『またまたセイバーマリオネット J Program:26 プラズマティック・クライシス』の魅力と評価

『セイバーマリオネット J Program:26 プラズマティック・クライシス』 - 深掘りレビューと推薦

■公開メディア

OVA

■原作メディア

アニメオリジナル

■発売日

1997年11月25日

■発売・販売

バンダイビジュアル

■分数

30分

■話数

6話

■原作

・原作／あかほりさとる

■監督

・監督／下田正美

■ストーリー

平和な日々を送る小樽とライムたち。しかしその町に風小僧という盗賊が現れる。風小僧の正体はセイバーマリオネットで、小樽は「まりん」と名付けるが、彼女には何か秘密があるらしく…。

■解説

あかほりさとる・ねぎしひろしによって企画、制作されたメディアミックスプロジェクト作品『セイバーマリオネット』シリーズの一篇。TVシリーズ『セイバーマリオネットJ』の後に制作されたOVAシリーズで、テレビシリーズの第26話目としての扱い。当時としては珍しくデジタル制作を導入している。

■キャスト

・間宮小樽／今井由香
・ライム／林原めぐみ
・チェリー／白鳥由里
・ブラッドベリー／平松晶子
・花形美剣／子安武人
・ゲルハルト・フォン・ファウスト／緑川光
・ティーゲル／高乃麗
・ルクス／水谷優子
・パンター／篠原恵美
・まりん／岡本麻弥
・ジョイ・ヒューリック／押田浩幸

■メインスタッフ

・原作／あかほりさとる
・監督／下田正美
・監督補佐／佐山聖子
・シリーズ構成／関島眞頼
・キャラクター原作／ことぶきつかさ
・キャラクターデザイン／島村秀一
・美術監督／西川淳一郎
・色彩設計／川上善美
・編集／西山茂
・音響監督／田中英行
・音楽／PAROME
・プロデューサー／杉田敦、横山真二郎、春田克典
・制作／ハルフィルムメーカー
・製作／バンダイビジュアル、創通エージェンシー

■メインキャラクタ

・間宮小樽
ジャポネスの長屋に住む正義感が強い少年。ライム・チェリー・ブラッドベリーを目覚めさせマスターとなり、一緒に生活することで三人の乙女回路を成長させた。
・ライム
無邪気で純粋なセイバーマリオネット。精神的には幼いが戦闘能力は高い。小樽のことが大好き。
・チェリー
おしとやかで家庭的なセイバーマリオネット。小樽を想って時々すごい妄想モードのスイッチが入ることも。
・ブラッドベリー
パワータイプで姉御肌のセイバーマリオネット。ケンカっ早いが繊細な一面も。ナイスバディで、小樽にはお色気攻撃で迫る。
・まりん
食い物を食らい金品を盗み去るという風小僧の正体。学習能力が高いセイバーマリオネットで、あっという間に片づけ、マキ割り、料理を習得する。何か秘密を持っているらしいが…。
・ジョイ・ヒューリック
ニューテキサスの第41代大統領。人為的に作った女性を戦略で使い、惑星・テラツーの支配を目論んでいる。まりんを探している。

■関連作品

「セイバーマリオネットJ」(TV)

■詳細なレビュー

『セイバーマリオネット J Program:26 プラズマティック・クライシス』は、1997年にリリースされたOVAシリーズで、テレビシリーズ『セイバーマリオネットJ』の続編として位置付けられています。この作品は、当時としては先進的なデジタル制作技術を導入したことで知られています。以下では、この作品の魅力や特徴について深掘りしていきます。

ストーリーとキャラクター

本作のストーリーは、平和な日々を送る小樽とライムたちの前に現れる風小僧、まりんの登場から始まります。まりんは食い物を盗む盗賊として登場しますが、その正体はセイバーマリオネットであり、小樽は彼女を「まりん」と名付けます。しかし、まりんには何か秘密があることが示唆され、物語はその謎を解き明かす展開へと進んでいきます。

小樽は正義感が強く、ライム、チェリー、ブラッドベリーという三人のセイバーマリオネットと共に生活しながら成長していくキャラクターです。ライムは無邪気で純粋、チェリーはおしとやかで家庭的、ブラッドベリーはパワフルで姉御肌という個性豊かなキャラクターたちが、小樽と共に物語を盛り上げます。特にまりんの登場は、新たな魅力と謎を物語に加え、視聴者を引き込む要素となっています。

制作と技術

本作は、当時としては珍しいデジタル制作技術を導入したことで注目されました。デジタル制作により、より鮮やかな色彩や滑らかな動きが実現され、視覚的な魅力が増しています。また、キャラクターデザインや美術監督の役割も重要で、島村秀一のキャラクターデザインや西川淳一郎の美術監督が作品の質を高めています。

音響面でも、田中英行の音響監督やPAROMEの音楽が物語を盛り上げる役割を果たしています。特に音楽は、物語の雰囲気を引き立てる重要な要素であり、視聴者の感情を揺さぶる効果を持っています。

キャストと演技

本作のキャストは豪華で、各キャラクターの個性を引き立てる演技が光っています。今井由香が演じる小樽は、正義感あふれる少年としての魅力を存分に発揮し、林原めぐみのライムは無邪気さと戦闘能力の高さを表現しています。白鳥由里のチェリーはおしとやかさと時折見せる妄想モードを、平松晶子のブラッドベリーはパワフルさと繊細さを演じています。また、岡本麻弥のまりんは、学習能力の高さと秘密を抱えるキャラクターとしての魅力を引き立てています。

関連作品とのつながり

本作は『セイバーマリオネットJ』の続編として制作され、テレビシリーズの第26話目としての扱いを受けています。そのため、テレビシリーズを見た視聴者にとっては、物語の続きを楽しむことができます。また、原作のあかほりさとるとねぎしひろしによるメディアミックスプロジェクトの一環として、他の『セイバーマリオネット』シリーズ作品とも関連しています。

■推薦

『セイバーマリオネット J Program:26 プラズマティック・クライシス』は、デジタル制作技術の先進性や個性豊かなキャラクター、魅力的なストーリー展開が特徴の作品です。特に、テレビシリーズ『セイバーマリオネットJ』を楽しんだ視聴者には必見の続編であり、新たなキャラクターまりんの登場や彼女の秘密を解き明かす展開が楽しめます。また、デジタル制作による視覚的な魅力や豪華なキャストの演技も見どころです。

この作品を推薦する理由は以下の通りです：

• デジタル制作技術の先進性：当時としては珍しいデジタル制作技術を導入しており、視覚的な魅力が増しています。
• 個性豊かなキャラクター：小樽、ライム、チェリー、ブラッドベリー、まりんなど、個性豊かなキャラクターが物語を盛り上げます。
• 魅力的なストーリー展開：まりんの秘密を解き明かす展開や、小樽たちの成長が描かれ、視聴者を引き込むストーリーとなっています。
• 豪華なキャスト：今井由香、林原めぐみ、白鳥由里、平松晶子、岡本麻弥など、豪華なキャストがキャラクターの魅力を引き立てています。
• 関連作品とのつながり：『セイバーマリオネットJ』の続編として、テレビシリーズを見た視聴者にとっては物語の続きを楽しむことができます。

以上の理由から、『セイバーマリオネット J Program:26 プラズマティック・クライシス』は、デジタル制作技術の先進性や個性豊かなキャラクター、魅力的なストーリー展開を楽しみたい視聴者に強く推薦します。特に『セイバーマリオネットJ』のファンには必見の作品ですので、ぜひ視聴してみてください。