『真マジンガー 衝撃! Z編』のテレビ放送を徹底評価！

『真マジンガー 衝撃! Z編』 - 永井豪の伝説が再び甦る

『真マジンガー 衝撃! Z編』は、永井豪の名作『マジンガーZ』を原作としたTVアニメシリーズであり、2009年4月4日から9月26日までテレビ東京をはじめとする全国の放送局で放映されました。この作品は、原作のエッセンスをしっかりと引き継ぎつつ、新たなキャラクターと設定を追加することで、より深みのあるストーリーを展開しています。監督は今川泰宏、アニメーション制作はBEE・MEDIAとCodeが担当し、製作はくろがね屋（ダイナミック企画、ランティス、バンダイビジュアル）が行いました。

ストーリー

物語は、ジャパニウム鉱石から採取されるスーパーエネルギー・光子力を狙うDr.ヘルが、世界征服を企んで光子力研究所に攻め寄せることから始まります。主人公の兜甲児は、祖父・兜十蔵が作ったスーパーロボット、マジンガーZに乗り、Dr.ヘルとその配下のあしゅら男爵やブロッケン伯爵らと戦うことになります。甲児は、最強の金属・超合金Zで作られたマジンガーZとともに、機械獣との激闘に身を投じます。しかし、この戦いには兜一族とDr.ヘルとの過去の因縁、ミケーネ文明やバードス島の謎、マジンガーZの秘密など、多くの物語が隠されていました。

解説

『真マジンガー』は、永井豪ファンを裏切らない作品です。原作を踏襲しつつ、兜甲児やあしゅら男爵といったお馴染みのキャラクターが最新のアニメーション技術で描かれています。アニメ化にあたり、新キャラや新設定が多数追加され、多くの伏線と謎が散りばめられた重厚なストーリーは、観る者を引き込んで離しません。今川泰宏監督が、「真」のマジンガー伝説を現出させることに成功したと言えるでしょう。

キャスト

主要なキャストには、兜甲児役の赤羽根健治、兜シロー役の藤村歩、兜十蔵役の鈴木泰明、弓さやか役の本多陽子など、豪華な声優陣が名を連ねています。Dr.ヘル役の岸野一彦、あしゅら男爵役の石飛幸冶と山像かおり、ブロッケン伯爵役の稲葉実など、悪役も強力なキャストで固められています。また、ナレーションとクロス役を玄田哲章が務め、作品全体の雰囲気を引き立てています。

メインスタッフ

原作は永井豪、キャラクターデザインは竹内進二、マジンガー&機械獣デザインは野中剛（プレックス）が担当しました。色彩設計は菊地和子と井上あきこ、美術監督は武藤正敏、撮影監督は桑良人、編集は瀬山武司と松原理恵が務めています。音楽は宮川彬良が担当し、ランティスが音楽制作を手掛けました。監督、構成、脚本は今川泰宏が担当し、アニメーション制作はBEE・MEDIAとCodeが行いました。

メインキャラクタ

兜一族の中心人物である兜甲児は、バイクレーサーを目指す高校生で、普段は落ち着きがあるものの、許せないと判断したら頭に血がのぼり、どんなに強い相手でも立ち向かう勇敢な少年です。祖父の兜十蔵からマジンガーZを託され、Dr.ヘル率いる機械獣軍団との戦いに身を投じます。甲児の弟である兜シローは、元気で明るい小学生で、なるべくお気楽に生きることをモットーとしていますが、ときどき正直な発言が災いして周囲をハラハラさせることもあります。兜十蔵は、ロボット工学と光子力研究の権威で、ジャパニウム鉱石から光子力エネルギーと超合金Zを精製する礎を築いた人物です。兜剣造は、甲児とシローの父親で、研究中の事故により死亡したとされていましたが、ドイツで女将の前に姿を現します。

光子力研究所のメンバーには、弓さやかがいます。彼女はアフロダイAのパイロットで、弓弥之助の娘です。突然得た無敵の力・マジンガーZに戸惑う甲児を助け、その成長を見守ります。弓弥之助は光子力研究所の所長で、光子力エネルギーの平和利用のため日夜研究に邁進しています。ボスは甲児の喧嘩仲間で、自称・日本番長連合のボスです。ヌケとムチャと共に行動し、甲児を熱海地区の番長と勘違いして全国制覇のために付け狙います。三博士（せわし、もりもり、のっそり）は、ロボット工学の三博士で、兜十蔵の古い友人です。マジンガーZのメンテナンスと更なる強化を担当し、マジンガー軍団のロボットもジェットスクランダーも彼らが製作しました。ロールとローリィは、ミリオンのパイロットである双子で、マジンガー軍団の一員です。東はバイオンβのパイロット、大出はダイオンγのパイロットです。

くろがね屋のメンバーには、錦織つばさがいます。彼女は兜十蔵が懇意にしている温泉旅館「くろがね屋」の女将で、番頭のクロス、仲居の菊ノ助、従業員の安、板前の先生を配下に持つ謎の女性です。クロスは「くろがね屋」の番頭で、ジャンゴは客の送迎係の風来坊のガンマン、先生は板前、安は従業員兼湯殿の背流し、菊ノ助は仲居頭です。

その他のキャラクターには、熱海警察署の刑事である暗黒寺刑事がいます。彼は兜十蔵の屋敷の周辺で発生した謎の事件を追っています。ローレライはシュトロハイム博士の娘で、シローが一目ぼれしてしまう元気な女の子ですが、彼女には秘密があります。シュトロハイム・ハインリッヒはロボット工学博士で、ローレライの父親です。ドナウα1を作りあげ、女将の昔の婚約者でもあります。剣鉄也はエネルガーZのパイロットで、素顔はさわやかな好青年ですが、女将の前に亡霊として現れます。数珠刑事は警視庁に所属する刑事で、彼と共にくろがね屋を訪れた刑事達は、とても刑事には見えませんが、熱海に集結した警視庁きっての強者たちです。

バードス島のキャラクターには、Dr.ヘルがいます。彼は生物科学者で、古代ミケーネの遺産である機械獣を使い世界征服を企んでいます。あしゅら男爵は古代ミケーネ人で、Dr.ヘルから海底要塞サルードを任されています。鉄仮面兵士はそれぞれの軍団の実働部隊として行動し、鉄仮面剣士隊、鉄仮面機銃隊、鉄仮面騎馬隊などがあります。ブロッケン伯爵は非情なる策略に長けると恐れられていた伝説の軍人で、バイオ蘇生技術により指揮官として生まれ変わりました。ブロッケンカプセル&キャリアーはバードス島に到着した頃のブロッケン伯爵で、未だ覚醒を迎えていない状態です。鉄十字軍兵士はブロッケン伯爵が率いる鉄十字軍団の兵士で、移動要塞グールに乗艦しています。ピグマン子爵は灼熱の国最強の呪術者で、超能力を持ち、猛獣までをも意のままに操ります。ガミアはあしゅら男爵が「くろがね屋」に送った美しきアンドロイドの刺客です。

ミケーネのキャラクターには、トリスタンとイゾルデがいます。彼らは古代ミケーネの巫女夫婦です。

メインロボ・アイテム

兜一族のメインロボットであるマジンガーZは、超合金Zの鉄壁ボディを持つ無敵のスーパーロボットです。ロケットパンチ、ブレストファイアー、光子力ビーム、ルストハリケーンなどの強力な武装を備えています。ホバーパイルダーはマジンガーZの移動操縦席で、十蔵の配慮により基本操作は甲児が乗り慣れたオートバイと同じになっています。ジェットスクランダーはマジンガーZが手に入れた翼で、十蔵の残した設計図を元に三博士が作成しました。ゴッドスクランダーはゼウスの右腕より作られたマジンガーZ最後にして最強の翼で、ゴッドスクランダーAIは万が一を想定して十蔵が残したAIです。ビッグバン・パンチはマジンガーZ最強の必殺技で、ゴッドスクランダーとクロスすることによって変形します。

光子力研究所のメインロボットには、光子力研究所があります。これは光子力の平和利用を目的として建設された研究機関で、富士山麓に位置し、研究員達は日夜光子力の研究を続けています。科学要塞研究所は兜十蔵が秘かに光子力研究所の地下深くに建造していた新たな研究所で、平和利用目的の光子力研究所とは異なり、光子力ビーム砲をはじめとした強力な攻撃兵器も備えています。アフロダイAは弓弥之助が光子力エネルギーの実践テスト運用として完成させたスーパーロボットで、合金“Z”で作られ、女性型をしています。ビューナスAはアフロダイAに代わるさやかのロボットで、戦闘用として開発され、光子力ビーム、Zカッターを装備しています。作業用ロボットはボス・ヌケ・ムチャが操縦する光子力研究所の作業用ロボットで、ボスボロットは光子力研究所の警備用ロボットを改造して出来たボス専用ロボットです。ミリオンαはロール・ローリィが操縦するロボットで、両手がドリルになっており、簡単な機体修理も可能です。ミリオンα1はミリオンαの改造後で、光子力電磁砲を備えています。バイオンβは東が操縦するロボットで、バイオンβ2はバイオンβの改造後で、ルストハリケーンを備えています。ダイオンγは大出が操縦するロボットで、ダイオンγ3はダイオンγの改造後で、ブレストファイアーを備えています。

くろがね屋のメインロボットには、超合金クロスがあります。これはくろがね屋の番頭クロスの隠された顔で、その体は女将により超合金に増強されています。他のくろがね屋の衆も同様に超合金に増強されています。

その他のメインロボットには、ドナウα1があります。これはシュトロハイム博士の作ったロボットで、その力はマジンガーZに匹敵しますが、本当の力は未知数であり、重大な秘密が隠されています。エネルガーZはマジンガーZのプロトタイプで、エネルガーZメルトダウンverは光子力のメルトダウンにより赤熱化した姿です。パイルダー号は天才パイロットと呼ばれた剣鉄也が操縦するバイクで、初代パイルダーでもあります。数珠刑事の品々は刑事達が持っている超合金製の品々で、超合金Zの数珠や手錠、楊枝と、全てにZの文字が刻印されています。

バードス島のメインロボットには、海底要塞サルードがあります。これはあしゅら男爵が指揮する海中移動艦で、上半分は人工島に擬装されており、水面下に本体があります。飛行要塞グールはブロッケン伯爵が指揮する大型輸送機を兼ねた空中移動艦で、鳥を模したデザインをしています。海底要塞ブードは海に沈んだサルードに代わり、あしゅら男爵が率いる新たな海底要塞です。地獄王ゴードンはDr.ヘル軍団が拠点にしていたバードス島が崩壊した後に姿を現した巨大移動要塞で、Dr.ヘル自身が操縦し、ルストハリケーン、ブレストファイアーをものともしないゴードンサイクロン、ゴードンファイアー、そして光子力ビームをはじき返すフィンガーバリヤーを放ちます。

ミケーネのメインロボットには、ゼウス神があります。これはミケーネ三大神の一人で、地球を駐留拠点とする戦の指揮官ですが、地球の人々を守るために反旗を翻し、神々と戦いました。ケドラは古代ミケーネの遺物で、戦闘頭脳として開発された機械生命体です。ゴーゴン大公は古代ミケーネの先遣隊を率いる軍人で、上半身は人間、下半身は虎という半人半獣です。ハーデスはゼウスと共にミケーネ三大神の一人で、地獄の王、冥府の王とも呼ばれ、全てを燃やし尽くす炎の力をもって死者の国を治める暗黒神です。ポセイドンはハーデス、ゼウスと並ぶミケーネ三大神の一人です。勇者ガラダブラはガラダK7とダブラスM2は、元々はガラダブラという1体の機械神であったものを、Dr.ヘルが2つに分けたもので、古代ミケーネでは「勇者」の名で呼ばれ、話すことも出来ました。

機械獣はDr.ヘルが送り込む機械獣軍団で、古代ミケーネの遺産である古代科学が生んだ巨人兵器です。その動きはまさに獣のように俊敏で、Dr.ヘルは発掘した機械獣を再生し世界征服の先兵として利用しています。ガラダK7は頭部に付いた巨大なジャイアント・カッターを意のままに操り敵を切り裂きます。ダブラスM2は二つの頭部が現すようにパワーも二体分で、それぞれの頭部から発射されるビームが交差すると一撃必殺の破壊力を生み出します。グロイザーX10は機械獣のノウハウを利用した新造機械獣で、大砲弾の形体で飛行要塞ブートから投下され空爆形体に変形します。ノナカーゴH2は巨大な体の機械獣で、体内にアフロダイAを閉じ込めました。ストロンガーT4は両手がムチ状になっている機械獣で、ルストハリケーンに敗れます。ブライトンJ2はマジンガーZのロケットパンチを胸にくらい敗れます。トロスD7はその角は超合金Zさえ貫きます。キングダンX10は身の丈ほどもある大刀を持ち、アフロダイAを一撃の下に一刀両断しました。バルガスV5は古代ミケーネの闘士神をモチーフに作られたであろうその姿で、古代ミケーネの文化の一端が窺えます。ゴーストファイアーV9は腕に内蔵された巨大鎖鉄球でマジンガーZを翻弄します。グロッサムX2は水中戦専用の機械獣で、ブレストファイアーに匹敵する超高熱ビームを放ちます。マリオN7は何本もの触手に覆われた体を持ち、手の指から出る特殊電波によってマリオネットを自由自在に操る機械獣です。マリオネットは両手が鋭い刃になっている軽快に飛び跳ね、敵に襲い掛かります。モンキーマネキンはモンキータイプのマネキンで、長い手足で自在に動き回ります。リバーF9は両肩にロケットエンジンが搭載されている機械獣で、ブロッケンがあしゅら男爵に貸し与えました。グロイザーX09/グロイザーX11/グロイザーX12はグロイザーX10と同じグロイザーシリーズで、それぞれ固有の形態をしています。ガルダC3はケドラを光子力研究所に忍ばせるために遣わされた機械獣で、鳥を模したくちばしと鋭い鉤爪を持っています。バルガM4はガルダC3と共にケドラによるマジンガーZ乗っ取りの隠れ蓑にされた機械獣で、ブレストファイアーを浴び、ロケットパンチにより打ち砕かれます。ギロクロスA4/バズカーンA5/パラボランティスC8/ボムキャットT3/リザドスE5はケドラが制御を奪ったマジンガーZを捕らえるためにDr.ヘルが伏せていた機械獣たちですが、暴走したケドラが引き起こした光子力のメルトダウンにより、なすすべもなく吹き飛ばされてしまいます。ギグロスは一度倒された後もケドラに操られ、ボロボロのままマジンガーZと戦い打ち砕かれます。シュバーンJ6/ジンライS1/ダイマーU5はエネルガーZと戦った機械獣たちです。ヘッドホークV10/レイヤスD5はブロッケンの放った空飛ぶ機械獣で、新たな力を手に入れたマジンガー軍団の前に敗れます。バードンB7/ジェイサーJ1は共にグールより出撃し、バードンB7は胸部から光弾を発射し敵を攻撃し、ジェイサーJ1は体の中央にある巨大な羽で敵を吸い寄せ砕きます。機械獣あしゅら男爵はDr.ヘルがあしゅら男爵の為に作ったあしゅら男爵専用の機械獣です。アブドラU6はゴウキューンU5を制し、自らマジンガーZとの力闘を望んだ機械獣で、その自信からもわかるようにパワー系の戦闘を得意としています。バジンB9は重力を操作して敵の攻撃を無効化する機械獣で、ロケットパンチの軌道すらもコントロール不可にすることが出来ます。ウーラァP9はブレストファイアーを防ぐことが出来る盾と槍を武器に戦う機械獣です。グロゴロスG5は体から小型のロケットを発射し、左手自体もロケットになっており、右手は巨大なアームになっています。ドグラS1/マグラF2はドグラとマグラ2つに分かれることが出来、両者の間に敵を挟みこみ、電流を流して攻撃します。甲児との決闘に現れた機械獣あしゅら男爵は、ドグラマグラが偽装していたものです。ゴウキューンU5はルストハリケーンの強力な旋風を物ともせずに矢を通す技能を持つ機械獣で、武器の弓矢は胸の穴から出現します。バマラスY1は頭部と指先が触手状態になっている機械獣で、長い触手を敵の体に巻きつけ、ふりまわして叩きつけます。

サブタイトル

各話のサブタイトルは以下の通りです。

• 第1話 大団円 (2009/04/04)
• 第2話 始動! マジンガー! (2009/04/11)
• 第3話 出撃! あしゅら軍団 (2009/04/18)
• 第4話 激突! 機械獣vsマジンガー (2009/04/25)
• 第5話 強襲! ブロッケン伯爵 (2009/05/02)
• 第6話 発射! 光子力ビーム!! (2009/05/09)
• 第7話 伝説! バードス島の機械獣! (2009/05/16)
• 第8話 誕生! あしゅら男爵! (2009/05/23)
• 第9話 発動! 日本侵略作戦! (2009/05/30)
• 第10話 鉄壁! くろがね五人衆! (2009/06/06)
• 第11話 挟撃! 機械獣大作戦! (2009/06/13)
• 第12話 脱出! 海底要塞サルード! (2009/06/20)
• 第13話 初恋? 美少女ローレライ! (2009/06/27)
• 第14話 慙愧! 暴かれる兜家の大罪! (2009/07/04)
• 第15話 対決! 悲しみの青きドナウ! (2009/07/11)
• 第16話 発掘! 戦闘頭脳ケドラ! (2009/07/18)
• 第17話 共闘! 危険な過去への旅! (2009/07/25)
• 第18話 消滅! ミケーネ最後の日! (2009/08/01)
• 第19話 遺恨! くろがね屋の一番長い日! 前編 (2009/08/08)
• 第20話 遺恨! くろがね屋の一番長い日! 中編 (2009/08/15)
• 第21話 遺恨! くろがね屋の一番長い日! 後編 (2009/08/22)
• 第22話 夢幻! 眠れる繭のあしゅら! (2009/08/29)
• 第23話 接近! 機械獣あしゅら男爵! (2009/09/05)
• 第24話 死線! 総攻撃Dr.ヘル! (2009/09/12)
• 第25話 逆転! バードスの落日! (2009/09/19)
• 第26話 決着! ロケットパンチ百連発! (2009/09/26)

主題歌・楽曲

オープニングテーマは、第1話から第15話までが「感じてKnight」で、作詞は伊達歩と影山ヒロノブ、作曲は水谷公生、編曲はLAZY、歌はULTIMATE LAZY for MAZINGER（LAZY、奥田民生、斉藤和義、JAM Project）です。第16話から第26話までが「守護神 The guardian」で、作詞・作曲は影山ヒロノブ、編曲は須藤賢一、歌はJAM Projectです。エンディングテーマは、第1話から第13話までが「Brand New World」で、作詞はこだまさおり、作曲は瀬名、編曲はA-bee、歌は麻生夏子です。第14話から第26話までが「強き者よ」で、作詞は秋元康、作曲は上田晃司、編曲は野中“まさ”雄一、歌はSKE48です。

評価と推薦

『真マジンガー 衝撃! Z編』は、原作のファンにとっては懐かしさと新鮮さを同時に感じられる作品です。新たなキャラクターと設定が追加され、ストーリーが深化したことで、原作を知らない視聴者にも十分に楽しめる内容になっています。特に、兜甲児の成長や、兜一族とDr.ヘルとの因縁、ミケーネ文明の謎など、物語の展開が非常に魅力的です。また、戦闘シーンの迫力やロボットのデザインも見事で、視覚的な面でも楽しむことができます。

この作品を推薦する理由は以下の通りです。

• 原作へのリスペクト：原作のエッセンスをしっかりと引き継ぎつつ、新たな要素を加えることで、原作ファンも新規視聴者も満足できる内容になっています。
• 深みのあるストーリー：多くの伏線と謎が散りばめられた重厚なストーリーは、視聴者を引き込んで離しません。特に、兜一族とDr.ヘルとの因縁やミケーネ文明の謎など、物語の深みが感じられます。
• キャラクターの魅力：兜甲児をはじめとするキャラクターたちの成長や人間関係が丁寧に描かれており、感情移入しやすいです。また、新キャラクターの追加も物語に新たな風を吹き込んでいます。
• 戦闘シーンの迫力：マジンガーZと機械獣との戦闘シーンは非常に迫力があり、視覚的な面でも楽しむことができます。最新のアニメーション技術が駆使されており、見応えがあります。
• 音楽のクオリティ：オープニングとエンディングの主題歌はもちろん、BGMも宮川彬良の作曲により、作品の雰囲気を盛り上げています。特に、JAM Projectの歌唱は熱い戦闘シーンにマッチしています。

『真マジンガー 衝撃! Z編』は、永井豪の伝説的な作品を新たな視点で描き出した傑作です。ロボットアニメやアクションアニメが好きな方、原作のファン、新たな物語を求める視聴者全てにおすすめします。ぜひ、この作品を通じてマジンガーZの世界を再び体験してみてください。