
2026年3月29日、ドネツク州クラマトルスクでロシア軍の滑空爆弾攻撃により死亡した犠牲者たち(写真:ヴァディム・フィラシュキン/テレグラム)
ドネツク州のヴァディム・フィラシュキン知事は3月29日、ロシア軍による滑空爆弾攻撃が同日正午(現地時間)に発生したと発表した。負傷者の年齢は20歳から80歳までだった。
地元当局は、滑空爆弾攻撃による民間人の最終的な死傷者数と物的損害の程度を確定している。フィラシュキン知事によると、複数の高層ビルが被害を受けたとの報告がある。緊急対応部隊が攻撃現場で活動している。
ドネツク州東部で最も激しい戦闘が繰り広げられているロシア軍の陣地から20キロメートル足らずの場所に位置するクラマトルスク市は、ここ数週間、ロシア軍の滑空爆弾やドローンによる攻撃を受けている。戦前は約20万人が暮らしていたこの都市は、2014年にロシアがドネツク州を掌握した後、事実上の州都となった。
一方、3月29日夜遅く、ロシア南部の都市タガンログで爆発音が聞こえ、1人が死亡、1人が負傷した。地元住民は、これは紛争開始以来、ウクライナ軍による最も激しいドローン攻撃だったと述べている。

2024年2月29日、ロシアのモスクワにあるガソリンスタンドで車に給油する様子(写真:AFP/Getty Images)
ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は、国内エネルギー市場の安定化を図るため、エネルギー省に対し石油製品の輸出禁止令を起草するよう指示した。この禁止措置は4月1日に発効し、7月31日まで継続される見込みだ。
この決定は、ノヴァク氏が議長を務めた国内燃料市場に関する会議を受けて下された。主な目的は、優先的な供給を確保し、価格が予測を超えないように価格を抑制することだった。今回の禁輸措置は、イラン内戦によって世界の燃料価格が高騰する中で実施された。また、ウクライナによるロシア製油所への攻撃が増加したことで、ロシアの石油精製・輸出能力が制限されている。
ロシアの副首相は、原油輸出の抑制は国内消費者を価格ショックから守るために必要な措置だと述べた。ロシア産燃料の海外需要は依然として高いものの、モスクワは現時点では国内経済の安定維持が最優先事項であると主張している。