アグレッシブ烈子のTVシリーズを徹底評価！魅力とおすすめポイントを解説

アグレッシブ烈子 TVシリーズ - 現代社会のストレスをデスメタルで発散するOLの物語

アグレッシブ烈子は、サンリオが原作のキャラクターを基にしたTVアニメシリーズで、2016年4月2日から2018年3月31日までTBSテレビをはじめとする各局で放送されました。この作品は、1分という短い時間枠の中で全100話が展開され、視聴者に強烈な印象を与えました。特に、烈子が仕事のストレスをデスメタルで発散する姿は、多くの社会人から共感を得て、話題となりました。

■ストーリー

一流商社でOLとして働くレッサーパンダの烈子は、仕事帰りの一人カラオケが唯一の楽しみです。彼女はデスボイスでメタルを歌い、仕事のストレスを思い切り発散します。烈子は、憧れの商社で華やかなOL生活を送ることを夢見ていましたが、現実は無茶な仕事を押し付けてくる上司や自分勝手な同僚に振り回される毎日です。言い返せない彼女は、怒りがたまると我慢できず、一人カラオケでデスメタルを歌ってストレスを発散するのです。

■解説

アグレッシブ烈子は、OLとして働く烈子が、上司や同僚の行動に不満を抱きつつも言い返せず、カラオケでデスメタルを歌い鬱憤を晴らす様子を描いた作品です。彼女の日常は、多くの社会人が共感できる内容であり、仕事のストレスや人間関係の難しさを風刺的に描いています。特に、烈子のデスメタルを歌うシーンは、視聴者に強烈なインパクトを与え、彼女のストレス発散方法として共感を得ました。

■キャスト

アグレッシブ烈子役はKaolipが担当し、デスボイス時にはラレコが声を当てています。その他にも、鷲美役には小岩崎小恵、ゴリ部長役には鶴田真希、トン部長役には荒井聡太、ヤギュウ課長役には加藤慎吾、小宮係長役には荒井聡太、カバ恵役には高橋ゆき、坪根さん役には鶴田真希、フェネ子役には井上里奈、ハイ田役には加藤慎吾、角田役には井上里奈、れさすけさん役には加藤慎吾、ヨコサワさん役には横澤夏子など、個性豊かなキャラクターを演じる声優陣が揃っています。

■メインスタッフ

原作はサンリオで、監督と脚本はラレコが担当しました。サンリオのアグレッシブ烈子担当デザイナーはYeti、アニメーション制作はファンワークスが手掛けています。これらのスタッフが協力して、短い時間の中で深みのあるストーリーを描き上げました。

■メインキャラクタ

アグレッシブ烈子は、キャラリーマン商事株式会社の経理部で働くレッサーパンダです。彼女は、憧れの商社で華の丸の内OL生活を夢見ていましたが、現実は無茶な仕事を押し付けてくる上司や自分勝手な同僚に振り回される毎日です。言い返せない彼女は、怒りがたまると我慢できず、一人カラオケでデスメタルを歌ってストレスを発散します。

鷲美は、社長秘書を務める美人ヘビクイワシです。彼女は、社長の痒い所に手が届く敏腕秘書ですが、社長の人使いの荒さとメンタルの弱さにうんざりしています。仕事ではクールですが、プライベートは派手なほうです。

ゴリ部長は、マーケティング部門で働くばりばりの女部長です。見た目の迫力とは裏腹に意外と繊細な心の持ち主で、思ったことを言えないことが多いです。コンサバファッションでオシャレなのに外見がアレなのでいじられ、家に帰って枕を濡らします。

トン部長は、女はみんな腰掛けなんだからお茶汲みしてればいいと思っている古い考えのデュロック種の豚です。ゴルフと飲み会が大好きで、毎晩社内の若手を捕まえて飲み歩いています。機嫌が悪い日といい日があって部下はご機嫌を伺いながら接します。答えはひとつしかなくて、異論は認めません。制汗スプレーと消臭スプレーが机の下にカートンで置いてあります。

ヤギュウ課長は、ずさんなスケジュール管理でギリギリに仕事を押し付けてくるバッファローです。株ばかりチェックして仕事をせず、締め切りが近くなってやっと気づき、悪びれもなく大量の仕事をいきなり部下に丸投げします。スケジュール管理はずさんなくせに定時退社はきっちり守ります。上司のトン部長がいない日は、早退して野球を見に行ってしまいます。

小宮係長は、いやみったらしく女々しいミーアキャットです。上昇志向が高く、上の地位に上り詰めたいという想いから上の立場の人間には絶対従い、部下の手柄を横取りして認められようと必死です。パワポの発表時は編集画面のまま進めます。自分の都合が悪くなると部下にブチ切れます。

寺田さんは、とにかく仕事をしているところを見たことがないラーテルです。なぜクビにならないのかというと強力なコネ入社との噂がある誰との繋がりかは不明です。

カバ恵は、性格が悪いとかではないのだが、声がデカくうるさいカバです。年齢を考慮しないリアクションでぴょんぴょん飛び跳ねると会社ビル全体が揺れます。本人は知らないが出禁になっている取引先が数社あります。往訪の時には「ア～それ私が行きます！！」と数人が名乗りを上げカバ恵が行くのを防いでいます。過剰に良妻賢母アピールをしたり、やたら子供の写真を見せてきます。

坪根さんは、何かあるたび重箱の隅をつつくように嫌味を言ってくるコモドオオトカゲのお局さんです。怒ると書類を投げてヒステリックに怒ります。だいたい理不尽です。

フェネ子は、烈子と同期の女子社員です。上司への不満は同じなので愚痴を言い合う貴重な存在です。プライベートのことははぐらかします。

ハイ田は、烈子の同期でしゃくれたハイエナです。上司のことをほめてほめてほめまくって自分を気に入ってもらおうとしています。それがうまく生きるためだと割り切っているところがあります。「しゃくれ」をイジられるのが嫌いなので「謝礼」とか「社会」とかの言葉に敏感に反応して食い気味に突っかかります。気になっているのかちょいちょい烈子にちょっかいを出し、ウザがられています。

大上さんは、烈子の後輩でイケメンのタテガミオオカミです。会社では最低限のエネルギーで仕事をしていますが許されています。かなりの女ったらしで色々なウワサがあります。靴は爪先がとがっていればとがっているほど良いと思っています。

わらびださんは、女子力が高くていつもニコニコ優しく誰からも好かれる派遣社員のクアラッカワラビーです。よく烈子が引き合いに出され比べられます。

カラ姐は、マーケティング部で淡々と仕事をし周りを気にすることなく独自の個性を放っているカラカルです。みんなからカラ姐と呼ばれ頼られていますが、強すぎるのか憧られることは少ないです。育児と仕事をきっちりこなし、両立しています。何故か洋画の吹き替えのような喋り方をします。口癖は「それちゃんとオンスケで進んでる？」です。

アダチさんは、マーケティング部で働くダチョウです。権力のある人に対しては甘い声で首を垂れながら下手に出ますが、こびる必要がないと判断した相手には上から見下します。仕事をしているように見せて実はSNSをずっとチェックしています。角田に「いいね！」を押しながらもリア充アピールにイラッとしています。

角田は、マーケティング部の新人キラキラ系トムソンガゼルです。つん♡って呼んでね♪計算高く誰にでも好かれるよう八方美人に振る舞っていますが表面的で、女性社員から反感を買ってもどこ吹く風です。意識高い系なので勉強はしますが特にひとつも身になっていません。ハッシュタグとラテが異常に好きです。カメラロールの中身は自撮り、自撮り、自撮り、ラテアート、自撮り、足元、自撮りです。

社長は、キャラリーマン商事株式会社の2代目社長のアフリカゾウです。新しいことを取り入れて会社を大きくして来た功績があります。創設者である父親へのコンプレックスがあり、そっちに気を取られ回りが見えなくなることもあるです。秘書の鷲美をとてもかわいがっていますがプライベートまでは知りません。ライバルはいとこのインドゾウの会社です。

ヨガインストラクターの先生は、鍛え抜かれた美ボディを見せつけながらヨガの指導をしてくれるカンガルーです。鍛えすぎてあごも割れており性別も年齢も不詳です。烈子たちは最初女性だと思っていましたが、今は自信がありません。「プロテイン」をよく言います。

カフェ店員は、ゴリ部長が気になっているカフェにいるマンドリルの店員です。貫禄から店長クラスに見えますが実はアルバイトです。ゴリ部長は勇気が出なくて話しかけられませんが、彼も寡黙なのでお互い何も進展なしです。コーヒーに詳しそうですが詳しくないし紅茶派です。上京してはや10年、売れない劇団員らしいです。

れさすけさんは、よく満員電車で会うレッサーパンダです。同じ会社の営業職25歳です。烈子が気になり出してから烈子の中で美化しがちですが実際顔は塩顔フツメンです。ぼんやりマイペースで何考えているかわかりません。喋ると独特の謎の間があります。しかしその間ですら烈子が思い返して妄想するときには物思いにふけっているように映ります。意識しすぎな烈子がつい勘違いしてしまうような思わせぶりなことをしますが本人にその気があるのかはまだ謎です。

鷲子は、鷲美の妹でCAです。鷲美と同じく派手好きで、お金の使い方が激しいです。夫であるありひこさんとの出会いは合コンでありひこさんの素朴さに惹かれ最初は新鮮でした。