劇場版 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- Ⅰのレビュー：プロローグ、ユキノジョウ、タイガの魅力とは？

『劇場版 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- Ⅰ プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』の魅力と評価

作品概要

『劇場版 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- Ⅰ プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』は、2019年3月2日に公開されたアニメ映画で、タカラトミーアーツ、シンソフィア、エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロが原作を務め、菱田正和が監督を務めた作品です。70分の短い時間ながらも、プリズムショーの美しさとキャラクターたちの成長を描いたストーリーは、ファンから高い評価を得ています。

ストーリー

エーデルローズからプリズムキングカップに出場し、未来のプリズムスタァの片鱗をのぞかせた一条シンは、この春、華京院学園高等部に入学し、高校1年生となった。Over The Rainbowのコウジ、ヒロ、カヅキはエーデルローズから独立し、新事務所を設立。忙しい日々を送っていた。そんな中、プリズムキングをヒロに奪われ、エーデルローズを目の敵とするシュワルツローズ・法月仁総帥は、プリズムキングに変わる新たな王を決める「PRISM.1」を提唱。シュワルツローズVSエーデルローズの対抗戦を行うと発表する。プリズムスタァを目指す彼らが抱える、悩みや葛藤を描き、プリズムショーが彼らの心を映していく。圧巻の映像美で描くプリズムショーがあなたの心を魅了する。

解説

2016年に劇場オリジナル作品として公開され、異例の大ヒットを記録した劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、そのストーリーの決着を描いた劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」、新シリーズとなる今作はプリズムスタア候補生たちを主役に、本シリーズの監督を務めた菱田正和が引き続き指揮を執り、鮮やかなプリズムショーの世界に熱いバトルを融合させた新たなストーリーを描きます。

キャスト

一条シン／寺島惇太
太刀花ユキノジョウ／斉藤壮馬
香賀美タイガ／畠中祐
十王院カケル／八代拓
鷹梁ミナト／五十嵐雅
西園寺レオ／永塚拓馬
涼野ユウ／内田雄馬
如月ルヰ／蒼井翔太

メインスタッフ

監督／菱田正和
助監督／渡邊葉
シリーズ構成／青葉譲
キャラクター原案／松浦麻衣
キャラクターデザイン／原将治
サブキャラクターデザイン／諏訪壮大、戸田さやか、水澤智可
総作画監督／原将治、戸田さやか、黒川あゆみ、諏訪壮大
CGディレクター／乙部善弘
プリズムショー演出／京極尚彦、乙部善弘、今中菜々
色彩設計／赤間三佐子
美術監督／スコット・マクドナルド
美術設定／高橋麻穂
撮影監督／神木正士
編集／坂本雅紀
音楽／石塚玲依
音楽制作／エイベックス・ピクチャーズ
音響監督／長崎行男

メインキャラクタ

一条シン：天性の輝きを備えている王道スタア
太刀花ユキノジョウ：歌舞伎界のプリンセス
香賀美タイガ：カヅキに憧れて上京、入学してきたストリート系ブレイクダンサー
十王院カケル：十王院財閥の跡取りで超リッチ
鷹梁ミナト：兄貴肌で現エーデルローズの精神的支柱、リーダー的存在
西園寺レオ：女の子みたいな妹系男の子
涼野ユウ：頭脳明晰で、エーデルローズを心配し入学を決意する
如月ルヰ：シンをプリズムショーへ導く

主題歌・楽曲

OP1：Shiny Seven Stars!
- 作詞：三重野瞳
- 作曲：下山晃美
- 編曲：山崎佳祐
- 歌：一条シン、太刀花ユキノジョウ、香賀美タイガ、十王院カケル、鷹梁ミナト、西園寺レオ、涼野ユウ
ED1：366LOVE diar
- 作詞：宮嶋淳子
- 作曲：Yu
- 編曲：Yu
- 歌：一条シン、太刀花ユキノジョウ、香賀美タイガ、十王院カケル、鷹梁ミナト、西園寺レオ、涼野ユウ
IN1：虹色CROWN
- 作詞：真崎エリカ
- 作曲：AstroNoteS
- 編曲：AstroNoteS
- 歌：Over The Rainbow
IN2：百花繚乱
- 作詞：宮崎まゆ
- 作曲：宮崎まゆ
- 編曲：賀佐泰洋
- 歌：太刀花ユキノジョウ
IN3：Fly in the sky
- 作詞：宮崎まゆ
- 作曲：宮崎まゆ
- 編曲：高橋修平
- 歌：香賀美タイガ
IN4：cherry-picking days
- 作詞：三重野瞳
- 作曲：山原一治
- 編曲：山原一治
- 歌：福原あん、森園わかな

評価と感想

『劇場版 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- Ⅰ プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』は、プリズムショーの美しさとキャラクターたちの成長を描いたストーリーが魅力的な作品です。特に、一条シンを始めとするキャラクターたちの個性が際立っており、彼らの悩みや葛藤がリアルに描かれています。また、プリズムショーの映像美は圧巻で、観客を引き込む力があります。

キャストの演技も素晴らしく、特に寺島惇太さんの一条シン役や斉藤壮馬さんの太刀花ユキノジョウ役は、キャラクターの魅力を最大限に引き出しています。音楽も作品の雰囲気を盛り上げる重要な要素であり、主題歌や挿入歌が物語を盛り上げる役割を果たしています。

この作品は、プリズムショーのファンだけでなく、アニメやミュージカルが好きな人にもおすすめです。特に、キャラクターの成長や友情、努力といったテーマに共感できる人には、心に響く作品となるでしょう。また、映像美や音楽を楽しみたい人にも満足できる内容となっています。

結論

『劇場版 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- Ⅰ プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』は、プリズムショーの美しさとキャラクターたちの成長を描いた感動的な作品です。映像美、音楽、キャストの演技、そして物語のテーマすべてが高水準で、ファンだけでなく幅広い層に楽しめる内容となっています。ぜひ、劇場でその魅力を体験してみてください。

<<: アニ×パラ第6弾「episode6 視覚障害者柔道」レビュー：感動のヒーローストーリー

>>: 映画ドラえもん「のび太の月面探査記」レビュー：月面冒険の魅力とは？