映画『プリキュアオールスターズDX3』の感想と評価：未来へのメッセージと虹色の絆

映画『プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ★虹色の花』の魅力と感想

『プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ★虹色の花』は、プリキュアシリーズの映画作品として2011年3月19日に公開されました。この作品は、プリキュアシリーズの10作目にして、プリキュアオールスターズDXシリーズの第3弾にあたります。総勢21人のプリキュアが集結し、壮大な物語を繰り広げるこの映画は、プリキュアファンにとっては見逃せない一本です。

ストーリー

物語は、幼馴染みの北条響と南野奏がオープン初日の巨大ショッピングモールに訪れるところから始まります。二人は元気いっぱいの中学2年生で、ショッピングモールで妖精ハミィを探すことになります。しかし、ハミィを見つけた瞬間、勢いあまってつぼみたちのファッションショーに乱入してしまいます。さらに、シプレやコフレの仲間のような妖精たちが空から降ってきて、「おもちゃの国」のプラスティックの建物や「デザート王国」の巨大スイーツが次々に出現します。そんな中、プリキュアたちが戦ってきた強敵たちが蘇り、世界を結ぶ奇跡の花・プリズムフラワーを狙って、すべてを暗黒の世界にしようと結託します。プリズムフラワーが枯れてしまうと、世界は離れ離れになり、二度とハミィたちと会えなくなってしまうため、プリキュア21人全員のパワーをひとつにして、巨大な闇に立ち向かうことになります。

解説

この映画は、プリキュアシリーズの記念すべき10作目であり、プリキュアオールスターズDXシリーズの第3弾として、プリキュア史上最大のスケールで描かれています。2004年に放送開始した「ふたりはプリキュア」から続くプリキュアシリーズは、女の子たちの心を掴み続け、2011年2月には「スイートプリキュア♪」が放送開始されました。この映画では、「スイートプリキュア♪」のキュアメロディとキュアリズムも加わり、総勢21人のプリキュアが大集合します。歴代のプリキュアや妖精たち、敵キャラクターまでもが登場し、プリキュアシリーズの集大成とも言える作品となっています。

キャスト

映画のキャストは、プリキュアシリーズの歴代キャラクターを演じる声優たちが勢ぞろいしています。北条響/キュアメロディ役の小清水亜美、南野奏/キュアリズム役の折笠富美子、花咲つぼみ/キュアブロッサム役の水樹奈々など、各キャラクターの個性を豊かに表現する声優たちの演技が映画を盛り上げています。また、来海えりか/キュアマリン役の水沢史絵、明堂院いつき/キュアサンシャイン役の桑島法子、月影ゆり/キュアムーンライト役の久川綾など、プリキュアシリーズの魅力を引き立てるキャストが揃っています。

メインスタッフ

監督は大塚隆史、脚本は村山功が担当し、オリジナルキャラクターデザインは稲上晃、川村敏江、香川久、馬越嘉彦、高橋晃が手掛けています。キャラクターデザインと作画監督は青山充、美術デザインは平澤晃弘、美術監督は釘貫彩、色彩設計は澤田豊二、デジタル撮影監督は高橋賢司、CG監督は鈴木大介、製作担当は末竹憲が務めています。これらのスタッフが一丸となって、プリキュアシリーズの魅力を最大限に引き出す映像を作り上げました。

メインキャラクタ

北条響/キュアメロディは、勉強は苦手だがスポーツは学年No.1の明るくさっぱりした性格の少女です。南野奏/キュアリズムは、スポーツは苦手だが勉強は学年No.1で、笑顔の似合うアイドル的存在です。花咲つぼみ/キュアブロッサムは、シャイで引っ込み思案な中学2年生で、家は花屋です。来海えりか/キュアマリンは、つぼみと同じ中学に通い、内気なつぼみを放っておけない性格です。明堂院いつき/キュアサンシャインは、明堂学園の生徒会長で、家の古武道道場を継ぐため男装をしていましたが、つぼみたちと出会い、好きなものを素直に言えるようになりました。月影ゆり/キュアムーンライトは、つぼみとえりかが夢で見たプリキュアで、ダークプリキュアに負け変身能力を失っていましたが、心の大樹の力で再びプリキュアに変身しました。これらのキャラクターたちが、それぞれの個性と夢を持ちながら、プリキュアとして戦います。

主題歌・楽曲

オープニングテーマは「キラキラkawaii！プリキュア大集合♪～いのちの花～」で、作詞は青木久美子、作曲は小杉保夫、編曲は大石憲一郎、歌は工藤真由（コーラス：五條真由美、うちやえゆか）が担当しています。エンディングテーマは「ありがとうがいっぱい」で、作詞は青木久美子、作曲は小杉保夫、編曲は塩崎容正、歌はキュア・レインボーズ with プリキュアオールスターズ21（コーラス：ヤング・フレッシュ）が担当しています。これらの楽曲が、映画の感動的なシーンを盛り上げ、視聴者の心に響きます。

感想と評価

『プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ★虹色の花』は、プリキュアシリーズのファンにとっては最高のエンターテイメント作品です。総勢21人のプリキュアが集結し、壮大な物語を繰り広げるこの映画は、プリキュアの魅力を最大限に引き出しています。特に、プリキュアたちが力を合わせて巨大な闇に立ち向かうシーンは、感動的で心に残ります。また、歴代のプリキュアや妖精たち、敵キャラクターまでもが登場し、プリキュアシリーズの歴史を感じることができます。さらに、オープニングとエンディングの楽曲も素晴らしく、映画の感動をさらに深めてくれます。この映画は、プリキュアシリーズのファンだけでなく、初めてプリキュアに触れる人にもおすすめできる作品です。

推薦ポイント

この映画の推薦ポイントは以下の通りです。

• プリキュアの集結：総勢21人のプリキュアが集結し、壮大な物語を繰り広げるシーンは圧巻です。プリキュアファンにとっては見逃せないポイントです。
• 感動的なストーリー：プリキュアたちが力を合わせて巨大な闇に立ち向かうストーリーは、感動的で心に残ります。プリキュアの絆と友情が描かれています。
• 歴代キャラクターの登場：歴代のプリキュアや妖精たち、敵キャラクターまでもが登場し、プリキュアシリーズの歴史を感じることができます。ファンにとっては懐かしいキャラクターとの再会も楽しめます。
• 素晴らしい楽曲：オープニングとエンディングの楽曲は、映画の感動をさらに深めてくれます。特に「キラキラkawaii！プリキュア大集合♪～いのちの花～」と「ありがとうがいっぱい」は、プリキュアの魅力を引き立てる名曲です。
• 美しい映像：プリキュアシリーズの美しい映像と、プリキュアたちの変身シーンやバトルシーンは、視覚的に楽しむことができます。特にCGを使ったシーンは見応えがあります。

まとめ

『プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ★虹色の花』は、プリキュアシリーズの10作目にして、プリキュアオールスターズDXシリーズの第3弾として、プリキュア史上最大のスケールで描かれた作品です。総勢21人のプリキュアが集結し、壮大な物語を繰り広げるこの映画は、プリキュアの魅力を最大限に引き出しています。感動的なストーリー、歴代キャラクターの登場、素晴らしい楽曲、美しい映像など、プリキュアファンにとっては見逃せないポイントが満載です。この映画は、プリキュアシリーズのファンだけでなく、初めてプリキュアに触れる人にもおすすめできる作品です。ぜひ、映画館でプリキュアオールスターズを応援してみてください。