKOSEN(Colorful Mannings)が担当し、音楽プロデューサーは安藤日出孝が務めています。オープニングテーマ「ぐるぐる」は、うらんの作詞、菊池知樹の作曲・編曲、Girls2の歌唱によるもので、軽快なリズムとキャッチーなメロディが作品の雰囲気を盛り上げます。エンディングテーマ「ねこじゃらそーかけるまほうひみこ」は、ASOBOiSMの作詞・作曲・編曲、utaとそーすけの歌唱によるもので、猫の魅力を引き立てる優しい曲調が特徴です。

音響面では、小泉紀介の音響監督のもと、山田均の録音調整、武藤晶子の音響効果、三浦妙子の音響担当が一体となって、猫たちの動きや声をリアルに再現しています。特に、猫の鳴き声や動きの効果音は、視聴者の心を捉える重要な要素となっています。

■視聴者の反応と評価

「ねこねこ日本史 第4シリーズ」は、子どもから大人まで幅広い層から支持を得ています。特に、歴史の勉強が苦手な子どもたちが、このアニメを通じて歴史に興味を持つようになったという声が多く聞かれます。また、大人たちからは、歴史の新たな視点を提供するだけでなく、猫の可愛らしさやユーモアに癒されるという評価が寄せられています。

インターネット上では、各話ごとの猫キャラクターのデザインや、歴史のエピソードの解釈についての議論が活発に行われており、ファンコミュニティが形成されています。また、SNS上では、猫キャラクターのイラストや、歴史のエピソードを再現したファンアートが多く投稿され、作品の人気を反映しています。

■推薦と関連作品

「ねこねこ日本史 第4シリーズ」は、歴史好きな人だけでなく、猫好きな人や、ユーモアを楽しみたい人にもおすすめです。特に、歴史の勉強が苦手な子どもたちや、猫の可愛らしさに癒されたい大人たちに最適です。また、家族で一緒に視聴することで、歴史の話題を楽しく共有することができます。

関連作品としては、同じくそにしけんじの原作による「ねこねこ日本史」の他のシリーズや、歴史をユーモラスに描く「戦国武将列伝」シリーズなどが挙げられます。また、猫を擬人化した作品としては、「ねこあつめの家」や「にゃんこ大戦争」などもおすすめです。これらの作品を通じて、歴史や猫の魅力をさらに深く理解することができるでしょう。

■まとめ

「ねこねこ日本史 第4シリーズ」は、歴史上の偉人たちを猫に擬人化し、そのユーモアあふれる視点から日本の歴史を描くというユニークなコンセプトが特徴の作品です。アニメーションのクオリティ、音楽と音響の効果、そして視聴者の反応からも、その魅力が十分に伝わってきます。歴史好きな人だけでなく、猫好きな人や、ユーモアを楽しみたい人にもおすすめの作品です。ぜひ、この作品を通じて、日本の歴史と猫の魅力を再発見してみてください。