カナリス：東南アジアのスマートフォン市場は2024年第3四半期に2,500万台に達し、前年比15％増となる見込み

調査会社カナリスは、2024年第3四半期の東南アジアスマートフォン市場の最新データを発表した。第3四半期ではOPPOが初めて東南アジア市場をリードした。データによれば、第3四半期に東南アジアのスマートフォン市場は前年同期比15%増の2,500万台に達した。そのうち、 OPPOはエントリーモデルA3xとA3の売れ行きが好調だったため、510万台（21%）を出荷し、サムスンを上回った。

サムスンは市場シェア16%で2位、トランシオンは出荷台数400万台、市場シェア16%で3位となった。

Redmi 14CやRedmi A3などのコストパフォーマンスに優れたモデルの力強い成長により、Xiaomiは市場シェア15%、出荷台数390万台で第4位にランクされました。 Vivoは市場シェア10%、出荷台数260万台で5位にランクインした。

Canalysのアナリスト、周盛勇氏は次のように述べた。「2024年第3四半期、出荷台数は伸びたものの、同地域のASPは4％下落した。価格下落の主な理由は、中低価格帯の新製品の発売増加と機器の飽和だ。特に、マスマーケット（100～300米ドル）メーカーは、高コストパフォーマンスに重点を置く以外に差別化を図ることが難しいため、販売促進策や値引きに大きく依存している。さらに、旧モデルの大幅な値引きと新モデルの発売により価格競争が生じ、問題が悪化している。」

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