『デビルメイクライ』レビュー:アクション満載の魅力とは?

『デビルメイクライ』レビュー:アクション満載の魅力とは?

『デビルメイクライ』:悪魔狩りの伝説とその魅力

『デビルメイクライ』は、カプコンが開発した同名のゲームシリーズを原作とするTVアニメシリーズです。2007年6月14日から9月6日までWOWOWで放送され、全12話からなるこの作品は、悪魔狩人ダンテの活躍を描いたアクション満載のストーリーで視聴者を魅了しました。以下では、このアニメの詳細な情報と魅力を紹介します。

■公開メディア

TVアニメシリーズ

■原作メディア

ゲーム

■放送期間

2007年06月14日 ~ 2007年09月06日
WOWOW 2007年6月14日~2007年9月6日(1回~12回)毎週木曜 23:00~23:30

■放送局

WOWOW

■分数

30分

■話数

12話

■原作

カプコン

■監督

板垣伸

■制作

・アニメーション制作/マッドハウス
・製作/Devil May Cry製作委員会(カプコン、WOWOW、ショウゲート、マッドハウス、メディアファクトリー)

■著作

©CAPCOM CO.,LTD./DMC製作委員会

■ストーリー

伝説の魔剣士の血を引く悪魔狩人(デビルハンター)、ダンテ。幾度となく人類を悪魔の脅威から守ってきた彼は、悪魔退治を請け負う便利屋<デビル メイ クライ>を開業、愛用の二丁拳銃エボニー&アイボリーと魔剣リベリオンで次々と依頼を解決していく。だが、やってくる依頼者は決まって、一癖も二癖もあるクセモノ揃い…。原作となったゲームは、全世界でシリーズ累計販売600万本以上を記録している大ヒット作。派手でクールな立ち回りにこだわった、爽快感あふれるスタイリッシュなアクションゲームだ。

■解説

便利屋『Devil May Cry』を営むダンテ。その真の顔とは世にはびこる悪魔達を狩り続けるデビルハンターだった!仲介屋モリソンや、友人レディからの依頼を受けて、様々な悪魔を狩っていく日々--時には日常、時には仕事、人間と悪魔との間に生まれた最強のハンター、ダンテの活躍が今ここに覚醒する!
「デビル メイ クライ」とは、全世界でシリーズ累計680万本以上の販売をしているカプコンのプレイステーション2用ゲームソフトの大ヒット作。 人間界への悪魔の侵攻を防いだ伝説の魔剣士の血を引くデビルハンター・ダンテが長剣と二丁拳銃を使い分け、派手でクールな立ち回りにこだわった、爽快感あふれるスタイリッシュなアクションゲーム。プレイステーション2の能力をフルに活かした映像の美しさや個性的な登場人物、迫力のサウンドなどにより、世界中のユーザーから支持を得る。 現在はプレイステーション3、Xbox360、およびPC向けに最新作『デビル メイ クライ 4』を開発中。
WOWOWにて6月14日(木)23:00~スタート!

■キャスト

・ダンテ/森川智之
・パティ/福圓美里
・モリソン/大塚明夫
・レディ/折笠富美子
・トリッシュ/田中敦子
・シド(悪魔)/野沢那智

■メインスタッフ

・原作/カプコン
・監督/板垣伸
・助監督/川村賢一
・スーパーバイザー/小林裕幸
・シリーズ構成/井上敏樹
・キャラクターデザイン、総作画監督/阿部恒
・悪魔デザイン/箕輪豊
・プロップデザイン/木村雅広
・美術監督/青木勝志
・色彩設定/児玉尚子
・撮影監督/太田和亨
・3DCGI/井野元英二
・オフライン編集/西山茂
・音響監督/中嶋聡彦
・音楽/rungran
・音楽プロデューサー/佐々木史朗、井上裕香子
・エグゼクティブプロデューサー/臼井久人、岩崎篤史、北浦宏之
・プロデューサー/伊平崇耶、新田達弘、片桐大輔、里見哲朗
・アニメーションプロデューサー/淡野真
・アニメーション制作/マッドハウス
・製作/Devil May Cry製作委員会(カプコン、WOWOW、ショウゲート、マッドハウス、メディアファクトリー)

■メインキャラクタ

・ダンテ
とある街で「Devil May Cry」という名の便利屋を営む男。皮肉屋で、何かにつけて仕事をサボりたがる、お世辞にも真面目とは言い難い性格だが、その腕は確かで一部の人間からは一目置かれている。実は悪魔と人間の間に生まれたハーフであり、本職はこの世にはびこる悪魔を狩る事。2丁拳銃「エボニー&アイボリー」と巨大な剣「リベリオン」を操り、人間離れした身体能力で悪魔を狩り続ける、まさに「悪魔も泣き出す」最強のハンターである。
・パティ
ダンテが引き受けたとある仕事がきっかけで「Devil May Cry」に入り浸るようになった少女。幼い頃に母を亡くした孤独の身の上で、1人で生きてきたゆえのたくましさや、大人びた性格の持ち主。そのせいか、だらしないダンテに閉口し、しばしば保護者のような顔をする事も。母の形見のペンダントをとても大切にしている。
・モリソン
唐突にダンテの元を訪れてはダンテに様々な仕事を持ってくる「仲介屋」。ダンテとは皮肉を言い合う間柄だが、それはお互いの信頼あってこそのものであり、ダンテはモリソンの律儀な性格を、モリソンはダンテの腕を高く買っている。ただし、ダンテのサボり癖や生活のだらしなさにはいささか頭を抱えているようだ。
・レディ
ダンテの友人であり、人間でありながらデビルハンターを営む女性。ハンターとしての腕は確かだが、1人では手に負えない仕事があると唐突に「Devil May Cry」を訪れ、ダンテに協力を依頼する。ダンテにはかなりの額の金を貸しており、何かにつけて、「返済」と称してダンテから金を巻き上げている。
・トリッシュ
かつてダンテの相棒として働いていた女性。一見人間だが、実は純粋な悪魔であり、稲妻を操る力を持つ。現在はダンテから一時的に離れ、様々な世界を見るために放浪の旅を続けている。
・シド(悪魔)
ダンテ達の前に現れる低級の悪魔。大した奴ではなく、どこか憎めないためにダンテもなかなか止めを刺せずにいる。

■サブタイトル

・Mission:1/Devil May Cry
・Mission:2/Highway Star
・Mission:3/Not Love
・Mission:4/Rolling Thunder
・Mission:5/In Private
・Mission:6/Rock Queen
・Mission:7/Wishes Come True
・Mission:8/Once Upon a Time
・Mission:9/Death Poker
・Mission:10/The Last Promise
・Mission:11/Showtime!
・Mission:12/Stylish!

■主題歌・楽曲

・OP1
・d.m.c
・作曲/はまたけし
・編曲/rungran

・ED1
・I'll be your home
・作詞/及川リン
・作曲/はまたけし
・編曲/はまたけし
・歌/及川リン

・IN1
・FUTURE IN MY HANDS
・作詞/及川リン
・作曲/suble
・歌/Aimee B

『デビルメイクライ』の魅力と評価

『デビルメイクライ』は、原作ゲームのファンだけでなく、アニメファンからも高い評価を受けた作品です。その魅力は、以下の点に集約されます。

1. スタイリッシュなアクション

原作ゲームの特徴であるスタイリッシュなアクションが、アニメでも忠実に再現されています。ダンテの二丁拳銃と魔剣を使った戦闘シーンは、視覚的に非常に魅力的で、視聴者を引き込む力があります。特に、各エピソードのクライマックスで繰り広げられるバトルシーンは、見応え抜群です。

2. 魅力的なキャラクター

主人公ダンテを始めとするキャラクターたちは、それぞれ個性的で魅力的です。ダンテの皮肉屋でサボり癖のある性格や、パティの大人びたたくましさ、モリソンの律儀さなど、キャラクターの背景や関係性が深く描かれており、視聴者に感情移入しやすいです。また、レディやトリッシュといった女性キャラクターも強く印象に残ります。

3. 深いストーリー

アニメ版『デビルメイクライ』は、原作ゲームのストーリーを基にしながらも、新たなエピソードを追加することで、独自の魅力を引き出しています。ダンテの過去や家族との関係、悪魔との戦いを通じて描かれる人間ドラマは、視聴者に深い感動を与えます。

4. 高品質な制作

マッドハウスによるアニメーション制作は、非常に高品質です。キャラクターデザインや背景美術、色彩設定など、全てが一流で、視覚的な美しさが際立っています。また、音響監督の中嶋聡彦によるサウンドデザインも、作品の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。

5. 音楽

オープニングテーマ「d.m.c」やエンディングテーマ「I'll be your home」は、作品の雰囲気にマッチしたクオリティの高い楽曲です。特に、オープニングテーマの作曲を担当したはまたけしや、rungranによる音楽は、視聴者の心を捉える力があります。

『デビルメイクライ』の推薦ポイント

『デビルメイクライ』は、以下のような視聴者に特に推薦したい作品です。

1. 原作ゲームのファン

原作ゲームのファンにとっては、ダンテの活躍をアニメで再び楽しむことができる貴重な機会です。ゲームの世界観やキャラクターがアニメでどのように描かれているかを確認するのも一興です。

2. アクションアニメ好き

スタイリッシュなアクションシーンが好きな人には、特に楽しめる作品です。ダンテの戦闘シーンは、視覚的に非常に魅力的で、見応えがあります。

3. 深いストーリーを求める人

人間ドラマやキャラクターの成長を描いた深いストーリーを求める人にもおすすめです。ダンテの過去や家族との関係、悪魔との戦いを通じて描かれる人間ドラマは、視聴者に深い感動を与えます。

4. 高品質なアニメーションを楽しみたい人

マッドハウスによる高品質なアニメーションを楽しみたい人にも推薦します。キャラクターデザインや背景美術、色彩設定など、全てが一流で、視覚的な美しさが際立っています。

5. 音楽にこだわりたい人

オープニングテーマやエンディングテーマ、挿入歌にこだわりたい人にもおすすめです。はまたけしやrungranによる音楽は、作品の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。

結論

『デビルメイクライ』は、原作ゲームのファンだけでなく、アニメファンにも広く支持される作品です。スタイリッシュなアクション、魅力的なキャラクター、深いストーリー、高品質な制作、そして音楽の全てが一体となって、視聴者を引き込む力があります。ぜひ一度視聴して、その魅力を体感してみてください。

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