犬夜叉完結編第2期の詳細なレビューと評価

犬夜叉完結編第2期 - イヌヤシャカンケツヘン - の全て：感動のフィナーレとその魅力

「犬夜叉完結編第2期 - イヌヤシャカンケツヘン -」は、2009年10月3日から2010年4月3日まで放送されたTVアニメシリーズであり、原作は高橋留美子による同名の漫画作品です。この完結編は、犬夜叉とかごめの冒険と戦いの集大成であり、ファンにとっては待望のフィナーレとなりました。ここでは、この作品の詳細な情報と魅力を紹介し、さらにその評価と推薦を行います。

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2009年10月03日～ 2010年04月03日

■TV放送

日本テレビ　2009年10月4日～2010年4月4日(1回～26回)毎週日曜　2:20～2:50(土曜深夜)
読売テレビ　2009年10月6日～2010年3月30日(1回～26回)毎週火曜　1:44～2:14(月曜深夜)
テレビ信州　2009年10月9日～2010年4月2日(1回～26回)毎週金曜　17:20～17:50
福島中央テレビ　2009年10月11日～2010年4月11日(1回～26回)毎週日曜　1:45～2:15(土曜深夜)
熊本県民テレビ　2009年10月11日～2010年4月11日(1回～26回)毎週日曜　7:30～8:00
日テレプラス　2010年4月3日～2010年9月25日(1回～26回)毎週土曜　0:00～0:30(金曜深夜)
広島テレビ　2010年4月21日～2010年10月13日(1回～26回)毎週水曜　1:04～1:34(火曜深夜)

■ネット配信

バンダイチャンネル　2009年10月16日～2010年4月16日(1回～26回)

■放送局

・放送／読売テレビ、バンダイチャンネル

■分数

30分

■話数

26話

■原作

・原作／高橋留美子

■監督

・監督／青木康直

■制作

・制作／サンライズ

・製作／ytv、小学館、SUNRISE

■著作

©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ2009

■ストーリー

現代と戦国時代を行き来するかごめと犬夜叉は宿敵・奈落の急所ともいうべき心臓の在処を、ついに神楽から明かされる! 殺生丸や、四魂のかけらを持つ琥珀、鋼牙を巻き込み奈落を裏切ろうとする神楽と魍魎丸たちの暗躍。四魂の玉を完成させ、奈落を滅しようとする桔梗だが、奈落は、邪な人間の心を手に入れて待ち受けていた! 四魂の玉が完成するとき、最終決戦が開始される!! 果たして、犬夜叉とかごめは、弥勒、珊瑚、七宝とともに明日を見ることができるのか…

■解説

中学3年生の女の子・日暮(ひぐらし)かごめは、ある日突然、戦国時代にタイムスリップ。50年前、巫女・桔梗(ききょう)に封印された半妖はんようの少年・犬夜叉いぬやしゃと出会う。かごめの体内から出てきた、あらゆる野望が叶うという妖力を持つ「四魂しこんの玉」。その玉が、悪しき妖怪との戦いで砕け散ってしまった。犬夜叉とかごめは、四魂の玉のかけらを集める旅に出ることに。最初はケンカばかりだった二人も、幾多の戦いを共に乗り越えるうちにお互いかけがえのない存在になっていくが…。

鬼女裏陶(うらすえ)によって、桔梗が蘇った。50年前、お互いに思いを寄せていた犬夜叉と桔梗は、ある者の罠にかかり、憎しみあい殺しあったのだ。二人を罠にかけた、恐るべき敵の名は、奈落(ならく)。旅の途中で知りあった子狐妖怪・七宝(しっぽう)や、右手に何でも吸い込む風穴を持つ法師・弥勒(みろく)、妖怪退治屋の珊瑚(さんご)という頼もしい仲間と共に、犬夜叉とかごめは、奈落の分身や七人隊といった強敵を倒していく。

しかし、四魂の玉のほとんどを、奈落が集めてしまう! 体を打ち砕いても再生する、宿敵・奈落を倒すことは出来るのか!? 犬夜叉、かごめ、桔梗の三角関係の行方は!? 犬夜叉の父の形見の妖刀・鉄砕牙(てっさいが)をめぐって争う、犬夜叉の異母兄・殺生丸(せっしょうまる)との対決は!?

すべての答えはここへ辿り着く! 恋と冒険の戦国お伽草子! 完結編、ついに2009年秋放送スタート!!

■キャスト

犬夜叉/山口勝平
日暮かごめ/雪野五月
桔梗/日髙のり子
七宝/渡辺久美子
弥勒/辻谷耕史
珊瑚/桑島法子
奈落/森川智之
殺生丸/成田剣
四魂の玉/古谷徹
邪見/チョー
りん/能登麻美子
冥加/緒方賢一
琥珀/矢島晶子
刀々斎/八奈見乗児
楓/京田尚子
白童子/小林愛
赤子/小林愛
神楽/大神いずみ
神無/ゆかな
殺生丸の母/榊原良子
鋼牙/松野太紀
銀太/吉野裕行
白角/岸尾だいすけ
夢幻の白夜/真殿光昭
曲霊/草尾毅
瞳子/折笠富美子
狒々の奈落/家中宏
御霊丸/てらそままさき
魍魎丸/てらそままさき
利吉/西前忠久
幼少期の楓/伊藤実華
ママ/百々麻子
じいちゃん/鈴木勝美
日暮草太/中川亜紀子
ムジナ/桑谷夏子
大狸/茶風林
由加/清水香里
絵里/増田ゆき
あゆみ/岡本ナミ
北条くん/うえだゆうじ

■メインスタッフ

原作/高橋留美子「犬夜叉」小学館少年サンデーコミックス刊
チーフプロデューサー/諏訪道彦(ytv)、富岡秀行(サンライズ)
シリーズ構成/隅沢克之
キャラクターデザイン、総作画監督/菱沼義仁
美術監督/池田繁美
音響監督/鶴岡陽太
撮影監督/小川滋見
CGIディレクター/小森稲穂
編集/鶴淵友彰
色彩設計/佐藤美由紀
副監督/佐藤照雄
音楽/和田薫
2D画像効果/前林文恵
アニメーションロゴデザイン/海野大輔
美術ボード/丸山由紀子(アトリエ・ムサ)、峯田佳美(アトリエ・ムサ)
美術設定/池田繁美(アトリエ・ムサ)、大久保修一(アトリエ・ムサ)
CG制作/NODE
編集助手/鶴渕みどり
録音調整/名倉靖
録音助手/亀本美佳
音響効果/森川永子
録音スタジオ/Studio 2010:
音響制作/楽音舎
音響制作担当/杉山好美
音楽協力/エイベックス・エンタテインメント、読売テレビエンタープライズ、サンライズ音楽出版
音楽コーディネーター/矢崎直博、近藤貴郎、角田博昭、大島弘子、佐藤祐太
HDビデオ編集/東京現像所、岸亮二、野本健一
コンテンツプロデューサー/乙部恭子、油井卓也、尾崎雅之
企画営業担当/阿久津理恵
ライツプロモート/望月克巳
番組デスク/大塚峰子
広報/稲葉一隆、関口彩香、小関顕、今和泉香奈
制作事務/加藤道子
文芸制作/高橋哲子
設定制作/岡本拓也
制作デスク/伊藤貴憲
原案協力/都築伸一郎、林正人、縄田正樹、茂木俊輔、薄谷正和
プロデューサー/斎藤朋之(ytv)、浅井認(小学館)、小形尚弘(サンライズ)
監督/青木康直
制作/サンライズ
製作/ytv、小学館、SUNRISE

■メインキャラクタ

●メインキャラクター

犬夜叉
妖怪の父、人間の母を持つ半妖。桔梗がかけた封印をかごめが解いたために復活。かごめと一緒に、四魂の玉のかけらを探している。その旅の途中、父の形見の鉄砕牙を手に入れた。
日暮かごめ
日暮神社の娘。中学生3年生。神社の祠の中の隠し井戸を通って、現代と戦国時代を行き来することに。桔梗の生まれ変わりで、四魂の玉を体内に持っていた。犬夜叉と共に砕け散った玉のかけらを集めることになる。犬夜叉を言霊で抑える事ができる、唯一の人間。
七宝
父を雷獣兄弟に殺された子狐の妖怪。変化の能力があり、狐妖術を使う。かごめたちと行動を共にする。
弥勒
放っておくと自らも飲み込んでしまうという、何でも吸い込む風穴を右手に持った法師。その因縁を作った宿敵・奈落を探す途中、かごめたちと知り合い、行動を共にすることに。金好き、女好き。毒虫などを吸い込むとひどく衰弱してしまうのが弱点。
珊瑚
妖怪退治屋の頭の娘で、里一番の手練。巨大ブーメラン飛来骨の使い手。奈落の罠で、父と弟の琥珀、里の仲間達を失ってしまう。
雲母
珊瑚によく懐いている猫又。普段は子猫のような姿をしているが、大きくなって人を乗せ、戦うこともできる。

●殺生丸たち

殺生丸
犬夜叉の腹違いの兄。完全な妖怪。鉄砕牙を手に入れようとして、犬夜叉に並々ならぬ憎悪を抱いていた。性格は誇り高く冷酷。ひと振りで百の命を救うという妖刀・天生牙と、鬼の牙で打った剣・闘鬼神を持っている。
りん
みなしごの少女。犬夜叉との戦いで傷ついた殺生丸と出会い、天生牙の力で命を救われた。以後、殺生丸と行動を共にするようになる。
邪見
殺生丸の家来。邪険に扱われても、ただただ殺生丸に付き従う。普段はりんの子守をすることが多い。女と爺の2つの頭をもつ人頭杖を使う。
阿吽
殺生丸の乗る双頭の獣。それぞれの頭に「阿」「吽」という名前が付いている。口から雷撃を放つことができる。

●奈落たち

奈落
野盗・鬼蜘蛛の邪心に多くの妖怪がとりついて生まれた半妖。変化の力を持ち、狒狒の毛皮の傀儡を使う。過去、犬夜叉と桔梗をだまして殺し合わせた。現在は人見蔭刀の姿を借りている。犬夜叉たちの持つ四魂のかけらを手に入れるため、殺生丸をはじめ、いくつもの妖怪をけしかけてくる。
神楽
奈落から生まれた風使いの妖怪。風刃と竜蛇の舞で戦い、屍舞で死者を操る。
神無
神楽の姉、無の妖怪。魂を吸い取り、攻撃をはねかえす鏡を持つ。
夢幻の白夜
奈落の新たな分身。幻術使い。通り名は夢幻の白夜。戦いには参加せず、眼窩から放つ一つ目蝙蝠を使って、犬夜叉や殺生丸の動向を監視していく。飛行の際には折鶴を使う。
曲霊
四魂の玉に封じ込められていた妖怪どもの邪念が、奈落の妖怪達の体を借り、実体化したもの。邪念に汚れた霊魂である曲霊の本体は、この世のものではないため、天生牙でなければ斬ることは出来ない。

●その他のキャラクター

桔梗
50年前、犬夜叉を封印した巫女。四魂の玉を浄化する力を持っていた。自らの命を引き換えに四魂の玉を封印するが、裏陶の鬼術により蘇る。犬夜叉が自分を裏切ったと思い、命を狙う。
琥珀
珊瑚の弟。四魂のかけらで命をつながれ、奈落に操られている。
刀々斎
妖怪の刀鍛冶。犬夜叉と殺生丸の父の牙から妖刀「鉄砕牙」「天生牙」を作った。三つ目の牛・猛々に乗って空を飛ぶことができる。
冥加
物知りな蚤妖怪。犬夜叉の父の代から仕え、その墓守をしていた。危なくなるとすぐ姿を消してしまう。
鋼牙
人喰い狼を操る妖狼族の若頭。両足に四魂のかけらを仕込んでいる。巣に連れ帰っても動じないかごめに惚れてしまい、犬夜叉の恋敵(?)に。

■サブタイトル

第1話/奈落の心臓(2009/10/03)
第2話/神楽の風(2009/10/10)
第3話/冥道残月破(2009/10/17)
第4話/竜鱗の鉄砕牙(2009/10/24)
第5話/妖霊大聖の試練(2009/10/31)
第6話/魍魎丸の最期(2009/11/07)
第7話/梓山の霊廟(2009/11/14)
第8話/星々きらめきの間に(2009/11/21)
第9話/冥界の殺生丸(2009/11/28)
第10話/悲しみに濡れる花(2009/12/05)
第11話/神無の墓標(2009/12/12)
第12話/珊瑚の想い弥勒の覚悟(2009/12/19)
第13話/完全な冥道(2009/12/26)
第14話/奈落の追撃(2010/01/09)
第15話/正統なる継承者(2010/01/16)
第16話/瞳子の結界(2010/01/23)
第17話/曲霊の邪念(2010/01/30)
第18話/人生の一大事(2010/02/06)
第19話/琥珀の欠片(2010/02/13)
第20話/四魂の玉が完成する時(2010/02/20)
第21話/奈落の体内へ(2010/02/27)
第22話/奈落　闇の罠(2010/03/06)
第23話/奈落　光の罠(2010/03/13)
第24話/奈落　儚き望み(2010/03/20)
第25話/届かぬ想い(2010/03/27)
第26話/明日へ(2010/04/03)

■関連作品

犬夜叉
犬夜叉　時代を越える想い
犬夜叉　鏡の中の夢幻城
犬夜叉　天下覇道の剣
犬夜叉　紅蓮の蓬莱島
犬夜叉　スペシャルキャラクターDVD　豪華絢爛
It’s a Rumic World 犬夜叉　黒い鉄砕牙

■主題歌・楽曲

OP1
・君がいない未来
・作詞/Kyasu Morizuki、Tomiko Van、Kano Inoue
・作曲/Katsumi Ohnishi
・編曲/Seiji Kameda
・歌/Do As Infinity
ED1
・With you
・作詞/Leonn
・作曲/Mitsuru Igarashi
・編曲/ats-
・歌/AAA
ED2
・Diamond
・作詞/Shoko Fujibayashi
・作曲/Kazuhito Kikuchi
・編曲/ats-
・歌/alan
ED3
・遠い道の先で
・作詞/Ai Takekawa
・作曲/Ai Takekawa
・編曲/Jun Sato
・歌/Ai Takekawa
ED4
・君がいない未来
・作詞/Kyasu Morizuki、Tomiko Van、Kano Inoue
・作曲/Katsumi Ohnishi
・編曲/Seiji Kameda
・歌/Do As Infinity

犬夜叉完結編第2期の魅力と評価

「犬夜叉完結編第2期 - イヌヤシャカンケツヘン -」は、長年にわたり愛されてきた「犬夜叉」シリーズのフィナーレとして、多くのファンに感動を与えました。この完結編は、物語のクライマックスを描くだけでなく、キャラクターの成長や人間関係の深化を丁寧に描き出しています。以下では、その魅力と評価を詳しく見ていきます。

ストーリーの完成度

完結編では、長い旅の終わりにふさわしい壮大なストーリーが展開されます。特に、宿敵・奈落との最終決戦は見逃せないハイライトです。奈落の心臓の在処が明かされる第1話から、四魂の玉が完成する第20話まで、緊張感あふれる展開が続きます。最終決戦では、犬夜叉とかごめ、そして仲間たちの絆が試され、感動的な結末へと導かれます。このストーリーの完成度は、ファンにとって非常に満足のいくものであり、シリーズ全体の集大成として評価されています。

キャラクターの成長

犬夜叉とかごめの成長は、この完結編で最も感動的な要素の一つです。最初はケンカばかりだった二人が、多くの試練を乗り越えながら深い絆を築いていく姿は、視聴者の心を打ちます。また、弥勒や珊瑚、七宝といった仲間たちもそれぞれの成長を見せてくれます。特に、珊瑚と弥勒の関係性の進展や、殺生丸の人間性の変化は、物語に深みを与えています。これらのキャラクターの成長は、視聴者に共感と感動を与える重要な要素となっています。

ビジュアルと音楽

「犬夜叉完結編第2期」は、ビジュアル面でも高評価を得ています。キャラクターデザインや背景美術は、原作の世界観を忠実に再現しつつ、より洗練された表現がなされています。また、戦闘シーンの迫力や、情感あふれるシーンの美しさは、視覚的に楽しむことができます。音楽もまた、物語を盛り上げる重要な要素です。オープニングテーマ「君がいない未来」やエンディングテーマ「With you」「Diamond」「遠い道の先で」は、物語の雰囲気を引き立て、視聴者の感情を揺さぶります。これらのビジュアルと音楽の融合が、「犬夜叉完結編第2期」の魅力を一層引き立てています。

結論

「犬夜叉完結編第2期 - イヌヤシャカンケツヘン -」は、長年にわたり愛されてきた「犬夜叉」シリーズのフィナーレとして、多くのファンに感動を与えた作品です。ストーリーの完成度、キャラクターの成長、ビジュアルと音楽の美しさなど、さまざまな要素が高く評価されています。シリーズ全体を楽しんだファンだけでなく、新たに「犬夜叉」を知る人にも強く推薦できる作品です。ぜひ、この感動のフィナーレを体験してみてください。

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