『めだかボックス』の魅力と評価：個性的なキャラクターと展開に注目

めだかボックス - メダカボックス -

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

漫画

■放送期間

2012年04月05日 ～ 2012年06月21日

■放送局

テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、熊本放送、AT-X、ニコニコ動画、ニコニコ動画モバイル、あにてれしあたー、GyaO!、GyaO!ストア、DMM.com、auひかり　TVサービス、MOVIE SPLASH VOD、J:COM オン デマンド、楽天ショウタイム、バンダイチャンネル、PlayStation®Store、ビデオマーケット、DMM.com　動画フル、ShowMobile、ベストヒット動画、ベストヒットアニメ動画、アニメモビ

■分数

30分

■話数

12話

■原作

西尾維新、暁月あきら

■監督

佐伯昭志

■制作

・アニメーション制作／GAINAX
・製作／箱庭学園生徒会

■キャスト

・黒神めだか／豊崎愛生
・人吉善吉／小野友樹
・不知火半袖／加藤英美里
・阿久根高貴／浪川大輔
・喜界島もがな／茅野愛衣

■メインスタッフ

・原作／西尾維新、暁月あきら(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
・監督／佐伯昭志
・キャラクターデザイン／桑名郁朗
・総作画監督／木野下澄江
・ストーリーボードチーフ／品川宏樹
・色彩設計／高星晴美
・美術監督／阿部幸恵
・撮影監督／赤松康裕
・編集／平木大輔
・音響監督／渡辺淳
・音楽／加藤達也
・音楽制作／ランティス
・アニメーション制作／GAINAX
・製作／箱庭学園生徒会

■メインキャラクタ

・黒神めだか
所属　一年十三組・生徒会会長。特技　真骨頂「その1 」から「その4」、動物避け。血液型／AB型。CV 豊崎愛生。箱庭学園一年生にして生徒会長。生徒会長選挙戦の際には98%の支持を集め、生徒会長として就任。全ての勉学、スポーツにおいてズバ抜けた能力を持つ、人間とは思えない完璧超人。生徒会長選の際に公約に掲げた『目安箱』を設置し、24時間365日、箱庭学園の生徒から相談や依頼などを引き受ける。
・人吉善吉
所属 一年一組・生徒会庶務。利き腕 左。血液型 AB型。星座 しし座。特技 めだか想い・サバット。CV 小野友樹。「黒神めだか」とは2歳からの幼馴染。一組所属のノーマル生徒だが、昔から「めだか」の正しさを信じ、多大な好意と信頼を寄せている。無愛想な態度が多いが、実は「めだか」に並ぶことが出来るよう常に努力している。
・不知火半袖
所属 一年一組。血液型 AB型。視力 左右ともに1.5。特技 都合がいい時だけ友達、大食漢。CV 加藤英美里。幼い容姿から吐き出される毒舌と、腹黒さを併せ持ち、人を小馬鹿にした無邪気な行動が特徴。萌えキャラ系の非常に小柄な体格だが、常に何か食べている。
・阿久根高貴
所属 二年十一組、柔道部。血液型 AB型。特技 格闘能力、柔道二段、字が綺麗。CV 浪川大輔。「善吉」との柔道対決を経て、生徒会書記に就いた。「善吉」とは、中学時代から「めだか」をめぐるライバル。執行部のメンバー内では、オールマイティに有能な天才肌。容姿端麗で「柔道界のプリンス」と言えば、同校二年生の間で知らない人はいない。
・喜界島もがな
所属 一年十一組、競泳部のエース。血液型 AB型。特技 運動能力、簿記一級。CV 茅野愛衣。ポニーテールの眼鏡っ子。「人生において金が全て」「命より大事なものは金」という強い信条を持っており、「金より命」をモットーとするめだかと強く対立した。部活動対抗水中運動会では、生徒会執行部と激戦を繰り広げた末に「黒神めだか」に惚れられ、競泳部と兼務で生徒会会計にスカウトされた。制服の下には、常に競泳水着を着用している。
・門司三年生
所属 三年二組、剣道部不良グループのリーダー。血液型 AB型。CV 小西克幸。生徒会執行の裁きを受け、「めだか」に更正させられた一人。日向にボコボコにされた後、剣道少年時代の熱い心を取り戻した。
・日向同級生
所属 一年一組、剣道部。血液型 AB型。CV 興津和幸。細目の真面目そうな青年。部室を占拠する不良の剣道部員を不意打ちするなど、かなりの腹黒。しかし、善吉とめだか2人により生徒会を執行される。
・有明二年生
所属 二年九組、陸上部。血液型 AB型。CV 大亀あすか。陸上部のツインテールっ娘。二年生で陸上部の代表争いを勝ち取るも、競技スパイクを何者かにボロボロにされてしまい、その犯人探しを生徒会に依頼してきた。
・諫早三年生
所属 三年九組、陸上部。血液型 AB型。利き腕 左。CV 浅野真澄。陸上部の三年生。有明後輩の競技スパイクをボロボロにした真犯人だが、めだかの正しさに触れて更正した。
・鹿屋二年生
所属 生徒会長立候補者の一人。CV 奈良徹。女子を脅し票を奪おうとしていた悪党キャラ。黒神めだか襲撃の下克上計画を、善吉に相談するもフルボッコにされる。
・鍋島猫美
所属 三年十一組、柔道部部長。血液型 AB。CV 寿美菜子。柔道部の部長で、二つ名を「柔道界の反則王」といい、柔道の反則技を得意とし、高校柔道界を唸らせた。「綺麗な相手に汚く勝つ」が信条。
・八代三年生
所属 三年三組。血液型 AB。CV 中尾衣里。阿久根の記念すべき初仕事となる目安箱投書の依頼主。字が汚いゆえ、生徒会にラブレターの代筆を依頼したが、阿久根に字の練習をさせられる。
・阿蘇短冊
所属 三年三組、放送部部長代行。血液型 AB型。動物占い キリン。CV 門脇舞以。放送部部長代行として、部活動対抗水中運動会の実況を担当。不知火本袖とのコンビによる、名解説が競技を更に盛り上げた。
・屋久島三年生
所属 三年十一組、競泳部部長。CV 保村真「トビウオ三人衆」と呼ばれる競泳部3人のうちの1人。アゴヒゲが特徴。 常に冷静沈着で、種子島と同様にもがなを大事にし、危害を加えるものは全て排除する。
・種子島二年生
所属 二年十一組、競泳部副部長。CV 吉野裕行。「トビウオ三人衆」と呼ばれる競泳部3人のうちの1人。褐色の肌が特徴。 歯がサメのようにギザギザで人相も口も悪いが、屋久島と同様にもがなを大事にしている。
・夕原一年生
所属 一年十二組、美術部。自称 芸術家。CV 下和田ヒロキ。課題コンクールのための絵画モデル探しを生徒会に依頼しに来た美術部員。自称「芸術家」ゆえの強いこだわりは、アクの強い生徒会執行部をもふり回す。
・鬼瀬針音
所属 一年三組、風紀委員会第三部隊隊長。別名 「手錠メリケンの鬼瀬」。CV 大橋歩夕。「雲仙冥利を愛でる会」の会員。風紀委員の名のもと、鉄拳制裁を信条にプライドをもって業務をこなす。風紀委員であることに誇りを持っているが、本末転倒な行動も多い。
・呼子二年生
所属 二年十組、風紀委員会副委員長。CV 小清水亜美。風紀委員会副委員長にして「雲仙冥利を愛でる会」の会員。鎖を使って、生徒を縛り首にする戦法を取る。学園風紀委員会の立場というより、個人的な冥利への思慕や忠誠心が行動原理。
・雲仙冥利
所属 二年十三組、風紀委員会委員長。血液型 AB型。年齢 10歳(飛び級)。CV 朴璐美。通称「モンスターチャイルド」。10才だが飛び級のため2年生であり、黒神めだかの先輩。「やりすぎなければ正義じゃない」「見下し性悪説」など、黒神めだかとは正反対の信念を持ち、生徒会執行部と対立する。年齢による体力・体格の差を補うため、フラスコ計画の見返りとして理事会から受け取った多数の武具を駆使して戦う。

■サブタイトル

・第1箱／「生徒会を執行する！」
・第2箱／「貴様が犯人か？/当然、私だ！」
・第3箱／「余計な真似だよ！！/めだかさんの御心のままにっ！！」
・第4箱／「どっちやねん！！/願いがあるなら」
・第5箱／「勝って得よ！」
・第6箱／「わかってもらおーなんて思ってないよ」
・第7箱／「誰にでもこういうことするの？/勝手でなければ！！」
・第8箱／「黒神めだかは私が潰します！！」
・第9箱／「やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ！」
・第10箱／「私は貴様を許さない！！」
・第11箱／「これで決着だ！！」
・第12箱／「黒神めだかがいなくても！」

■関連作品

・めだかボックス　アブノーマル

■主題歌・楽曲

・OP1
・「HAPPY CRAZY BOX」
・歌／栗林みな実
・ED1
・「お花畑に連れてって」
・歌／黒神めだか(CV.豊崎愛生)

めだかボックス - メダカボックス - 評論と推薦

「めだかボックス」は、西尾維新と暁月あきらの原作による、集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載された人気漫画を原作としたアニメ作品です。2012年4月5日から6月21日まで全12話が放送され、箱庭学園を舞台に生徒会の活動を通じて様々な問題を解決していく物語が描かれています。この作品は、個性的なキャラクターと独特のストーリーテリングで多くのファンを魅了しました。以下では、「めだかボックス」の魅力や見どころ、そして推薦ポイントについて詳しく解説します。

ストーリーとテーマ

「めだかボックス」のストーリーは、箱庭学園の生徒会を中心に展開されます。主人公の黒神めだかは、圧倒的な能力を持つ生徒会長として、生徒たちからの相談や依頼を解決するために「目安箱」を設置します。この目安箱を通じて、学園内で起こる様々な問題に立ち向かう姿が描かれています。

作品のテーマは、「正義」と「力」の関係性です。めだかは絶対的な力を持つキャラクターであり、その力で正義を実現しようとします。しかし、物語が進むにつれて、力だけでは解決できない問題や、力の使い方についての葛藤が描かれます。これらのテーマは、視聴者に深い感動と考えさせる要素を提供します。

キャラクターの魅力

「めだかボックス」の最大の魅力は、個性的なキャラクターたちです。特に、主人公の黒神めだかは、完璧超人として描かれながらも、人間らしい一面を見せることで視聴者の共感を呼びます。彼女の幼馴染である人吉善吉は、めだかの正しさを信じる一方で、自身の力不足に悩む姿がリアルに描かれています。

また、不知火半袖や阿久根高貴、喜界島もがななど、各キャラクターがそれぞれ異なる信念や背景を持ち、それが物語を豊かにしています。特に、雲仙冥利という10歳の飛び級生が生徒会と対立する展開は、視聴者に新鮮な驚きを与えます。

アニメーションと演出

アニメーション制作を担当したGAINAXは、「めだかボックス」の独特な世界観を鮮やかに表現しています。キャラクターデザインは桑名郁朗氏が担当し、原作のイメージを忠実に再現しながらも、アニメ独自の魅力を加えています。特に、戦闘シーンや学園内の描写は、色彩設計や美術監督の力によって美しく描かれています。

また、監督の佐伯昭志氏は、原作のテンポ感を保ちつつ、アニメならではの演出を取り入れています。例えば、各エピソードのサブタイトルが「箱」というユニークな形式で表現されている点や、キャラクターの心情を描くためのカメラワークなどが印象的です。

音楽と主題歌

音楽は加藤達也氏が担当し、ランティスが制作しています。オープニングテーマ「HAPPY CRAZY BOX」は、栗林みな実の力強い歌声が作品の雰囲気を盛り上げます。エンディングテーマ「お花畑に連れてって」は、黒神めだか役の豊崎愛生が歌っており、彼女のキャラクターをより深く理解する助けとなります。

推薦ポイント

「めだかボックス」は、以下のような視聴者に特に推薦します。

• 個性的なキャラクターが好きな人：「めだかボックス」のキャラクターはそれぞれが強烈な個性を持っており、視聴者を飽きさせません。特に、黒神めだかの完璧超人としての魅力や、他のキャラクターとの関係性が見どころです。
• 学園ものが好きな人：箱庭学園を舞台にした学園生活や生徒会の活動が描かれており、学園もののファンには楽しめる要素が満載です。生徒会の活動を通じて様々な問題を解決していく姿は、視聴者に共感を呼びます。
• 深いテーマを楽しみたい人：「めだかボックス」は、力と正義の関係性や、力の使い方についての葛藤を描いており、視聴者に深い感動と考えさせる要素を提供します。これらのテーマを楽しみたい人にはおすすめです。
• 原作ファン：原作のファンにとっては、アニメ化された「めだかボックス」を見ることで、原作の世界観をより深く理解することができます。特に、原作のテンポ感を保ちつつ、アニメ独自の演出が加えられている点が魅力です。

関連作品と続編

「めだかボックス」には、続編として「めだかボックス　アブノーマル」が存在します。この続編では、さらに深いストーリーと新たなキャラクターが登場し、原作の魅力をさらに引き立てています。原作のファンやアニメのファンにとっては、ぜひともチェックしておきたい作品です。

結論

「めだかボックス」は、個性的なキャラクターと深いテーマ、そして美しいアニメーションと音楽が融合した作品です。視聴者に感動と考えさせる要素を提供し、学園ものや深いテーマを楽しみたい人には特に推薦します。ぜひ、この作品を視聴して、箱庭学園の生徒会の活動とキャラクターたちの成長を楽しんでください。