
ドナルド・トランプ米大統領(写真:AFP/ゲッティイメージズ)
ドナルド・トランプ米大統領の左手にできた新たなあざが、ここ数日、世間の注目を集めている。先週行われた一連の公の場で、79歳のトランプ氏は、数ヶ月前から目立っていた右手のあざに加え、左手にわずかな変色を伴って登場した。
この展開は、ホワイトハウスのこれまでの説明にさらなる疑問を投げかけるものとなった。ホワイトハウスは以前、トランプ氏の右手のあざは頻繁な握手とアスピリンの常用によるものだと主張していた。これらの要因は、皮膚にあざができやすくする可能性がある。しかし、一部の医療専門家は、トランプ氏が右利きであることを考えると、左手のあざは握手とは関係がないと主張する。
CNNの取材に応じた医療専門家は、この症状は良性で高齢者によく見られる可能性が高いと示唆しているが、大統領が自身の医療情報を完全に開示していないことで、国民の監視が強まる可能性があると指摘している。ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部の内科部長、ジェフリー・リンダー博士によると、ホワイトハウスのトップが常に国民の監視下にある状況では、軽微な症状でさえ容易に注目を集める可能性があるという。

ドナルド・トランプ米大統領は2025年12月28日、フロリダ州マール・アー・ラゴでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を出迎えた(写真:ゲッティイメージズ)
トランプ大統領がホワイトハウスに戻って以来、健康状態に関する疑問は高まっている。昨年夏、トランプ大統領の脚が腫れていることを示す画像が公開された後、ホワイトハウスはトランプ大統領が高齢者によく見られる慢性静脈不全症と診断されたと発表した。
左腕の新たなあざについて問われたホワイトハウスは、それ以上の説明を拒否した。報道官のキャロライン・リービット氏は、トランプ氏は毎日アメリカ国民と定期的に交流し、握手もしていると強調した。
一部の専門家は、アスピリンなどの血液凝固抑制剤の使用は、あざができやすくなる可能性があると指摘する一方で、大統領が服用している薬の開示における透明性にも疑問を呈している。ホワイトハウスはトランプ大統領の健康状態に関する憶測を否定する一方で、外部からの憶測に基づく発言を批判している。