
北朝鮮の金正恩委員長とその娘が、非公開の場所で建造中の原子力潜水艦を視察している。写真は2025年12月25日に朝鮮中央通信が公開した(写真:AP通信)
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩総書記兼国務院議長は、主要な兵器製造企業を訪問した際、ミサイル開発・生産能力の拡大を表明した。金正恩氏は、ミサイル・砲兵製造部門が国の抑止力強化において極めて重要な役割を果たしていると強調した。
金正恩委員長は、2025年第4四半期に主要な兵器製造施設を視察した際、新たな兵器工場の建設計画を発表し、今後のミサイル・砲兵部隊の需要を満たすために生産量の増加を要求した。また、2026年に向けて成長軌道を描いた生産計画を策定する必要性も強調した。

北朝鮮の金正恩委員長が造船所を訪れ、非公開の場所で建造中の原子力潜水艦を視察している様子。2025年12月25日に朝鮮中央通信が公開した写真(AP通信提供)。
また、金正恩委員長は関係機関に対し、新たな兵器製造企業を計画通り設立するとともに、既存の工場の生産構造をより効率的かつ実用的になるよう調整・更新し、国防産業の近代化を引き続き加速するよう指示した。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮国務院委員長は、2026年初頭に予定されている朝鮮労働党第9回大会に提出する主要兵器製造企業の近代化戦略に関する文書草案を承認した。この文書は、今後5年間の北朝鮮の軍事開発計画の基礎となるものとみられている。