
イランによるサウジアラビアの空軍基地への攻撃後、米国のE-3セントリーAWACS早期警戒管制機が破壊された(写真:Getty Images/OSINTdefender)
イラン革命防衛隊(IRGC)は、イラン軍がサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地を攻撃し、米国の偵察機1機を撃墜したと発表した。この偵察機は、先週末に行われた同基地への空爆で、他の複数の米軍機とともに撃墜された。プリンス・スルタン空軍基地は、サウジアラビアの首都リヤドの南東約96キロに位置する。
イラン革命防衛隊は3月29日、米軍の敵対行為への報復として、イラン軍がサウジアラビアの基地を標的とした攻撃を開始したと発表した。
イラン軍は弾道ミサイル6発とドローン29機を発射し、少なくとも15人のアメリカ兵が負傷、うち5人が重傷を負った。

(写真:PressTV)
アメリカの出版物「エア・アンド・スペース・フォース」は、プリンス・スルタン空軍基地でAWACS機が破壊されたと報じた。一方、オープンソース情報共有サイトであるOSINTdefenderは、ソーシャルメディアプラットフォームXに偵察機の損傷を示す写真を掲載した。写真には、尾部が銃撃を受けた痕跡が写っていた。イランのテレビ局PressTVも、サウジアラビアの基地で複数の航空機が破壊されたことを示す衛星画像を公開した。
米中央軍は、報道機関からの問い合わせに対し、E-3セントリーAWACS機の喪失についてコメントを拒否した。
公開されている飛行追跡データによると、これらの航空機のうち少なくとも6機がプリンス・スルタン空軍基地に駐機していた。この基地は過去1週間でイランから3回攻撃を受けている。

(写真:OSINTdefender)
イラン統合参謀本部の報道官、イブラヒム・ゾルファガール氏が、イラン国内での米軍地上作戦の可能性に対し厳しい警告を発したことで、中東情勢の緊張は高まり続けている。ゾルファガール氏はビデオ声明の中で、イラン軍は米軍の地上侵攻に対抗する準備ができていると述べた。また、米軍司令官や兵士に対し、イラン領内で侵略行為を行えば壊滅的な結果を招くと警告した。
この警告は、数千人の米海兵隊員と空挺部隊員が同地域に派遣されている最中に発せられた。