『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』レビュー：スクールアイドルの輝きを再び

『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』レビューと推薦

『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』は、2019年1月4日に公開された劇場版アニメーション映画です。この作品は、スクールアイドルグループAqoursの活躍を描いた『ラブライブ! サンシャイン!!』シリーズの集大成であり、ファンにとっては待望の映画でした。以下では、この映画の詳細な情報とレビューをお届けします。

■公開メディア

劇場

■原作メディア

キャラクター

■公開日

2019年01月04日 ～ 0000年01月01日

■配給会社

松竹

■分数

100分

■原作

・原作／矢立肇

■監督

・監督／酒井和男

■制作

アニメーション制作／サンライズ

■著作

©2017 プロジェクトラブライブ！サンシャイン!!

■ストーリー

浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ！」で見事優勝を果たしたAqours。新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発！？さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に！？離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは——？みんなで目指した輝きのその先へ！未来へはばたく全ての人に贈る、最高のライブエンターテインメント・ムービー！

■キャスト

・高海千歌／伊波杏樹
・桜内梨子／逢田梨香子
・松浦果南／諏訪ななか
・黒澤ダイヤ／小宮有紗
・渡辺曜／斉藤朱夏
・津島善子／小林愛香
・国木田花丸／高槻かなこ
・小原鞠莉／鈴木愛奈
・黒澤ルビィ／降旗愛

■メインスタッフ

・原作／矢立　肇
・原案／公野櫻子
・監督／酒井和男
・シリーズ構成／花田十輝
・キャラクターデザイン／室田雄平
・メインアニメーター／藤井智之、平山 円、佐野恵一
・セットデザイン／高橋武之
・美術監督／神山瑶子、鈴木くるみ
・色彩設定／横山さよこ
・CGディレクター／黒﨑　豪
・撮影監督／杉山大樹
・編集／今井大介
・音響監督／長崎行男
・音楽／加藤達也

■メインキャラクタ

・高海千歌
浦の星女学院の2年生で、Aqoursの発起人。3姉妹の末っ子で実家は旅館をやっている。人懐っこく負けず嫌い。持ち前の明るさと強引さで周囲を次々に巻き込んでいく。
・桜内梨子
東京の秋葉原から千歌のクラスへと転向してきた2年生。大人っぽく落ち着いて見えるが実はあわてもので、早とちりや勘違いをしてしまうことも。
・松浦果南
浦の星女学院の3年生。大人っぽくサバサバした性格で、あまり物事にこだわりがない。落ち着いていて、どこかクールな雰囲気を繕っている。
・黒澤ダイヤ
浦の星女学院の3年生。旧網元で地元でも有名な名家の子女で、学院の生徒会長を務める。プライドが高い完璧主義者で、中途半端や曲がった事は絶対に許さない。
・渡辺曜
浦の星女学院2年生で、千歌のクラスメイト。高飛び込みの選手で実力派ナショナルチーム級。考えるよりも先に体が動くタイプ。フェリーの船長を父に持ち、自身も将来は船長になりたいと思っている。
・津島善子
浦の星女学院一年生。小悪魔風のファッションに身を包み、自らを堕天使ヨハネと称する。都会の沼津出身。明るく物怖じせず気が利いて頭も良いが、ものすごく運が悪く、行く先々で想定外のトラブルに見舞われてしまう。
・国木田花丸
浦の星女学院の一年生。地元で代々続くお寺の娘。読書好きで、特に日本文学をこよなく愛する文学少女。歌が得意で聖歌隊に所属している周囲の人々に気を配る優しい性格。
・小原鞠莉
浦の星女学院の三年生。ホテルチェーンを経営するイタリア系アメリカ人の父を持つハーフ。明るい性格で、個人行動が多い。どんなことがあっても絶対にめげない性格で、恐れを知らないチャレンジャー。
・黒澤ルビィ
浦の星女学院の一年生。はなまるとは仲良しで、いつも一緒にいる。泣き虫で臆病だけれど、名家のお嬢様だけあって真は持っている。ずっとアイドルにあこがれていた。ゆういつの特技は裁縫。

■関連作品

ラブライブ

■主題歌・楽曲

・IN1
・期間／
・僕らの走ってきた道は・・・
・作詞／畑 亜貴
・作曲／EFFY(FirstCall)
・編曲／EFFY(FirstCall)
・歌／Aqours
・IN2
・期間／
・ 逃走迷走メビウスループ
・作詞／畑 亜貴
・作曲／山口朗彦
・編曲／山口朗彦
・歌／松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)
・IN3
・期間
・Hop? Stop? Nonstop!
・作詞：畑 亜貴
・作曲／Kanata Okajima、Keisuke Koyama
・編曲／Keisuke Koyama
・歌：Aqours
・IN4
・期間
・Believe again
・作詞：畑 亜貴
・作曲／河田貴央
・編曲／河田貴央
・歌／Saint Snow
・IN5
・期間
・Brightest Melody
・作詞／畑 亜貴
・作曲／光増ハジメ(FirstCall)
・編曲／FFY(FirstCall)
・歌／Aqours
・IN6
・期間
・Next SPARKLING!!
・作詞／畑 亜貴
・作曲／Carlos K.
・編曲／Carlos K.
・歌・Aqours
・IN5
・期間
・キセキヒカル
・作詞／畑亜貴
・作曲／加藤達也
・編曲／加藤達也
・歌／Aqours

レビュー

『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』は、Aqoursのメンバーたちが新たな挑戦に立ち向かう姿を描いた感動の物語です。映画は、スクールアイドルとしての最後の「ラブライブ！」で優勝したAqoursが、新たな学校への編入を前に様々なトラブルに直面する様子から始まります。特に、3年生の卒業旅行中に行方不明になるという展開は、視聴者に緊張感を与え、物語に引き込まれます。

この映画の最大の魅力は、Aqoursのメンバーたちの成長と絆の深さを描いている点です。離れ離れになって初めて気づくお互いの存在の大きさや、新しい一歩を踏み出すための決意など、青春の輝きが詰まっています。特に、千歌のリーダーシップや梨子の成長、果南のクールさと優しさ、ダイヤの完璧主義と仲間への思いやりなど、各キャラクターの個性が際立っています。また、曜の行動力や善子の運の悪さ、花丸の優しさ、鞠莉のチャレンジ精神、ルビィの純粋さなど、各メンバーの魅力が存分に引き出されています。

映像面でも、サンライズの美しいアニメーションが光ります。特に、ライブシーンの演出は圧巻で、Aqoursのパフォーマンスがスクリーンから飛び出してくるかのようです。色彩設定やCGの使用も巧みで、視覚的な美しさが物語を盛り上げています。また、音楽も重要な役割を果たしており、Aqoursの歌声と楽曲が物語の感情を引き立てています。特に、「僕らの走ってきた道は・・・」や「Brightest Melody」、「Next SPARKLING!!」などの楽曲は、映画のテーマを象徴するかのように響きます。

ストーリー展開も巧妙で、Aqoursのメンバーたちが直面するトラブルや挑戦が、視聴者に共感を呼びます。特に、3年生の卒業旅行のシーンや、2年生と1年生が新しい学校への編入を前に悩むシーンは、青春の苦悩と希望を描き出しています。また、Aqoursが新しい一歩を踏み出すための答えを探す過程は、視聴者に感動を与えます。

この映画は、Aqoursのファンだけでなく、スクールアイドルや青春ストーリーを愛する全ての人におすすめです。Aqoursのメンバーたちの成長と絆、美しいアニメーションと音楽、感動的なストーリーが詰まった最高のライブエンターテインメント・ムービーです。ぜひ、劇場でその輝きを体感してください。

推薦

『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』は、Aqoursのファンにとっては必見の作品ですが、それ以外の視聴者にも強く推薦します。特に、以下のような人におすすめです。

• スクールアイドルやアイドルアニメが好きな人
• 青春ストーリーや成長物語が好きな人
• 美しいアニメーションと音楽を楽しみたい人
• 感動的な物語を求めている人

この映画は、Aqoursのメンバーたちの成長と絆を描いた感動の物語であり、美しいアニメーションと音楽がその魅力を引き立てています。ぜひ、劇場でその輝きを体感してください。