爆獣合神ジグルハゼル：魅力あふれる新世代ロボットアニメの評価と感想

爆獣合神ジグルハゼル - 未来の惑星群で繰り広げられる壮大な冒険

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

アニメオリジナル

■放送期間

2013年04月06日 ～ 0000年01月01日

■放送局

アニマックス

■分数

2分

■話数

6話

■原作

・原案／メガハウス

■監督

・監督／大張正己、アミノテツロ

■制作

・製作／ZIGURUHAZERU PROJECT

■著作

©ZIGURUHAZERU PROJECT

■ストーリー

ここは、はるか未来、はるか遠くの惑星群。各惑星が独立国家であり、惑星の一つ一つは異なった文化圏をそれぞれ持ち、特徴的な様式をとっている。また科学とは違った魔法・錬金術のような技術を発展させている。その世界には「神のパーツ」の伝説があった。その名を「ジグルハゼル」。「ジグルハゼル」とは世界に散らばる「未知の力を秘めるパーツ」群の総称であり、そのパーツの集合体は生命体として存在するという。その生命体は「ジグルハゼルモンスター」通称「爆獣」と呼ばれた!!その爆獣を操ることが出来るのは強き「心」をもつもの、そして特殊な「術」を極めた者である。パーツ構成を想像して「ジグル」と念じ叫べば、パーツが自ら組みあがり形を形成する。「ハゼル」と念じ叫べばバラバラにパーツが分解する。その術を駆使して、爆獣を従えた少年たちは伝説の「神のパーツ」を求め旅立つ!!そしていま「ジグルハゼル伝説」が幕を開けたのだ!! 巨大な力が手に入るという『神のジグルハゼル』を追い求め、幼き戦士達がジグルハゼルモンスターを従え、『神のジグルハゼル』をめぐる戦いを繰り広げる……

■解説

『爆獣合神ジグルハゼル』 アニマックスで好評放送中！『爆獣合神ジグルハゼル』は、株式会社メガハウスから発売のオリジナル合体ロボット玩具シリーズ。共通のジョイントを採用し、各ロボットを自由に組み合わせることが可能です。シリーズ第1弾の「ハゼルゴクウ」「ハゼルサゴジョウ」「ハゼルハッカイ」を合体させれば、「爆獣合神ハゼルセイオー」が完成します。同シリーズの新たなメカモンスターたちも今後続々登場予定です。

■キャスト

・ナレーション／山口勝平、浪川大輔、川原慶久、冨岡美沙子

■メインスタッフ

・原案／メガハウス
・監督／大張正己、アミノテツロ
・アニメーションメカニックデザイン、メカニック作監／山根理宏
・敵メカニックデザイン／やまだたかひろ
・キャラクターデザイン／ことぶきつかさ
・キャラクター作監／田名網梢
・色彩設計／梅田祐樹
・美術監督／田村せいき、松浦隆弘
・CG／ポリゴン・ピクチュアズ、OKINAWA GONZO
・アニメーション制作／プロダクション　リード
・製作／ZIGURUHAZERU PROJECT

■メインキャラクタ

・ゲンジョウ
中華風(ちゅうかふうな)惑星シンセイから来た。 自国の惑星を救うため、この世界のどこかにあるという神のジグルハゼルを探す旅をしている。
・ハゼルセイオー
ゴクウ、サゴジョウ、ハッカイが合体した真の姿、ゲンジョウが乗り込むことにより未知の力を発揮する。
・ゴクウ
ゲンジョウが従える猿型の爆獣。無鉄砲でお調子者だが頼りになる。
・サゴジョウ
ゲンジョウが従える水妖怪の爆獣。冷静沈着、戦略家。
・ハッカイ
ゲンジョウが従える豚型の爆獣。脳天気、お腹が減るとすごい嗅覚を発揮する。
・タケル
天才肌の上から目線、血筋が良いらしい、現在は社会勉強かねてと最強の剣士になるためジグルハゼルパーツ探しをしている。ナデシコからは若と呼ばれている。
・ハゼルジンオー
ハゼルジュウベエ、ハゼルジンリュウ、ハゼルヒエン、ハゼルブオウ・ザオウが 合体した合神。タケルが乗り込むことにより 未知の力を発揮する。ジンオーに乗り込むとタケルの性格が荒っぽくなる。
・ジュウベエ
タケルの従える爆獣。タケルの家来でもあり 剣の師匠も兼ねる。タケルがハゼルヒエン、ハゼルジンリュウ、ハゼルブオウ・ザオウを 召還するとハゼルジンオーに 合体する。
・ナデシコ
タケルの侍女だが幼馴染でもある。いつもタケルの心配をしているが、うえから目線のタケルのフォロー役。
・ハゼタン
ハカセが開発したジグルハゼルパーツ探知機。ハカセのもつジグルハゼル探査機と連動してパーツや爆獣に反応して位置を特定して教えてくれる。
・ハカセ
タケルにつかえるジグルハゼル博士。ジグルハゼルを研究し、情報をあつめている。

■主題歌・楽曲

・主題歌／爆獣合神ジグルハゼル
・作曲／ローズ高野
・歌／SINGMAN

■詳細な評測と推薦

■ストーリーと世界観

『爆獣合神ジグルハゼル』は、はるか未来の惑星群を舞台にした壮大な冒険物語です。各惑星が独立国家であり、異なる文化と技術を持つという設定は、視聴者に新鮮な驚きを与えます。特に、科学とは異なる魔法や錬金術の技術が発展している点は、ファンタジー要素を強調し、視聴者の想像力を刺激します。「神のパーツ」ジグルハゼルの伝説は、物語の中心的なテーマであり、少年たちがそのパーツを求めて旅立つ姿は、視聴者に感動と興奮を提供します。物語の展開はスピーディーで、2分という短い時間の中で濃密なストーリーが描かれています。各エピソードが6話と短いため、視聴者は一気に見ることができ、物語の魅力に引き込まれることでしょう。

■キャラクター

本作のキャラクターは個性的で魅力的です。主人公のゲンジョウは、自分の惑星を救うためにジグルハゼルを探す旅に出る勇敢な少年です。彼の仲間であるゴクウ、サゴジョウ、ハッカイはそれぞれ異なる特性を持ち、チームとしてのバランスが取れています。特にゴクウの無鉄砲さと頼もしさ、サゴジョウの冷静さと戦略性、ハッカイの脳天気さと嗅覚は、視聴者に強い印象を与えます。タケルは天才肌で上から目線というキャラクター設定が面白く、彼の成長と変化が物語の重要な要素となっています。ナデシコのタケルへのフォロー役としての存在感も大きいです。また、ハカセとハゼタンのコンビは、ジグルハゼル探査の技術的な側面を支え、物語に深みを与えています。キャラクターたちの関係性や成長が描かれることで、視聴者は彼らに感情移入しやすくなります。

■アニメーションとデザイン

『爆獣合神ジグルハゼル』のアニメーションは、メカニックデザインとキャラクターデザインの両方で高評価を得ています。メカニックデザインは山根理宏氏とやまだたかひろ氏の手により、細部までこだわったデザインが施されています。特にジグルハゼルモンスターのデザインは、玩具シリーズの魅力を最大限に引き出しています。キャラクターデザインはことぶきつかさ氏が担当し、各キャラクターの個性がビジュアルでしっかりと表現されています。色彩設計の梅田祐樹氏と美術監督の田村せいき氏、松浦隆弘氏のチームワークにより、色彩豊かで美しい世界が描かれています。CG制作はポリゴン・ピクチュアズとOKINAWA GONZOが担当し、動きのあるシーンでも滑らかでリアルな表現が可能となっています。アニメーション制作を担当したプロダクション　リードの技術力も高く評価され、全体的にクオリティの高いアニメーション作品となっています。

■音楽

主題歌「爆獣合神ジグルハゼル」は、ローズ高野氏の作曲とSINGMANの歌唱により、物語の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。主題歌はエネルギッシュで力強く、視聴者の心を引きつけます。また、BGMも物語の展開に合わせて適切に使用され、視聴者の感情を引き立てる役割を果たしています。音楽は全体的に高品質で、視聴体験を豊かにする要素となっています。

■推薦

『爆獣合神ジグルハゼル』は、短いエピソードの中で濃密なストーリーと魅力的なキャラクターを描いた作品です。特にロボットやメカニックが好きな視聴者にはおすすめです。また、ファンタジー要素や冒険物語が好きな方にも楽しめる内容となっています。アニメーションのクオリティも高く、視覚的な美しさを楽しみたい方にもおすすめです。さらに、音楽の力強さと美しさも魅力の一つであり、音楽好きの視聴者にも楽しめる作品です。全体的に見て、幅広い層に推薦できる作品となっています。

■補足情報

『爆獣合神ジグルハゼル』は、株式会社メガハウスのオリジナル合体ロボット玩具シリーズを原案としており、玩具の魅力を最大限に引き出したアニメーション作品です。玩具シリーズは共通のジョイントを採用しており、自由に組み合わせることが可能です。シリーズ第1弾の「ハゼルゴクウ」「ハゼルサゴジョウ」「ハゼルハッカイ」を合体させれば、「爆獣合神ハゼルセイオー」が完成します。今後も新たなメカモンスターたちが登場予定であり、玩具シリーズとアニメシリーズの連動が楽しみです。また、アニマックスでの放送は好評であり、視聴者からの反響も大きいです。ナレーションを担当する山口勝平氏、浪川大輔氏、川原慶久氏、冨岡美沙子氏の声優陣も豪華で、物語の魅力を引き立てています。監督の大張正己氏とアミノテツロ氏のタッグも見逃せないポイントであり、彼らの手腕により物語がさらに深みを増しています。製作を担当するZIGURUHAZERU PROJECTの力強いサポートもあり、全体的にクオリティの高い作品となっています。