『ストライク・ザ・ブラッド』シリーズ第1弾の魅力と評価

『ストライク・ザ・ブラッド』シリーズ・#1 - ストライク・ザ・ブラッド -

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

ライトノベル

■放送期間

2013年10月04日～ 2014年03月28日

TV放送

TOKYO MX　2013年10月04日　毎週金曜 24時30分 - 25時00分(予定)
MBS　2013年10月05日　毎週土曜 27時28分 - 27時58分(予定)
CBC　2013年10月09日　毎週水曜 26時38分 - 27時08分(予定)
BS11　2013年10月11日　毎週金曜 24時30分 - 25時00分(予定)
AT-X　2013年10月04日　毎週金曜 23時30分 - 24時00分(予定)
※リピート放送

(毎週日曜)　10:30－11:00(予定)
(毎週火曜)　29:30－30:00(予定)
(毎週木曜)　17:30－18:00(予定)

ネット配信

ニコニコ生放送　2013年10月10日　木曜 23時00分
ニコニコチャンネル　2013年10月10日　木曜 23時30分
dアニメストア　2013年10月11日　金曜 12時00分
バンダイチャンネル　2013年10月24日　木曜 12時00分
Show Time　2013年10月25日　金曜 12時00分

■放送局

・放送／AT-X、TOKYO MX

■分数

30分

■話数

24話

■原作

・原作／三雲岳斗^{『ストライク・ザ・ブラッド』・電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊}

■監督

・監督／山本秀世
・チーフディレクター／佐野隆雄

■制作

・アニメーション制作／SILVER LINK.、CONNECT
・製作／PROJECT STB

■著作

■ストーリー

世界最強の吸血鬼と剣巫の少女が織りなす物語が
今、幕を開ける――!!
“第四真祖"――それは伝説の中にしか存在しないはずの、世界最強の吸血鬼。
十二体も眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。
その“第四真祖"監視・抹殺のため、政府・獅子王機関は“剣巫"(けんなぎ)と呼ばれる攻魔師(こうまし)の派遣を決定。
しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い“剣巫"の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。
対真祖用の最強の霊槍(れいそう)を携え、魔族特区“絃神(いとがみ)市"を訪れる雪菜。
そこで彼女が遭遇した“第四真祖"暁古城(あかつきこじょう)の正体とは――!

■メインスタッフ

・原作／三雲岳斗(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)
・原作イラスト／マニャ子
・監督／山本秀世
・チーフディレクター／佐野隆雄
・シリーズ構成／吉野弘幸
・キャラクターデザイン／佐野恵一
・メカニカルデザイン／明貴美加
・プロップデザイン／明珍宇作、井嶋けい子
・美術監督／渡辺三千恵
・背景スタジオ／GREEN
・色彩設計／但野ゆきこ
・3D監督／熊倉ちあき
・3DCGIスタジオ／IKIF+
・撮影監督／廣岡岳
・撮影スタジオ／Nexus
・編集／坪根健太郎
・編集スタジオ／REAL-T
・音響監督／明田川仁
・音響制作／マジックカプセル
・音楽／ASSUMED SOUNDS
・アニメーション制作／SILVER LINK.、CONNECT

■メインキャラクタ

■メインキャラクター
・暁　古城(あかつき　こじょう)
世界最強の"怠惰な"吸血鬼。世界最強の吸血鬼“第四真祖”の能力を手に入れた高校生。十二体の眷獣を保有しているが、その支配権をまだ完全には掌握していない。
・姫柊　雪菜(ひめらぎ　ゆきな)
獅子王機関の可憐な監視者。第四真祖を監視するために、獅子王機関から派遣されてきた見習い剣巫。真祖すら滅ぼすという破魔の槍”雪霞狼”の使い手。
・暁　凪沙(あかつき　なぎさ)
天真爛漫な騒々しき賢妹。古城の実妹。成績優秀で家事万能だが、おしゃべりなのが玉に瑕。魔族がらみの事件で重傷を負ったことがあり、それ以来、魔族を恐れている。
・矢瀬　基樹(やぜ　もとき)
陽気な級友、あるいは双貌の道化師。古城の中学生時代からの友人。軽薄な言動が多いが、実は絃神市において大きな影響力を持つ財団の御曹司。
・藍羽　浅葱(あいば　あさぎ)
華麗で気儘な天才電脳女子高生。古城の中学生時代からの友人。“電子の女帝”の異名を持つ凄腕のハッカー。現在は高給で絃神島の管理公社に雇われている。
・南宮　那月(みなみや　なつき)
唯我独尊の高貴なる女教師。古城の担任教師。自称二十六歳だが、実際はそれよりもかなり若く見える。国家資格を持つ攻魔官でもあり、“空隙の魔女”と呼ばれて恐れられている。
■聖者の右腕篇
・ルードルフ・オイスタッハ
異邦より来たれし武装祓魔師。西欧教会の敬虔な使徒。武闘派で魔族に対しては冷酷。自らを生みだした人工生命体アスタルテに対しても冷淡に処遇する。
・アスタルテ
眷獣を宿した無垢な人形。従順で無口。管理者権限のあるマスターの命令がない限り、自衛の場合を除いて他人に危害を加えることができない。
■戦王の使者篇
・アスタルテ
眷獣を宿した無垢な人形。従順で無口。管理者権限のあるマスターの命令がない限り、自衛の場合を除いて他人に危害を加えることができない。那月のもとで三年間の保護観察処分中。
・ディミトリエ・ヴァトラー
軽佻浮薄な蛇遣いの"貴族"。戦王領域・アルデアル公爵。“蛇遣い”の異名を持つ。第一真祖“忘却の戦王”の血脈に連なる純血の吸血鬼で、「真祖にもっとも近い力の持ち主」と言われている。500年を超える時を生きる中で人生に退屈し、命を懸けた戦いを唯一の娯楽として好む。
・煌坂　紗矢華(きらさか　さやか)
優美に舞う魔弾の射手。獅子王機関より“舞威姫”の称号を与えられた、雪菜の元ルームメイト。要人警護の役目を任されることが多い。六式重装降魔弓“煌華麟”（デア・フライシュッツ“こうかりん”）を愛用する。
・クリストフ・ガルドシュ
黒死皇派幹部。テロ組織「黒死皇派」指導者の獣人。知性的で物腰の静かな人物。戦王領域出身の元軍人で、気功やナイフ格闘などを得意とする一線級の兵士。優秀な部隊指揮官でもあり、規律を重んじた統制を好む。H&K USPを愛用する。
■天使炎上篇
・叶瀬　夏音(かなせ　かのん)
彩海学園中等部三年生。凪沙の友人。控えめで優しい性格をしており「中等部の聖女」と呼ばれている。「～でした」という言葉を語尾に多用する口癖がある。猫好き。
・ラ・フォリア・リハヴァイン
アルディギア王国王女。王位継承権は第2位。病弱な姉の代理として、王国の外交と軍事を取り仕切る。聡明なリアリストで国内外の人気も非常に高い。
・叶瀬　賢生(かなせ　けんせい)
かつてアルディギア王国で宮廷魔道技師を務めていた、世界有数の実力を持つ魔術師。魔術全般に深い造詣を持ち、とりわけ儀式魔術の設計を得意とする。
・ベアトリス・バスラー
メイガスクラフト社に雇われたフリーランスの便利屋。性格や言葉遣いは粗暴だが、高い知性を持つ。
・ロウ・キリシマ
メイガスクラフトに雇われた便利屋の一人。従軍経験があり、獣人としても高い戦闘能力を持つ。
■蒼き魔女の迷宮篇
・仙都木　優麻(とこよぎ　ゆうま)
古城の幼なじみ。蒼（ル・ブルー）という守護者を持つ魔女。ボーイッシュな性格。
■観測者たちの宴篇
・サナ
浅葱のもとに現れた記憶喪失の少女。南宮那月とよく似た容姿をしていたことから、浅葱より「幼い那月ちゃん」を略した「サナ」というあだ名が名付けられた。
・仙都木　阿夜(とこよぎ　あや)
優麻の母親。別名「書記（ノタリア）の魔女」。代々続く魔導師の家系に生まれた純血の魔女。過去に南宮那月と敵対し、監獄結界へ幽閉されていた。守護者は「影（ル・オンブル）」。
■錬金術師の帰還篇
・天塚　汞(あまつか　こう)
古の大錬金術師であるニーナ・アデラードの弟子。高度な錬金術を自在に操る。「賢者（ワイズマン）」の復活をもくろみ暗躍する。

■サブタイトル

・#1／「聖者の右腕篇Ⅰ」
・#2／「聖者の右腕篇Ⅱ」
・#3／「聖者の右腕篇Ⅲ」
・#4／「聖者の右腕篇Ⅳ」
・#5／「戦王の使者篇Ⅰ」
・#6／「戦王の使者篇Ⅱ」
・#7／「戦王の使者編Ⅲ」
・#8／「戦王の使者篇Ⅳ」
・#9／「天使炎上篇Ⅰ」
・#10／「天使炎上篇Ⅱ」
・#11／「天使炎上篇Ⅲ」
・#12／「天使炎上篇Ⅳ」
・#13／「蒼き魔女の迷宮篇Ⅰ」
・#14／「蒼き魔女の迷宮篇Ⅱ」
・#15／「蒼き魔女の迷宮篇Ⅲ」
・#16／「観測者たちの宴篇Ⅰ」
・#17／「観測者たちの宴篇Ⅱ」
・#18／「観測者たちの宴篇Ⅲ」
・#19／「観測者たちの宴篇Ⅳ」
・#20／「錬金術師の帰還篇Ⅰ」
・#21／「錬金術師の帰還篇Ⅱ」
・#22／「錬金術師の帰還篇Ⅲ」
・#23／「暁の帝国篇Ⅰ」
・#24／「暁の帝国篇Ⅱ」

■主題歌・楽曲

・OP1
・ストライク・ザ・ブラッド
・歌／岸田教団&THE 明星ロケッツ

・OP2
・Fight 4 Real
・作詞／黒崎真音
・作曲／八木沼悟志
・編曲／八木沼悟志
・歌／ALTIMA
・ED1
・Strike my soul
・歌／井口裕香
・ED2
・signal
・作詞／分島花音
・作曲／分島花音
・編曲／千葉"naotyu-"直樹
・歌／分島花音

『ストライク・ザ・ブラッド』の魅力と評価

『ストライク・ザ・ブラッド』は、2013年から2014年にかけて放送されたTVアニメシリーズで、三雲岳斗によるライトノベルを原作としています。この作品は、吸血鬼と剣巫の少女が織りなす物語を中心に、様々なキャラクターとエピソードが展開されることで知られています。以下では、この作品の魅力と評価について詳しく見ていきます。

ストーリーの魅力

『ストライク・ザ・ブラッド』のストーリーは、世界最強の吸血鬼「第四真祖」と、その監視役として派遣された見習い剣巫の姫柊雪菜の出会いから始まります。第四真祖である暁古城は、十二体の眷獣を従える強大な力を持ちながらも、その力を完全に制御できていない高校生です。彼の日常と戦いのバランスが絶妙に描かれており、視聴者を引き込む力があります。

物語は「聖者の右腕篇」「戦王の使者篇」「天使炎上篇」など、各エピソードごとに異なるテーマと敵が登場し、古城と雪菜の成長を描いています。特に「戦王の使者篇」では、ディミトリエ・ヴァトラーや煌坂紗矢華といった魅力的なキャラクターが登場し、物語に深みを与えています。また、「天使炎上篇」では、叶瀬夏音やラ・フォリア・リハヴァインといった新たなキャラクターが加わり、物語の広がりを感じさせます。

キャラクターの魅力

『ストライク・ザ・ブラッド』のキャラクターは、一人ひとりが個性的で魅力的です。主人公の暁古城は、強大な力を持つ一方で、日常生活では普通の高校生として過ごす姿が描かれ、視聴者に親近感を抱かせます。姫柊雪菜は、可憐な外見とは裏腹に強い意志を持つキャラクターで、古城との関係性が物語の中心にあります。

また、古城の妹である暁凪沙や、友人の矢瀬基樹、藍羽浅葱、南宮那月など、脇を固めるキャラクターも魅力的です。特に南宮那月は、古城の担任教師でありながら「空隙の魔女」と呼ばれる強大な力を持つキャラクターで、彼女の存在感が物語に厚みを与えています。

アニメーションと音楽

アニメーション制作を担当したSILVER LINK.とCONNECTは、美しいビジュアルと流れるようなアクションシーンを描き出しています。特に眷獣の戦闘シーンは迫力があり、視覚的な魅力が高いです。また、背景や美術の細部までこだわった描写が、物語の世界観を豊かにしています。

音楽面では、岸田教団&THE 明星ロケッツによるオープニングテーマ「ストライク・ザ・ブラッド」や、ALTIMAによる「Fight 4 Real」、井口裕香によるエンディングテーマ「Strike my soul」、分島花音による「signal」など、各楽曲が物語の雰囲気を盛り上げています。特にオープニングテーマは、作品のテーマを象徴するような力強い曲で、視聴者の心を捉えます。

評価と推薦

『ストライク・ザ・ブラッド』は、吸血鬼というファンタジー要素と、日常生活のリアルな描写が絶妙に融合した作品です。物語の展開やキャラクターの成長が丁寧に描かれており、視聴者を飽きさせません。また、各エピソードごとに異なるテーマと敵が登場することで、物語に新鮮さを感じさせます。

この作品は、吸血鬼やファンタジー要素が好きな人だけでなく、キャラクターの成長や人間関係に興味がある人にもおすすめです。特に、暁古城と姫柊雪菜の関係性や、各キャラクターの個性と成長が描かれたエピソードは、視聴者に深い感動を与えます。

さらに、美しいアニメーションと迫力のある戦闘シーン、そして魅力的な音楽が作品の魅力を引き立てています。視覚的にも聴覚的にも楽しめる作品であり、幅広い層に推薦できるアニメです。