ハイスクールD×D HEROの魅力と評価：アクションとファンタジーの融合

ハイスクールD×D HERO - 熱血とエロスの学園バトルエンターテイメント

「ハイスクールD×D HERO」は、2018年4月10日から7月3日まで放送されたTVアニメシリーズで、石踏一榮によるライトノベル「ハイスクールD×D」を原作としています。AT-XやTOKYO MXなどの放送局で毎週火曜日の23時から30分枠で全13話が放送されました。アニメーション制作はパッショーネが担当し、監督は末田宜史が務めました。

ストーリー

兵藤一誠は、私立駒王学園に通うバカでスケベな男子高校生です。彼は強大な神器「赤龍帝の籠手」を宿していたため、堕天使レイナーレに命を奪われてしまいます。しかし、学園一の美少女にして憧れの先輩であるリアス・グレモリーの手によって悪魔として転生し、リアスの下僕として生きることになります。一誠はエロいけどポジティブで真っ直ぐな性格で、リアスやその眷属の美少女悪魔たちに囲まれながら、いつの日か自らも上級悪魔となり、ハーレムを築くという夢を叶えるため、様々な敵を打ち倒していきます。

「ハイスクールD×D HERO」のストーリーは、早朝から誘惑してくる姫島朱乃、急接近してきた搭城子猫、そしてますます積極的になったアーシア・アルジェントに、3人への対抗心を燃やすリアスを中心に展開します。一誠は過激な争奪戦の中心に立ちながらも、幸福なエロエロライフを満喫しています。一方で、オカルト研究部のメンバーはバアル家とのレーティングゲームと一誠たちの修学旅行に向けて着々と準備を進めていました。修学旅行の行き先は、異なる神話体系が存在する京都。観光を楽しもうとする一誠たちだったが、到着するやいなやカオス・ブリゲードの一派と古都に棲まう妖怪たちの悶着に巻き込まれてしまいます。一誠はリアスの愛する京都を守るため、新たな「可能性」を模索しますが、その先にはさらなる試練が待ち受けていました。

キャラクター

主人公の兵藤一誠は、駒王学園高等部2年生で、階級は兵士（ポーン）。強大なセイクリッド・ギア「赤龍帝の籠手」を宿しており、通称イッセー。おバカでスケベなお調子者ですが、やるときはやる熱血漢で、これまで何度も仲間の窮地を救ってきました。将来の夢は「ハーレム王」です。

リアス・グレモリーは、駒王学園高等部3年生で、階級は王（キング）。学園で絶大な人気を誇る美少女で、一誠の憧れの先輩。その正体は、上級悪魔グレモリー家の次期当主にして、「紅髪の滅殺姫」の異名を持つ実力者です。自らの眷属を集めたオカルト研究部の部長も務め、眷属には時に厳しく時に慈愛を持って接しています。一誠に恋心を寄せるが、女性眷属たちも一誠に惹かれているため、気が気でない状況です。

アーシア・アルジェントは、駒王学園高等部2年で、階級は僧侶（ビショップ）。あらゆる傷を癒すセイクリッド・ギア「聖母の微笑」を宿した少女です。心優しく信仰心も深いが、教会に追放されたことで堕天使の配下となり、のちにリアスの眷属として悪魔に転生しました。一誠に淡い恋心を抱いていたが、リアスたちが続々と一誠の家で暮らすようになると、対抗心を燃やし大胆なアプローチを仕掛けるようになりました。

姫島朱乃は、駒王学園高等部3年生で、階級は女王（クイーン）。グレモリー眷属のナンバー2で、二つ名は「雷光の巫女」。オカルト研究部の副部長で、学園ではリアスと「二大お姉様」として人気を二分しています。性格は穏やかで物腰も柔らかいが、戦闘においては究極のドSとなります。堕天使の父と人間の母を持ち、父を受け入れられずにいたが、一誠の尽力で父と和解し、一誠への好意も強まっています。

搭城子猫は、駒王学園高等部1年生で、階級は戦車（ルーク）。学園の一部男子から人気を集めるクール系ロリっ子少女です。見た目とは裏腹に、怪力と高い防御力を駆使した戦闘スタイルで戦場を駆け回ります。エッチなことが苦手で一誠の優しさに触れたことで少しずつ好意をあらわにするようになりました。その正体は妖怪の猫又であり、黒歌という姉がいます。

木場祐斗は、駒王学園高等部2年生で、階級は騎士（ナイト）。魔剣創造のセイクリッド・ギアを持つ女子生徒から人気の穏やかな好青年です。後天的な聖剣使いを生み出す「聖剣計画」の実験隊であり、唯一の生き残りです。リアスの眷属になってからも、聖剣に対して強い憎しみを抱いていましたが、様々な戦いを経て、一誠とはお互いに実力を認め合う仲になりました。

メインロボ・アイテム

「赤龍帝の籠手」は、二天龍の片割れ「赤龍帝」ア・ドライグ・ゴッホの魂が入った左手用の籠手で、神滅具の1つです。「倍加」と「譲渡」の力を宿しています。「聖母の微笑」は、対象がどんな種族でも回復させることが可能な神器で、2つの指輪=エンゲージリングの形となっています。基本的にどんな重傷でも完治させるが、消耗した体力までは回復できず、断たれた腕等を繋げることは出来ても、完全に失われてしまった部位の「再生」は能力の限界を超えているため不可能です。「魔剣創造」は、あらゆる属性を付与した魔剣を創造できる神器ですが、創造した剣の強度はオリジナルの魔剣に及ばないため、木場は属性の多様さを最大の武器として巧みに運用しています。

サブタイトル

各話のサブタイトルは以下の通りです。

• life.00/『体育館裏のホーリー』(2018/04/10)
• life.01/『そうさ、京都に行こう』(2018/04/17)
• life.02/『修学旅行、いきなり襲撃です』(2018/04/24)
• life.03/『英雄さまご一行です』(2018/05/01)
• life.04/『決戦!グレモリー眷属VS英雄派IN京都』(2018/05/08)
• life.05/『可能性が解き放たれます!』(2018/05/15)
• life.06/『修学旅行はパンデモニウム』(2018/05/22)
• life.07/『学園祭の準備です!』(2018/05/29)
• life.08/『乙女心は複雑です』(2018/06/05)
• life.09/『若手最強決定戦、開始です!』(2018/06/12)
• life.10/『リアス・グレモリーの眷属として』(2018/06/19)
• life.MAX VS power.MAX/『赤龍帝(おとこ) 対 獅子王(おとこ)』(2018/06/26)
• life.MAXIMUM VS power.MAXIMUM/『学園祭のライオンハート』(2018/07/03)

関連作品

「ハイスクールD×D」シリーズには以下の関連作品があります。

• ハイスクールD×D
• 真ハイスクールD×D
• ハイスクールD×D DX

主題歌・楽曲

オープニングテーマは「SWITCH」で、Minamiが作詞・作曲し、AstroNoteSが編曲、Minamiが歌っています。エンディングテーマは「モテないくせに(`;ω;´)」で、たぴみるが作詞、河田貴央が作曲・編曲、たぴみるが歌っています。また、挿入歌として「おっぱいドラゴンの歌」が使用され、アザ☆ゼルが作詞、サーゼクス・ルシファーが作曲、兵藤一誠（梶裕貴）が歌っています。

評価と推薦

「ハイスクールD×D HERO」は、熱血とエロスの学園バトルエンターテイメントとして多くのファンを魅了しました。主人公一誠の成長と仲間たちとの絆、そしてエロエロなシーンが絶妙に絡み合ったストーリーは、視聴者を飽きさせません。また、京都を舞台にした修学旅行のエピソードでは、日本文化の魅力も存分に描かれており、異なる神話体系が交錯する展開も見逃せません。

キャラクターの魅力も大きなポイントです。一誠のポジティブで真っ直ぐな性格、リアスの美しさと強さ、アーシアの優しさと大胆さ、朱乃の穏やかさとドSな一面、子猫のクールさと可愛らしさ、木場の穏やかさと強さなど、それぞれが個性的で魅力的です。また、キャストの演技も素晴らしく、特に梶裕貴さんのイッセー役、日笠陽子さんのリアス役、浅倉杏美さんのアーシア役、伊藤静さんの朱乃役、竹達彩奈さんの子猫役、野島健児さんの木場役など、各キャラクターの感情をリアルに表現しています。

アニメーション制作を担当したパッショーネのクオリティも高く、戦闘シーンの迫力やキャラクターの動き、背景の美しさなど、視覚的な魅力も十分に感じられます。また、音楽も作品の雰囲気を盛り上げており、特にオープニングとエンディングの曲は印象的です。

「ハイスクールD×D HERO」は、学園バトルものやエロエロなシーンが好きな人には特におすすめです。また、キャラクターの成長や友情、恋愛を描いたストーリーが好きな人にも楽しめる作品です。さらに、異なる神話体系が交錯する設定や日本文化の描写も魅力的なので、そういった要素に興味がある人にもおすすめです。

ぜひ、「ハイスクールD×D HERO」を視聴して、一誠たちの熱血とエロスの学園バトルエンターテイメントを楽しんでください。