ベネズエラに対する米軍攻撃を受けて、ベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領は1月6日、南米の国は現在完全に憲法に準拠した政府によって統治されており、外部からのいかなる干渉も拒否すると述べた。
デルシー・ロドリゲス暫定大統領は国営テレビで、国の運命を決定する正当な権利は現政権のみにあると強調した。ベネズエラ暫定大統領は、「外部勢力」がカラカス政府に影響を与えているという非難を全面的に否定し、米国からのいかなる脅威もベネズエラ国民の意志を屈服させることはできないと断言した。
この声明は、ドナルド・トランプ米大統領がデルシー・ロドリゲス氏に対し、ワシントンが「正しい」と考える行動を取らなければ「重い代償を払うことになる」と警告した後に発表された。また、1月6日には、ベネズエラ政府の支持者多数がカラカスでデモを行い、マドゥロ大統領夫妻の釈放を求めた。ベネズエラ内務省は、米国が国際法を重大に違反したと表明し、国際社会に対し声を上げるよう呼びかけた。

ドナルド・トランプ米大統領は2025年12月29日、フロリダ州のマール・アー・ラーゴ邸に滞在。(写真:AP通信)
一方、ベネズエラと米国は、ベネズエラ産原油20億ドル相当を米国に輸出することで合意した。この合意は、ドナルド・トランプ大統領の要求に対するカラカスの最初の回答と見られている。
発表された計画によると、トランプ大統領はクリス・ライト米国エネルギー長官に対し、上記の原油の受入れと輸送を早急に進めるよう指示した。すべての原油は、仲介業者や第三国を介さずに、専用タンカーで米国の荷揚げ港に直接輸送される。
トランプ大統領はソーシャルメディアプラットフォーム「Truth Social」において、石油輸出による収入の管理はベネズエラとアメリカの両国民に利益をもたらすことを意図していると述べた。現在、ベネズエラは数百万バレルの石油をタンカーや貯蔵庫に備蓄しており、2025年12月中旬に米国が禁輸措置を発動したため、輸出できない状態にある。今回の合意により、ベネズエラの国営石油会社は更なる減産を回避できると期待されている。