
スキーリゾート地クラン・モンタナにあるバー「ル・コンステレーション」の入り口。火災により40人が死亡した。(写真:AFP)
スイス当局は、元旦早朝に壊滅的な火災が発生したバー「ル・コンステレーション」が、2019年以降、火災安全検査を受けていなかったと発表した。この火災で40人が死亡し、その多くが18歳未満だった。
記者会見で、クラン=モンタナ議会のニコラ・フェロー議長は、施設の定期検査が欠如していたことを地元当局が「深く遺憾に思う」と述べ、司法判決に従って責任を負うことになるだろうと断言した。
条例により、地方自治体はバーなどの施設に対し、厨房など火災の危険性のある場所の評価を含む年次検査を実施する義務があります。しかし、現行法では天井の防音材の検査は義務付けられていません。このバーの防音フォームは以前は危険物とはみなされていませんでしたが、現在では火災の急速な延焼の一因となった疑いがあります。

クラン・モンタナ州政府指導者らが山火事に関する記者会見で発言(写真:EPA)
当局は、地方当局を刑事捜査の対象とするかどうかは裁判官が決定すると述べた。一方、警察はバーの経営者らを過失致死、過失放火、過失傷害の容疑で捜査している。
被害者の中には14歳という若さのティーンエイジャーも含まれており、この店での年齢確認について疑問が投げかけられている。被害者は合計15人で、年齢は14歳から39歳まで、18歳未満だった。
フェロー氏はまた、バーの経営陣の「無謀なリスクテイクの文化」を批判し、同じ経営陣が経営する別の店が事件後に閉店したと指摘した。
当初の情報によると、バーには2つの非常口があり、2階と地下にそれぞれ100人の客を収容できる規模だった。しかし、地下の出口が施錠されていた可能性があるとの報告を受け、捜査当局は12月31日夜の非常口の状態を解明しようとしている。
火災を受け、地元当局は密閉空間での花火の使用を禁止しました。火災はシャンパンボトルの中に仕込まれた線香花火から発生したとみられています。