節水を始める時、まず見直しやすいのは、水を使っていない間も流したままにしている場面です。水資源機構は、洗濯、風呂、炊事、洗面など、家庭で取り組める方法を紹介しています。特別な道具を買う前に、いつもの家事の順番を観察し、止められるタイミングを一つ見つけてみましょう。
一日の中で水を流す場面を観察する
ある一日に、台所や洗面所で蛇口を開ける場面を意識してみます。食器を洗う間に別の物を探したり、歯を磨く間に水を流し続けたりしていないかを確かめましょう。最初から細かい使用量を測らなくても、使う前の準備と、作業の途中の停止を見直す余地は見つかります。衛生のために必要な洗浄やすすぎを行いながら、使っていない時間を短くする視点です。
台所は洗う前の準備を整える
食器を洗う時は、食べ残しを取り除き、油分が目立つ部分は紙などで拭いてから洗うと、作業を進めやすくなります。水資源機構も、油を拭き取る方法や、汚れが落ちやすいよう食器を水につけておく方法を紹介しています。洗う物を手元にまとめ、洗剤や道具を先に用意すれば、探し物の間に水を出し続ける場面も減らせます。食材を洗う際も、必要な時に水を使うことを意識しましょう。
洗面と浴室では動作の切れ目を使う
歯磨きにはコップを使い、シャワーは体や髪を洗っている間など、使わない場面でこまめに止める方法があります。家族で取り組むなら、「流しっぱなしにしない」という言葉に加え、どの動作で止めるかを共有すると具体的です。浴槽に湯を張る時は、普段必要な量を確認します。急いでいる時間帯ほど忘れやすいため、使い始める前に手順を整えると取り組みやすくなります。
洗濯と機器は説明書に沿って工夫する
洗濯は、衣類や機器の条件に合う範囲でまとめて行う方法を考えられます。詰め込みすぎず、適切な容量や水量は説明書で確認してください。トイレに大小の洗浄設定がある場合も、機器の使い方に沿って選びます。始めた工夫は、一週間ほどして「続いたか」「家事がしにくくなったか」を振り返ってみましょう。一度に多く変えるより、暮らしに合う動作を一つ定着させると、次の工夫にもつなげやすくなります。
覚えておきたいポイント
- 使っていない間の流水を見つける。
- 洗う前に物と道具をそろえる。
- 衣類や機器の説明に合う方法を続ける。
参考資料:水資源機構「家庭でできる節水の方法」



