『ああっ女神さまっ』20周年記念！闘う翼の感動を再評価する

20th Anniversary ああっ女神さまっ 闘う翼 - トェンティース アニヴァーサリー アアッメガミサマッ タタカウツバサ

■公開メディア

TVスペシャル

■原作メディア

漫画

■放送期間

2007年12月09日 ～ 2007年12月09日
TBS　2007年12月8日(1回)土曜　27:40～28:40
BS-i　2007年12月13日～12月20日(1回～2回)毎週木曜　25:30～26:00

■放送局

・放送／TBS、BS-i

■分数

60分

■話数

2話

■原作

・原作／藤島康介

■監督

・監督／合田浩章

■制作

・アニメーション制作／AIC
・製作協力／バンダイビジュアル、講談社、ムービック、メモリーテック
・製作／幻獣研究所、TBS

■著作

©藤島康介・講談社／幻獣研究所

■ストーリー

平凡だけど幸せな日常を過ごしていた螢一たち。そんな時、森里家に「闘う翼」の異名を持つリンドが降臨した。なんと、天上界で封印されていた凶暴な幻獣・天使喰いが何者かによって盗まれたのだ。
天使喰いは、女神に付いている「天使」を捕食する、女神の天敵。天使喰いによって、ウルドが、ペイオースが、そして、ついにはベルダンディーまでもが天使を抜かれ倒れていく…。
だが、それだけではなかった。なんと、天使を抜かれたベルダンディーが、使い魔を入れられて魔属化してしまうのであった。今回の事件の裏にも見え隠れする、ヒルドの影。一体、何を企んでいるのか!?
そして、残された者たちの運命は…!?大切な人を救い出すことが出来るのだろうか!?

※TBSチャンネルより引用

■解説

藤島康介の人気コミック「ああっ女神さまっ」の連載20周年を記念して、シリーズ史上最大のアクションエピソード「天使喰い編」を完全アニメ化。天使を捕食する最大の敵・天使喰いに、5人の女神が立ち向かう!

※TBSチャンネルより引用

■キャスト

・森里螢一／菊池正美
・ベルダンディー／井上喜久子
・ウルド／冬馬由美
・スクルド／久川　綾
・ペイオース／佐久間レイ
・リンド／伊藤美紀

■メインスタッフ

・原作／藤島康介(講談社　月刊「アフタヌーン」連載)
・監督／合田浩章
・シリーズ構成／合田浩章、渡辺陽
・キャラクターデザイン／松原秀典
・美術監督／加藤浩
・色彩指定／松山愛子
・コンポジットディレクター(撮影監督)／加藤友宜
・編集／右山章太
・音楽／浜口史郎
・音響監督／岩浪美和
・音響制作／HALF H・P STUDIO
・プロデューサー／田中豪、及川陽子、金庭こず恵、寺田千秋
・アニメーション制作／AIC
・製作協力／バンダイビジュアル、講談社、ムービック、メモリーテック
・製作／幻獣研究所、TBS

■メインキャラクタ

・森里螢一
猫実工業大学の3年生。天性のお人好しと言われるだけあって、困っている人を見ると放っておけない性格。その結果、不幸に拍車がかかっていくのだが、それをマイナスと感じないポジティブな部分もある。
・ベルダンディー
『お助け女神事務所』に所属する、『1級神2種非限定』の女神さま。螢一の願いが受理されたため、地上界で彼と生活をすることに。女神としての能力はもちろん、洗濯料理裁縫といった家事全般もパーフェクト。
・ウルド
ベルダンディーの姉で、『2級神管理限定』の女神さま。螢一とベルダンディーの仲に業を煮やし、地上界へとやってきて森里家に居着く。女神の格はベルダンディーの下ではあるが、内在する能力は遙かに上回る。
・スクルド
ベルダンディーの妹で、『2級神1種限定』の女神さま。ベルダンディーのことが好きな三姉妹の末っ子。ベルダンディーの身を案じ、地上へ。ウルド同様、森里家に居着くことになる。趣味は発明や機械いじり。
・ペイオース
『お助け女神事務所』のライバル事務所である『アースお助けセンター』に所属する、『1級神2種非限定』の女神さま。薔薇を使った法術を多用するところから察せられるように、プライドが高くナルシスト。
・リンド
『1級神特務限定』の女神さま。戦闘を専門とする女神で、『闘う翼』という異名を持つ。

■サブタイトル

・前編／ああっ片翼の天使降臨っ(2007/12/08)
・後編／ああっ悦びを二人で共にっ(2007/12/08)

■関連作品

・OVA　ああっ女神さまっ
・ああっ女神さまっ　小っちゃいって事は便利だねっ
・劇場版　ああっ女神さまっ
・ああっ女神さまっ
・ああっ女神さまっ　それぞれの翼
・ああっ女神さまっ　それぞれの翼　未放送話
・ああっ女神さまっ　いつも二人で

■主題歌・楽曲

・OP1
・愛の星
・作詞／Manami Watanabe
・作曲／Yoshiaki Dewa
・編曲／Yoshiaki Dewa
・歌／樹海

・ED1
・ハナムケのメロディー
・作詞／Manami Watanabe
・作曲／Yoshiaki Dewa
・編曲／Yoshiaki Dewa
・歌／樹海

評論と推薦

「20th Anniversary ああっ女神さまっ 闘う翼」は、藤島康介の人気コミック「ああっ女神さまっ」の連載20周年を記念して制作されたTVスペシャルであり、シリーズ史上最大のアクションエピソード「天使喰い編」を完全アニメ化した作品です。この作品は、2007年12月9日にTBSで放送され、BS-iでも2007年12月13日から12月20日まで2週にわたって放送されました。60分の放送時間で全2話構成となっており、原作の魅力を最大限に引き出すために、監督の合田浩章をはじめとするスタッフが一丸となって制作に取り組みました。

ストーリーは、平凡な日常を過ごしていた森里螢一たちの前に、「闘う翼」の異名を持つリンドが降臨するところから始まります。天上界で封印されていた凶暴な幻獣・天使喰いが盗まれたことで、女神たちが次々と天使を抜かれ倒れていくという緊迫感あふれる展開が描かれています。特に、ベルダンディーが天使を抜かれ魔属化してしまうシーンは、視聴者に強い衝撃を与えました。また、事件の裏に見え隠れするヒルドの影も、物語に深みを与えています。螢一たちが大切な人を救い出すために奮闘する姿は、感動的でありながらもスリリングな展開が続き、見応えのある作品となっています。

この作品の魅力は、何と言ってもキャラクターたちの個性と成長です。主人公の森里螢一は、困っている人を見ると放っておけない天性のお人好しであり、そのポジティブな性格が物語を牽引します。ベルダンディーは、女神としての能力だけでなく、家事全般もパーフェクトにこなす完璧な存在であり、螢一との関係性が深まるにつれて彼女の人間性がより一層引き立っています。ウルドとスクルドの姉妹も、それぞれの個性が際立っており、螢一とベルダンディーの生活に彩りを添えています。ペイオースのナルシストな性格や、リンドの戦闘能力も見逃せないポイントです。これらのキャラクターたちが織りなすドラマは、視聴者を引き込む力を持っています。

キャストも豪華で、森里螢一役の菊池正美、ベルダンディー役の井上喜久子、ウルド役の冬馬由美、スクルド役の久川綾、ペイオース役の佐久間レイ、リンド役の伊藤美紀など、各キャラクターを演じる声優たちの演技が物語を盛り上げています。特に、ベルダンディーの魔属化シーンでの井上喜久子の演技は、視聴者の心を揺さぶるものがありました。また、OPテーマ「愛の星」とEDテーマ「ハナムケのメロディー」は、樹海の歌声が物語の世界観をさらに深化させています。

制作スタッフも一流で、監督の合田浩章、シリーズ構成の合田浩章と渡辺陽、キャラクターデザインの松原秀典、美術監督の加藤浩、色彩指定の松山愛子、コンポジットディレクターの加藤友宜、編集の右山章太、音楽の浜口史郎、音響監督の岩浪美和、音響制作のHALF H・P STUDIO、プロデューサーの田中豪、及川陽子、金庭こず恵、寺田千秋、アニメーション制作のAIC、製作協力のバンダイビジュアル、講談社、ムービック、メモリーテック、製作の幻獣研究所、TBSといった豪華な布陣が揃っています。これらのスタッフが一丸となって制作した本作は、原作の魅力を最大限に引き出し、視聴者に感動を与える作品となっています。

「20th Anniversary ああっ女神さまっ 闘う翼」は、原作ファンだけでなく、アクションやドラマが好きな人にもおすすめの作品です。特に、キャラクターたちの成長や人間関係の深化を楽しみたい人にはぴったりです。また、豪華なキャストとスタッフによるクオリティの高い制作も見逃せません。ぜひ、この作品を視聴して、螢一たちの冒険と成長を体験してみてください。

関連作品として、OVA「ああっ女神さまっ」や「ああっ女神さまっ　小っちゃいって事は便利だねっ」、劇場版「ああっ女神さまっ」、「ああっ女神さまっ　それぞれの翼」、「ああっ女神さまっ　それぞれの翼　未放送話」、「ああっ女神さまっ　いつも二人で」などもあります。これらの作品も合わせて視聴することで、「ああっ女神さまっ」の世界をより深く理解することができるでしょう。